登場人物・キャスト ターミネーター
ターミネーター(アーノルド・シュワルツェネッガー)
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VIDEO
The Terminator (1984) Official Trailer - Arnold Schwarzenegge Movie
ターミネーターは、サラ・コナー殺害を任務としたサイボーグである、映画「ターミネーター」の登場キャラクター。人間と戦争をしている機械の中枢コンピューターである「スカイネット」によって制作された。骨格などの内部は金属で、コンピューター制御されているが、外面は人間と同じ細胞を持つ。そのため、血を流し傷も負うが、痛みは感じない。2028年の未来から、人間側の指導者であるジョン・コナーの存在を消すために、母親であるサラ・コナーをジョンの出産前に殺すことを使命に、1984年のロサンゼルスにタイムマシンで送られてくる。 タイムマシンが送れるのは生体のみのため、裸の状態で姿を現す。近くにいたパンクの男から服を奪い、銃砲店でショットガンやマシンガンを手に入れ、電話帳で調べた住所を頼りにサラ・コナー殺害に向かう。電話帳には3人のサラ・コナーの名前があり、目的のサラ以外の2人を殺害。目的のサラの自宅を襲い、ルームメイトのジンジャーと恋人のマットを殺害する。家にかかってきたサラからの留守番電話のメッセージを聞き、サラのいるダンスクラブに向かう。 ダンスクラブでサラに銃口を向けるが、サラを守るために未来から送られてきたカイル・リースに邪魔をされる。カイルがガソリンを引火させた炎に包まれ、髪が焼けて短く縮れ、眉毛も焼けてなくなる。また、その後のカーチェイスによる壁への衝突などにより、右腕と左目を損傷する。いったん追跡をやめ、右腕を修理する。眼球の組織を取り出した左目が機械の赤いライトが見える状態となったため、サングラスをかけて隠す。 サラのいる警察署を襲い、多くの警官を殺害するが、サラには逃げられる。サラのアドレス帳から母親を襲い、母親にかかってきたサラの電話からモーテルにいることを突き止める。モーテルから逃げるサラとカイルを、タンクローリーで追う。タンクローリーを爆弾で爆破されて炎に包まれて倒れるが、燃えたのは外面だけで、骨格のみの姿となって再びサラを追う。工場に逃げ込んだサラを追うが、カイルによって爆弾で爆破されてバラバラになる。それでも上半身だけでサラを追うものの、プレス機で押しつぶされて動きを止める。 ・電話帳を調べる、サラのアドレス帳を調べるなど、高い知性を持つ。一方で、感情は持たず、目的遂行のために邪魔なものを排除するために多くの人々を殺す。また、警察署の入り口に車で突っ込む大胆な行動も取る(この時に有名な「I’ll be back(また戻ってくる)」のセリフが初登場する)。声色を変える能力があり、警官の声で無線に応答したり、サラの母親の声でサラから居場所を聞き出したりする。 ・武器に詳しく、アラモ銃砲店では必要なライフルやマシンガンなどを具体的に頼む。だが、「フェイズド・プラズマ・ライフル 40ワットレンジ」という未来の武器も求めてしまい、店主に「ない」と言われてしまう。 ・「ターミネーター」のキャラクターは、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート)が2003年に選出した悪役ベスト100の22位に選ばれている。ちなみに、同じキャラクターでヒーローの48位(「ターミネーター2」にて)にも選ばれている。
キャスト
ターミネーターを演じているのは、アメリカの俳優であるアーノルド・シュワルツェネッガー。当時37歳頃。同時期の出演作には、「キング・オブ・デストロイヤー/コナンPART2」(1984)、「レッドソニア」(1985)、「コマンドー」(1985)などがある。 監督のジェームズ・キャメロンは細身な人物を想定しており、ランス・ヘンリクセン(刑事役で出演)やO・J・シンプソンが候補だった。だが、カイル役を希望するシュワルツェネッガーと会って考えを変え、シュワルツェネッガーをターミネーター役に決める。 シュワルツェネッガーにとっては、「コナン・ザ・グレート」(1982)といった筋肉を売りにした作品のヒットで知られてはいたものの、「ターミネーター」役のインパクトによってスターとしての地位を確立した。当時のシュワルツェネッガーは英語が上手ではなかったが、片言の英語がサイボーグ役に合っていた。 ・他にも、メル・ギブソンやシルベスター・スタローンも候補だったという。
