登場人物・キャスト　ラストサムライ

サイモン・グレアム(ティモシー・スポール)

重要な部分に触れている場合があります。

サイモン・グレアムは、オールグレンの通訳を務める、映画「ラストサムライ」の登場人物。もともとはイギリスの貿易使節団として日本にやって来たが、正直すぎる性格からクビになったと語る。いつか本を執筆したいと考えている。

来日したオールグレンたちの通訳を務め、天皇への謁見の際にはおじぎの仕方といった作法を教える。オールグレンが勝元に捕らえられた後には、カメラマンとして生活しているようで、舞妓の写真を撮影する様子が描かれている。

東京で解放されたオールグレンに頼まれて、東京の屋敷で謹慎する勝元の元に向かう。写真を撮影するように命じられたと護衛に話し、怪しむ護衛にオールグレンがアメリカ大統領であるとウソをつき、オールグレンとともに屋敷に入り込む。その後は勝元の村に同行し、勝元の軍と政府軍の戦いを見守る。オールグレンからは「本を書く時の参考に」と、村にいた時のことをオールグレンが書きとめたノートをもらう。戦いの後のオールグレンの天皇への謁見も見守る。

オープニングとラストはグレアムのナレーションであり、映画全体がグレアムの書いた本の内容のようになっている。ラストでは、グレアムの願望として、その後の消息がわからないオールグレンが、勝元の村に戻り、たかと再会する姿が描かれている。

・人好きのする明るい性格だが、来日したばかりのオールグレンに対してインディアンについての軽口をたたいた時には、どのようにしてインディアンが頭の皮をはぐか説明するオールグレンに脅される。

キャスト

サイモン・グレアムを演じているのは、イギリスの俳優であるティモシー・スポール。公開時46歳頃。同時期の出演作には、ピーター・ペティグリューを演じた「ハリー・ポッターとアズカバンの囚人」(2004)のほか、「レモニー・スニケットの世にも不幸せな物語」(2004)、「ディケンズのニコラス・ニックルビー」(2002)などがある。

「ラストサムライ」の関連項目

セリフ・名言 1 ラストサムライ

グレアム（ナレーション）「日本は剣から作られたと言われている」

0:00:25頃「ラストサムライ」の最初のセリフ。このあとオールグレンと出会・・・い、オールグレンの手記を託されることになるグレアムの言葉。グレアムは、オールグレンや“最後の侍”である勝元の最後の戦いをその目で目撃するのだった。・・・

セリフ・名言 5 ラストサムライ

グレアム「すぐにクビになったよ。誰も本心を口にしないこの国で、私は残念ながらすぐに本当のことを言ってしまうようだ」

0:12:30頃日本に到着したオールグレンを待っていたのは、イギリス人のグレア・・・ムだった。グレアムは自分の素性をオールグレンに話す。またグレアムは、日本人が本音を表に出さない点についても触れる。このあと勝元に捕らえられたオールグレンは、たかという名の女性の本音に気づかず、親切な人物だと感じるのだった。・・・

セリフ・名言 19 ラストサムライ

グレアム「この方を知らないのか？この方はアメリカ合衆国の大統領だぞ！」

1:34:30頃東京の自宅で謹慎させられた勝元を助けるために、オールグレンはグ・・・レアムに協力してもらう。グレアムは大村の命令で写真を取りに来たと語り、止める護衛にオールグレンがアメリカ大統領であるとウソをつくのだった。・・・

セリフ・名言 34 ラストサムライ

グレアム（ナレーション）「こうして侍の時代は終わった」

2:22:50頃「ラストサムライ」の最後のセリフ。オープニングと同様に、オー・・・ルグレンを知るグレアムのナレーションで「ラストサムライ」は終わる。そして、グレアムの望むように、オールグレンが勝元たちと過ごした村に姿を見せて映画は終わる。・・・

人物 1 ラストサムライ

ネイサン・オールグレン

俳優：トム・クルーズネイサン・オールグレンは、日本にやって来る元アメリカ陸軍大尉である、映画「ラスト・・・サムライ」の登場人物。南北戦争に従軍し、ゲティスバーグの戦いでは名誉勲章を与えられる活躍を見せた。だが、女性と子どもしかいないインディアンの村の虐殺に参加したことが心の傷となっており、オールグレンの反対を聞き入れずに虐殺を指揮した、ベンジ・・・