登場人物・キャスト インクレディブル・ハルク

サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍(ウィリアム・ハート)

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サディアス・“サンダーボルト”・ロスは、アメリカ陸軍の将軍である、映画「インクレディブル・ハルク」の登場人物。兵士の肉体を強化して能力を増強させるスーパーソルジャー計画を再開させ、計画の詳細は明かさずに、娘のベティやベティの恋人でもあったブルース・バナーにガンマ線の研究をさせていた。ブルースが被験者となった実験によって、ブルースがハルクとなった時にケガを負わされる。

実験結果を「ある意味で成功」と認識しており、スーパーソルジャーを成功させるために、ブルースの血液が必要と考えている。ブルースを「軍の所有物」と語り、ブルースの行方を追っている。ガンマ線に汚染されたガラナ・ジュースがアメリカで見つかったことから、製造元のリオデジャネイロにブルースがいることを突き止める。部隊とともにリオデジャネイロに向かう。ブルースの血液が必要なため、部隊には生け捕りにするように命じる。だが、ハルクに変身したブルースを取り逃がす。

ハルクの姿を見た兵士のブロンスキーから事情を聞かれ、スーパーソルジャー計画について話す。肉体の強化を希望するブロンスキーに血清を投与する。その後、ベティの恋人の通報によって、ブルースをカルバー大学で追いつめる。ハルクに変身したブルースを音波砲で追いつめるものの、結局は逃げられてしまう。

ブルースと協力者であるミスター・ブルーのやりとりを傍受し、ミスター・ブルーの正体であるスターンズ博士のいるグレイバーン大学に向かい、ブルースの捕獲に成功。一緒にいたベティも捕らえ、ヘリコプターで護送する。護送の途中で、ブロンスキーが怪物アボミネーションとなって町で暴れていることが分かり、ハルクとなって戦うブルースをヘリからの機銃掃射で援護する。だが、アボミネーションにヘリにしがみつかれ、ビルの上に不時着する。

ハルクはいなくなり、ブロンスキーがアボミネーションとなってしまい、スーパーソルジャー計画は失敗に終わる。バーでやけ酒を1人で飲んでいるところにトニー・スタークが姿を見せ、チームを編成中であるという話を聞く。

・ブルースの体が変異して姿を消したことの責任を問う娘のベティとは不仲となっている。ベティの新しい恋人のサムソンに「娘を第一に考えている」と話す一方で、「ブルースの味方をするなら(ベティは)逃亡幇助だ」と述べる姿を見せる。サムソンからは娘に対する姿勢を責められる。だが、機銃掃射でベティが危険にさらされそうになった時には、急いで攻撃をやめさせようとする姿も見せるなど、娘を愛していることが描かれている。

キャスト

サディアス・“サンダーボルト”・ロス将軍を演じているのは、アメリカの俳優であるウィリアム・ハート。公開時58歳頃。アカデミー主演男優賞を受賞した「蜘蛛女のキス」(1985)などでも知られる。同時期の出演作には、「バンテージ・ポイント」(2008)、「Mr.ブルックス 完璧なる殺人鬼」(2007)などがある。

関連項目

セリフ・名言 4 インクレディブル・ハルク

ロス将軍「そして、悪い結果をもたらした。いい結果だったとも言えるがな」

0:32:55頃 ブロンスキーに、ブルース・バナーに何が起こったかを説明するロス・・・将軍。ブルースは、ガンマ線の実験で自ら被験者となり、血液がガンマ線で汚染されたことにより、怪力の生物に変身してしまうようになったのだった。そのことについて、ロス将軍の言葉。・・・
セリフ・名言 6 インクレディブル・ハルク

レナード「どうしてベティがあなたのことを話さないのか不思議だった。だが、今は分かる」

0:58:30頃 ベティの新しい恋人であるレナードは、ブルースが姿を現したことを・・・軍に通報していた。陸軍のロス将軍は、ハルクとなって娘のベティを連れたブルースを取り逃がす。そのあとの、ロス将軍とレナードのやりとり。レナードは通報したことを後悔している。・・・
セリフ・名言 18 インクレディブル・ハルク

トニー「お聞きください。我々とチームを編成しましょうと言ったら?」

1:44:40頃 「インクレディブル・ハルク」の最後のセリフ。ブロンスキーは怪物・・・アボミネーションとなってしまい、ハルクには逃げられる。スーパーソルジャー計画が失敗に終わってやけ酒を飲むロス将軍の前に、「アイアンマン」として活躍するトニー・スタークが姿を見せるのだった。・・・
キーワード 4 インクレディブル・ハルク

血液、血清、解毒剤、スーパーソルジャー計画、ガンマ線

「インクレディブル・ハルク」は、アメリカ陸軍のロス将軍が、第二次大戦中に中止とな・・・っていた、兵士の能力を増強する「スーパーソルジャー計画」を再開させたことが物語の発端となる。ロス将軍は、目的を伝えずに、ブルースや娘のベティにガンマ線の研究を行わせる。自らを被験体としてガンマ線を浴びる実験を行ったブルースは、血液がガンマ線・・・
キーワード 7 インクレディブル・ハルク