関連項目
セリフ・名言 2
ターミネーター
0:05:35頃
サイボーグのターミネーターは、タイムマシンで未来から1984年・・・ にやって来た。タイムマシンは生体しか移動できないため、ターミネーターは裸だった。筋骨隆々とした大男を、3人のパンクの男が茶化す。サイボーグのターミネーターは言語能力が人間よりは劣るが、パワーは圧倒的だった。・・・
セリフ・名言 6
ターミネーター
0:42:50頃
ターミネーターに命を狙われるサラに、事情を説明するカイル。だが・・・ 、サラはすぐに信じることができない。そんなサラに、カイルはターミネーターの恐ろしさを説明する。カイルの言葉が本当であることは、ターミネーターが証明してくれる。・・・
セリフ・名言 9
ターミネーター
0:57:30頃
警察に捕らえられたカイルが事情を説明するものの、犯罪心理学者の・・・ シルバーマンはカイルの妄想だと考えている。そのことに気づいたカイルは、いら立ちをぶつける。カイルの言葉が本当であることは、このあとすぐに証明される。・・・
セリフ・名言 10
ターミネーター
0:59:15頃
サラのいる警察署にやって来たターミネーターだが、受付の警官に待・・・ つように言われる。ターミネーターは警察署の入り口のサイズを確認し、「また戻ってくる」と言い残していったん去るが、すぐに車で突っ込んで来る。
「また戻ってくる(I’ll be back)」は、AFI(アメリカン・フィルム・インスティチュート・・・
セリフ・名言 12
ターミネーター
1:14:10頃
サラを守るカイルの攻撃によって、火を浴びたり車で壁にぶつかった・・・ りしたターミネーターの肉体は傷ついている。ホテルの一室で修理を行うターミネーターだが、肉体が腐る臭いが部屋の外まで広がっている。声をかけてきた掃除夫に対し、ターミネーターはモニターに表示された候補から選んで答える。「うせろ、クソ野郎(Fuc・・・
セリフ・名言 14
ターミネーター
1:27:15頃
サラとカイルを追うターミネーターだが、タンクローリーにひかれて・・・ しまう。様子を見に行ったタンクローリーの運転手を待つ助手席の男。だが、戻ってきたのは、顔の半分がむき出しの金属になっている謎の大男だった。「降りろ」と言われた男は、大急ぎで降りる。・・・
その他の「ターミネーター」の登場人物・キャスト
人物 2
ターミネーター
俳優:リンダ・ハミルトン
サラ・コナーは、ターミネーターに命を狙われる女性である、映画「ターミネーター」の・・・ 登場キャラクター。機械と人類の戦争で、人類側のリーダーとなるジョン・コナーの母親。そのため、ジョン・コナーの存在を消すことを使命とするターミネーターに命を狙われ、サラを助けるために未来からやってきたカイルによって守られる。突然の出来事に当初・・・
人物 3
ターミネーター
俳優:マイケル・ビーン
カイル・リースは、サラ・コナーをターミネーターから守るために未来からやって来た男・・・ である、映画「ターミネーター」の登場人物。2028年からやって来た。未来では、技術部の軍曹でIDはDN38416。核戦争後に廃虚で育ち、機械側の兵器と戦っている。体には多くの傷があり、腕にはレーザーの焼き痕がある。多くの戦闘経験があり、自作・・・
人物 4
ターミネーター
俳優:ポール・ウィンフィールド
エド・トラクスラーは、警察の警部である、映画「ターミネーター」の登場人物。タバコ・・・ を頻繁に吸っている。サラ・コナーの名前の女性が2人殺されたことから、もう1人のサラ・コナーの保護に力を注ぐ。保護したサラに防弾チョッキを渡して安心させ、「サラが殺されるぞ!」と絶叫するカイルの映像を見たサラを心配する心づかいをする。ターミネ・・・
人物 5
ターミネーター
俳優:ランス・ヘンリクセン
ハル・ブゴビッチは、サラを保護しようとする刑事である、映画「ターミネーター」の登・・・ 場人物。警部のエドの命令でサラを保護しようとする。ターミネーターが警察署を襲った時に撃たれる。過去の話をしたがる面があり、警部のエドに話を止められる。・・・
人物 6
ターミネーター
俳優:アール・ボーエン
ピーター・シルバーマンは、犯罪心理学者である、映画「ターミネーター」の登場人物。・・・ 逮捕されたカイルから話を聞く。カイルの話を妄想と考えるものの、内容が具体的でつじつまが合っていることから、貴重な症例と考える。ポケベルを持っており、警察署を出る時にターミネーターとすれ違うが、鳴ったポケベルの方を見ていて顔を見ることはない。・・・