登場人物・キャスト インクレディブル・ハルク
ブルース・バナー/ハルク(エドワード・ノートン)
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The Incredible Hulk (2008) Official Trailer - Edward Norton, Liv Tyler Movie HD
ブルース・バナーは、ガンマ線を浴びたことによって緑色の大男(ハルク)に変身するようになってしまった人物である、映画「インクレディブル・ハルク」の登場人物。もともとはカルバー大学の科学者で、陸軍のロス将軍からの依頼により、ロス将軍の娘であるベティとともにガンマ線の研究をしていた。自らが被験者となった実験でガンマ線を浴びたことにより、脈拍が200を超えるとハルクに変身するようになってしまう。「ハルク(廃船)」の名称は、テレビのインタビューを受けた学生が名づけたもの。
ベティやロス将軍を傷つけてしまったことから姿を消し、ブラジルのリオデジャネイロで感情をコントロールして脈拍を抑える方法を学ぶ。また、協力者のミスター・ブルーとチャットでやりとりをし、血液を送って調べてもらうなど治療法を探している。だが、解毒剤の開発のために、カルバー大学にある実験データが必要と分かる。
リオデジャネイロではガラナ・ソーダの工場に勤めており、手を切った血がソーダに混じったことから、出荷元を調べたロス将軍の部隊に追われる。ハルクに変身して逃げ、気づくとグアテマラにいる。グアテマラからメキシコを経由し、カルバー大学に向かい、知人でイタリア料理店を経営しているスタンリーの元に身を寄せる。大学に潜入するが、実験データは消されている。
スタンリーの店で、かつての恋人で研究の協力者だったベティに姿を見られる。ベティとベティの恋人の家に泊めてもらい、ベティが軍から隠し持っていた実験データの入ったUSBメモリを受け取る。翌日、バス停に向かうためにカルバー大学をベティと歩いているところを、ベティの恋人が軍に通報したために、ロス将軍の部隊に襲われる。ハルクに変身し、軍が開発した特殊な血清を打たれて能力が増強したブロンスキーを倒す。また、近寄ってきたベティを、ガンシップの機関銃から体を張って守る。
ベティを連れて洞窟に逃げる。一晩たつと元の姿に戻り、ベティとともにミスター・ブルー=サミュエル・スターンズのいるニューヨークのグレイバーン大学に向かう。スターンズが開発した解毒剤を打ってもらい、効果を実感する。だが、スターンズとのやりとりが傍受されていたことから、ロス将軍の手下によって捕らえられ、ヘリで護送される。
ブロンスキーが怪物アボミネーションとなって暴れるのを知り、ハルクとなって止めることを決意。ベティに別れを告げてヘリから飛び降りる。ハルクとなってアボミネーションと対決し、チェーンで首を絞めて殺そうとするものの、ベティに言われて手を止め、取り囲む人々の前から姿を消す。その後、カナダのブリティッシュコロンビア州の森の小屋で、トレーニングを積みながら1人で過ごす。ハルクとして覚醒しても人間の姿を保つことができるようになっている。
・脈拍数を把握するために、腕には脈拍計をつけている。ハルクに変身して巨大化したために、リオデジャネイロでつけていた脈拍計はちぎれてどこかへ行ってしまう。その後、再会したベティが買ってくれる。ベティと体を重ねようとするものの、脈拍が200を超えてしまいそうになるため、途中で断念する。
・ハルクに変身すると、ほとんど意識がない。だが、ベティを守るなど、完全に理性を失った状態ではない。皮膚は緑色となり、巨大化する。巨大化する際に服が破れてしまうため、腰の部分がゴムでなるべく伸びるズボンを履いている。
キャスト
ブルース・バナー/ハルクを演じているのは、アメリカの俳優であるエドワード・ノートン。公開時39歳頃。「ファイト・クラブ」(1999)や、アカデミー主演男優賞にノミネートされた「アメリカン・ヒストリーX」(1998)などでも知られる。同時期の出演作には、「プライド&グローリー」(2009)などがある。
監督のルイ・レテリエはマーク・ラファロを希望したという。そのラファロは、以後のマーベル・シネマティック・ユニバース作品でブルース・バナー役を演じることになる。
関連項目
セリフ・名言 2
インクレディブル・ハルク
0:22:40頃
ロス将軍率いるアメリカ陸軍の兵士に追われるブルース。運の悪いこ・・・とに、仲の悪い工場の同僚に出くわしてしまい、職場のジュース工場に連れて来られる。脈拍が200を超えるとハルクに変身してしまうブルースが、男たちにかける言葉。男たちは意に介さないが、それを後悔するようなことが起こる。・・・
