登場人物・キャスト　シャッターアイランド

ジョン・コーリー医師(ベン・キングズレー)

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ジョン・コーリーは、シャッターアイランドの院長である、映画「シャッターアイランド」の登場人物。失踪したレイチェルの捜索にやって来たテッドとチャックの応対をする。ロボトミー手術などの外科と薬物による治療が対立している精神医療の状況について語り、自らを患者との対話を重視して患者に自分の罪を認めさせる進歩派と述べる。自分のやり方が理解されず戦っていることも語る。

灯台でロボトミー手術が行われていると考えたテディを灯台で待ち受け、実はテディがシャッターアイランドの患者であること、治療としてテディの語る妄想通りに捜査をさせていたことを明かす。だが、その後にテディが再び妄想に陥った言動をするため、他の医師が主張するロボトミーを認めざるを得なくなる。

・南北戦争時に司令室として建てられたという豪華な部屋を院長室としている。壁には、精神病者にかつてほどこされた拷問や、汚物まみれで放置される精神病者の様子が描かれた絵がかけられている。

キャスト

ジョン・コーリーを演じているのは、イギリスの俳優である、ベン・キングズレー。公開時67歳頃。「シンドラーのリスト」(1993)、アカデミー主演男優賞を受賞した「ガンジー」(1982)などの出演作がある。同時期の出演作には、「プリンス・オブ・ペルシャ/時間の砂」(2010)、「ヒューゴの不思議な発明」(2011)などがある。

「シャッターアイランド」の関連項目

シーン 7 シャッターアイランド

告げられた真実を信じられないテディ

人体実験が行われていると聞いた灯台に向かったテディ。灯台の部屋には、コーリー医師・・・がいる。コーリー医師は、テディが2年間に渡って入院する患者で、薬の投与をやめたことから幻覚を見るようになったと説明する。さらに、テディの本名はアンドリュー・レディスであることを告げる。テディには信じられない。そこにチャックが姿を現し、実・・・

シーン 9 シャッターアイランド

怪物として生きるか、善良な人間として死ぬか

失踪した患者のレイチェルを探すためにシャッターアイランドにやって来たテディ。だが・・・医師から、レイチェルをめぐる物語はすべてテディの妄想であること、テディが暴力的なためにロボトミー手術が検討されていたこと、テディの妄想を本物として扱えば正気に戻る可能性があると考えたことを告げられる。自分をアンドリュー・レディスであることを・・・

セリフ・名言 1 シャッターアイランド

コーリー医師「正気でいるというのは選択できるものではない。思い込んだら克服できない」

0:13:35頃レイチェルという名の収容者が失踪した事件を捜査する、連邦保安官・・・のテディ。精神病の施設を自宅と思い込んでいたというレイチェルのことを「信じられない」と語るテディに対し、コーリー医師が語る言葉。・・・

キーワード 2 シャッターアイランド

シャッターアイランド、アッシュクリフ精神病院

「シャッターアイランド」の舞台となるのは、ボストン沖にある孤島（通称「シャッタ・・・ーアイランド」）にある、アッシュクリフ精神病院である。シャッターアイランドは断崖絶壁に囲まれており、船が着けるのは1つだけ存在する桟橋のみである。アッシュクリフ精神病院には、他では対応しきれない重症患者が入院している。テディによると、非米・・・

キーワード 4 シャッターアイランド

精神医療

「シャッターアイランド」の時代設定は1954年で、当時の精神医療の状況について・・・コーリー医師が説明をするシーンがある。ロボトミー手術などの外科手術と薬の服用による治療の主張が対立している中、コーリー医師は患者との対話を重視する治療を主張している。だが、コーリー医師の主張の支持者は少ないという。嵐によって施設の機能がスト・・・