登場人物・キャスト　七人の侍

七郎次(加東大介)

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七郎次は、野武士に襲われる村を守る7人の侍の1人である、映画「七人の侍」の登場人物。かつて勘兵衛の家臣として戦ったことがあり、勘兵衛は「古女房」と言っている。宿場町で物売りをしていたところを、農民を助けることになった勘兵衛と再会。内容を聞く前から協力を約束する。

村に到着すると、すぐに西に柵を作り始め、物見の野武士を見つけても落ち着くなど、優秀な姿を見せる。野武士が西を襲ってきた際には、農民たちと協力して追い払う。農民の万造が志乃に呼びかけた姿を偶然目撃したことから、志乃が女であることに気づく。最後まで生き残り、勘兵衛たちとともに村を去っていく。

・農民たちへの気づかいに長けており、農民たちに時の声を上げさせて士気を上げ、決戦前夜には自らが物見に立って農民たちを休ませる。だが、志乃を心配する万造を家に帰したことが、万造が志乃と勝四郎の関係を知ることにつながり、志乃に怒る万造をなだめる。

キャスト

七郎次を演じているのは、加東大介。当時43歳頃。多くの作品で脇役を演じた。同時期の出演作には、「浮雲」(1955)、「ここに泉あり」(1955)、「血槍富士」(1955)などがある。

七郎次「戦ほど走るものはないぞ。攻むる時も、退く時も走る。戦に出て走れなくなった時は、死ぬ時だ」

1:16:55頃村にやってきた侍たちは、野武士を迎える準備をする。かつて勘兵衛・・・の臣下だった七郎次は、侍たちとともに戦う村人に、戦における走ることの重要性を伝える。七郎次の言葉通り、野武士が襲ってきた時には、侍も農民も走り回る。・・・

人物 1 七人の侍

島田勘兵衛

俳優：志村喬島田勘兵衛は、野武士に襲われる農村農村を守る侍たちのリーダーである、映画「七人の・・・侍」の登場人物。負け戦ばかり戦い、腕を磨いて一国一城の主となることを夢見ているうちに白髪姿になったと語る。七郎次はかつての忠臣で、「古女房」と語っている。盗賊が赤ん坊を人質に小屋に立てこもったのを見て、剃髪して僧になりすまして近づき、盗・・・

人物 11 七人の侍

万造

俳優：藤原釜足万造は、壮年の農民である、映画「七人の侍」の登場人物。志乃の父。侍を探す4人のう・・・ちの1人。茂助とともに一足先に村に戻って、七人の侍がやって来ることを農民たちに告げる。娘の志乃の美しさを認識しており、当初から侍が志乃に目をつけることを心配している。7人の侍が村に来ることになり、嫌がる志乃の髪を無理やり切って男になりすまさ・・・

キーワード 2 七人の侍

侍

「七人の侍」は、戦国時代を舞台に、野武士の襲来に困り果てた農民が、村を守るために・・・侍を雇うという話である。雇うと言っても村には余裕がなく、提供できるものは白米を腹いっぱい食べさせることだけである。最初に農民から頼まれた侍の勘兵衛は一度断るものの、侍たちに白米を提供するために農民たちがヒエを食べていることを知り、引き受ける・・・

セリフ・名言 27 七人の侍