登場人物・キャスト　きみに読む物語

ノア・カルフーン(ライアン・ゴズリング)

重要な部分に触れている場合があります。

The Notebook Deleted Scene - Nobody Else For Me (2004) - Ryan Gosling, Rachel McAdams Movie HD

ノア・カルフーンは、材木工場で働く青年である、映画「きみに読む物語」の登場人物。アメリカ南部のシーブルックに父と2人で住んでいる。幼い時は吃音の持ち主だったが、詩を朗読することで克服した。その影響で今でも詩の朗読を続けており、ホイットマンがお気に入りの詩人。材木工場で働いており、時給は40セント。同僚のフィンと親しい。物静かな面がある一方で、アリーとの恋愛では情熱的な面も見せる。

1940年6月6日。カーニバルで遊ぶアリーに一目ぼれをする。声をかけても相手にされないが、何とかデートの約束を取りつけるために、アリーが男性と乗る観覧車に飛び乗り、観覧車のポールにぶら下がる。デートの約束をしてくれないと落ちてしまうとアリーに話し、落ちるのを心配するアリーとデートの約束を取りつける。だが、約束は守られない。

友人のフィンの計らいで、フィン、サラ、アリーと映画を見に行く。アリーと2人で歩いて帰る途中で、道路に横になりながらアリーの好きなことを聞き、路上でダンスを踊る。このことがきっかけでアリーとつき合うようになる。ビーチではしゃぐなど楽しい時間を過ごすものの、裕福なアリーの両親からは気に入られていない。

アリーがニューヨークの大学に進学する夏休みの終わりが近づいたある夜、大きな廃屋にアリーを連れていき、いつか廃屋を買い取って改築し、アリーのアトリエも作ると約束する。アリーと体を重ねようとしたところで、屋敷にやってきたフィンからアリーの両親が捜索願いを出したことを聞く。アリーを家に連れて行き、アリーの母親が自分をクズ扱いするのを聞く。アリーのことを考えて別れを切り出し、アリーとケンカになる。

翌日、アリーが去ってしまったことを知り、アリーに毎日手紙を書くが返事は来ない。365日に渡り手紙を書き続けたあと、アリーのことを諦めてフィンとアトランタに向かう。第二次大戦に従軍し、フィンを戦闘で失う。除隊してシーブルックに戻り、アリーが男性とキスをするところを町で目撃。父親が買ってくれた廃屋を改築すればアリーが戻ってくると考えるようになる。一方で、戦争で夫を失ったマーサと体だけの関係を持つ。

改築を完了したニュースを新聞で見たアリーの訪問を受け、アリーとロンの婚約を聞く。アリーを多くの白鳥のいる川に連れて行き、湖で大雨に打たれる。びしょぬれになったアリーから手紙を書かなかったことを責められるが、365通の手紙を書いたことを説明し、アリーと激しく愛し合う。そして、改築した屋敷にアリーとの約束だったアトリエを作ったことを教える。

母親に説得されたアリーからロンの元に戻ると言われてケンカとなり、自分はアリーのことをずっと一緒にいたいこと、アリー自身がどうしたいかを考えて決めるように話す。いったんは車でロンの元に向かったものの再び荷物を持って戻って来たアリーと結婚し、ともに人生を歩む。

・アリーとは何もかもが正反対で、ケンカも多い。そのために一緒に生きていくのは大変なことを理解しながらも、一緒に生きていきたいとアリーに訴える。

キャスト

ノア・カルフーンを演じているのは、カナダの俳優であるライアン・ゴズリング。公開時24歳頃。本作で注目を集めた。同時期の出演作には、「16歳の合衆国」(2004)、「ステイ」(2005)などがある。

「きみに読む物語」の関連項目

シーン 1 きみに読む物語

「君が鳥なら、僕も鳥だ」

1940年6月6日、カーニバルで見かけたアリーにノアは一目ぼれする。アリーの乗る・・・観覧車に飛び乗って無理やりデートの約束をしたノアだったが、後日アリーはデートの約束をなかったことにする。「君が望むものなら何にだってなる」と語り、アリーと親しくなろうとするノア。友人たちの計らいで一緒に映画を見たノアとアリーは、車道で寝転が・・・

シーン 2 きみに読む物語

ケンカ別れ

1940年の夏、シーブルックで出会ったノアとアリーは恋に落ちる。何もかも正反対な・・・ノアとアリーだったが互いに愛し合う。だが、夏の終わりが来たら、メアリーはニューヨークの大学に進学して離ればなれとなってしまうことが分かっていた。ある夜、ノアはアリーを川べりの大きな廃屋に連れて行く。そこで初めて体を重ねようとした2人だったが・・・

シーン 3 きみに読む物語

びしょぬれのキス

ノアとアリーが別れてから7年が経過していた。戦地から戻ってきたノアは、アリーとの・・・思い出の廃屋を改築すればアリーが戻ってくるという考えに囚われる。一方のアリーは、ロンという男性と婚約し、結婚式を間近に控えていた。ある日、新聞で廃屋を改築したノアの写真を見つけたアリーは、気持ちの整理をつけるためにノアの元を訪れる。ノア・・・