セリフ・名言 7
インクレディブル・ハルク
1:06:30頃
かつて恋人だったブルースとベティ。2人はモーテルで体を重ねよう・・・とする。だが、ベティが買ってきてくれた脈拍計の数値が上がってしまう。ブルースの脈拍が200を超えてハルクに変身してしまう危険性があるため、2人は断念するのだった。・・・
セリフ・名言 9
インクレディブル・ハルク
1:10:50頃
解毒剤を求めて、協力者であるミスター・ブルー=サミュエル・スタ・・・ーンズのいるニューヨークに向かうベティとブルースのやりとり。誰よりもガンマ線に汚染された血液の恐ろしさを知っているブルースは、なんとかして解毒剤を手に入れたいと考えている。・・・
セリフ・名言 10
インクレディブル・ハルク
1:12:20頃
ミスター・ブルー=サミュエル・スターンズに会うためにニューヨー・・・クにやって来たブルースとベティのやりとり。地下鉄に乗る方が早いが、地下で脈拍が上がってハルクになることを考えて、2人はタクシーに乗ることにする。・・・
セリフ・名言 11
インクレディブル・ハルク
1:12:55頃
地下鉄よりもタクシーの方が安全と考えたブルースとベティ。だが、・・・タクシー運転手の運転は荒く、ブルースはタクシーの中で呼吸を整えるのに必死だった。タクシーから降りて運転手に悪態をつくベティは、誰よりも興奮していた。・・・
セリフ・名言 16
インクレディブル・ハルク
1:31:55頃
アボミネーションとなったブロンスキーが暴れていることを知ったブ・・・ルースは、ハルクに変身して戦うことを決意する。ヘリコプターから飛び降りることで、脈拍が上がってハルクに変身するはずだったが、なかなか脈拍は上がらない。ブルースのままに地面にぶつかりそうになったブルースの一言。・・・
セリフ・名言 17
インクレディブル・ハルク
1:39:15頃
アボミネーションは、ロス将軍が中にいるヘリコプターに、チェーン・・・の先についたコンクリートの塊を振り下ろそうとする。だが、ハルクはビルの屋根に衝撃を与えてアボミネーションの足場を壊す「ハルク・スマッシュ」を使って、アボミネーションのバランスを崩す。・・・
その他の「インクレディブル・ハルク」の登場人物・キャスト
人物 2
インクレディブル・ハルク
俳優:リヴ・タイラー
エリザベス・“ベティ”・ロスは、細胞生物学の学者である、映画「インクレディブル・・・・ハルク」の登場人物。陸軍のサディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍の娘。時折、メガネをかける姿を見せる。かつてカルバー大学で、ロス将軍からの依頼によって、恋人でもあったブルース・バナーとともにガンマ線の研究に従事していた。ブルースが被験者と・・・
人物 3
インクレディブル・ハルク
俳優:ティム・ロス
エミル・ブロンスキーは、イギリス海兵隊の兵士である、映画「インクレディブル・ハル・・・ク」の登場人物。39歳。ロシア生まれの人物で、最強の兵士と称されている。アメリカ陸軍のロス将軍の部隊に派遣される。自らを戦士と考えており、ハルクの存在を知り、自分も同じように強くなりたいと考えるようになる。
ロス将軍の部隊とともに、ブラジ・・・
人物 4
インクレディブル・ハルク
俳優:ウィリアム・ハート
サディアス・“サンダーボルト”・ロスは、アメリカ陸軍の将軍である、映画「インクレ・・・ディブル・ハルク」の登場人物。兵士の肉体を強化して能力を増強させるスーパーソルジャー計画を再開させ、計画の詳細は明かさずに、娘のベティやベティの恋人でもあったブルース・バナーにガンマ線の研究をさせていた。ブルースが被験者となった実験によって・・・
人物 5
インクレディブル・ハルク
俳優:ティム・ブレイク・ネルソン
サミュエル・スターンズは、グレイバーン大学の研究者である、映画「インクレディブル・・・・ハルク」の登場人物。研究熱心で、リスクを考えるよりも好奇心の方が強いと自ら語っている。研究のことになるとテンションが高く、饒舌になる。「ミスター・ブルー」の名前で、ブラジルにいるブルースとチャットでやりとりをし、花で薬をつくるなど治療の糸・・・
人物 6
インクレディブル・ハルク
俳優:タイ・バーレル
レナード・サムソンは、ベティの新しい恋人の心理学者である、映画「インクレディブル・・・・ハルク」の登場人物。スタンリーからは「いいやつ」と評されている。ベティと再会したブルースのことを軍に通報するが、ベティが危険にさらされる様子を目撃し、ベティの父であるロス将軍を面と向かって批判する。・・・