ヘリコプター

グレイバーン大学で捕らえられたブルースは、ベティとともにロス将軍の乗るヘリコプタ・・・ーで護送される。だが、ニューヨークの街中でアボミネーションが暴れていることが分かり、ヘリはニューヨークに戻る。アボミネーションを止めるためにはハルクになるしかないと考えたブルースは、ヘリから落ちて脈拍を上げ、ハルクに変身する。 ヘリコプタ・・・

その他の「インクレディブル・ハルク」の登場人物・キャスト

人物 5 インクレディブル・ハルク

サミュエル・スターンズ

俳優:ティム・ブレイク・ネルソン サミュエル・スターンズは、グレイバーン大学の研究者である、映画「インクレディブル・・・・ハルク」の登場人物。研究熱心で、リスクを考えるよりも好奇心の方が強いと自ら語っている。研究のことになるとテンションが高く、饒舌になる。「ミスター・ブルー」の名前で、ブラジルにいるブルースとチャットでやりとりをし、花で薬をつくるなど治療の糸・・・
人物 6 インクレディブル・ハルク

レナード・サムソン

俳優:タイ・バーレル レナード・サムソンは、ベティの新しい恋人の心理学者である、映画「インクレディブル・・・・ハルク」の登場人物。スタンリーからは「いいやつ」と評されている。ベティと再会したブルースのことを軍に通報するが、ベティが危険にさらされる様子を目撃し、ベティの父であるロス将軍を面と向かって批判する。・・・
人物 7 インクレディブル・ハルク

キャスリーン・スパー

俳優:クリスティナ・カボット キャスリーン・スパーは、アメリカ陸軍の少佐である、映画「インクレディブル・ハルク・・・」の登場人物。ロス将軍を補佐する役割を担っている。グレイバーン大学では、ブルース捕獲後にスターンズから事情を聞いている時に、ブロンスキーによって殴り倒される。・・・
人物 8 インクレディブル・ハルク

スタンリー

俳優:ポール・ソールズ スタンリーは、イタリア料理の店主である、映画「インクレディブル・ハルク」の登場人・・・物。以前からブルースやベティと知り合いだった。アメリカに戻ってきたブルースが現れた際には、家に泊めてやるなど便宜を図ってやる。新しい恋人のレナードと訪れたベティがブルースの姿を目撃した際には、事情を話す。・・・
人物 9 インクレディブル・ハルク

マルティナ

俳優:デボラ・ナシメント マルティナは、リオデジャネイロのガラナ・ジュース工場で働く女性である、映画「イン・・・クレディブル・ハルク」の登場人物。工場で働くブルースに好意を抱いている。ガラの悪い同僚にからまれた時には、ブルースに助けてもらう。・・・
ストーリー インクレディブル・ハルク

ストーリー・あらすじ紹介

インクレディブル・ハルクのストーリー・あらすじ紹介。
セリフ・名言 インクレディブル・ハルク

セリフ紹介

インクレディブル・ハルクのセリフ紹介。
音楽 インクレディブル・ハルク

音楽紹介

インクレディブル・ハルクの音楽紹介。
キーワード インクレディブル・ハルク

キーワード紹介

インクレディブル・ハルクのキーワード紹介。
  • 作品

アメリ

公開年 2001年
製作国 フランス
監督  ジャン=ピエール・ジュネ
出演  オドレイ・トトゥ、マチュー・カソヴィッツ、ドミニク・ピノン、ヨランド・モロー、ジャメル・ドゥブーズ
  • 作品

時計じかけのオレンジ

公開年 1971年
製作国 イギリス、アメリカ
監督  スタンリー・キューブリック
出演  マルコム・マクダウェル、パトリック・マギー、マイケル・ベイツ
  • 作品
  • 8.14

レ・ミゼラブル

公開年 2012年
製作国 イギリス、アメリカ
監督  トム・フーパー
出演  ヒュー・ジャックマン、ラッセル・クロウ、アン・ハサウェイ、アマンダ・サイフリッド
  • 作品

シザーハンズ

公開年 1990年
製作国 アメリカ
監督  ティム・バートン
出演  ジョニー・デップ、ウィノナ・ライダー
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  • 8.38

ルパン三世 カリオストロの城

公開年 1979年
製作国 日本
監督  宮崎駿
出演  (声)山田康雄、増山江威子、小林清志、井上真樹夫、納谷悟朗、島本須美、石田太郎
  • 作品

007/カジノ・ロワイヤル

公開年 2006年
製作国 イギリス、アメリカ
監督  マーティン・キャンベル
出演  ダニエル・クレイグ、エヴァ・グリーン、マッツ・ミケルセン、ジュディ・デンチ
作品一覧