ストーリー・あらすじ紹介　X-MEN

ミュータント登録法案

1944年のポーランド。強制収容所に収容された少年が、親と離ればなれにされる。少年が絶叫すると有刺鉄線の柵が折れ曲がる。そう遠くない未来。ミシシッピ州では、高校生のローグがボーイフレンドにキスをすると、ボーイフレンドが苦しみだす。ワシントンでは、ロバート・ケリー上院議員がミュータントの危険性を訴え、ミュータント登録法案への支持を求める。公聴会を見ていた車イスのチャールズ・エグゼビア（プロフェッサーX）は、エリック・レーンシャー（マグニートー）を見かけて話しかける。ともにミュータントである2人。チャールズは人類を信じようとしているが、エリックは人類に憎しみを抱いている。

襲われるウルヴァリン

家出をしたローグがカナダに現れる。バーで出会ったウルヴァリンが手から鉄の爪を出すミュータントであることを知ったローグは、勝手にウルヴァリンのトレーラーに乗り込む。トレーラーがマグニートーの手下であるセイバートゥースに襲われ、ウルヴァリンは気を失う。そこに現れたプロフェッサーの仲間であるサイクロップスとストームがセイバートゥースを追い払い、ウルヴァリンとローグを助ける。

シーン 1

ウルヴァリンの鉄の爪

ミシシッピ州に住んでいた高校生のローグは、キスをしたボーイフレンドが苦しみ出して・・・しまい、自分が特殊な能力を持つことに気づく。家出をしたローグは、カナダのバーにたどり着く。バーでは金網で男たちが戦うショーが開催されており、チャンピオンのウルヴァリンは相手を寄せつけない強さを見せる。ローグはそんなウルヴァリンの様子を見る。・・・

恵まれし子らの学園

目を覚ましたウルヴァリンは、プロフェッサーが運営しているミュータントの子どもたちの教育の場「恵まれし子らの学園」にいることに気づく。プロフェッサーはウルヴァリンに、ウルヴァリンを誘拐しようとしたマグニートーの意図を知るために協力を頼む。また、見返りにウルヴァリンの失われた過去の記憶を取り戻す手助けをすると話す。

ケリー上院議員を拉致

マグニートーは、手下のミスティークとトードに上院議員のケリーを拉致させる。ケリーは、マグニートーによって特殊な放射線を浴びせられてミュータントとなる。一方、ウルヴァリンは手術によって全身の骨格をアダマンチウムとされていることが明らかになる。夜、ローグは手術を受ける悪夢にうなされるウルヴァリンを起こしてやろうとする。目覚めたウルヴァリンは反射的にローグの胸に鉄の爪を刺してしまう。ローグはウルヴァリンに触れることで、ウルヴァリンの治癒能力を自分に移すことで生き延びる。触れられたウルヴァリンは気絶してしまう。

セレブロ

ミュータントとなったケリーは、体が伸びるようになったことから、監獄を抜け出て海へと逃げる。一方、ミスティークはクラスメイトのボビーになりすまし、ローグに学校から出ていくようにそそのかす。姿を消したローグの居場所を見つけるため、プロフェッサーは能力を増幅させる装置「セレブロ」を使う。ローグは駅にいることがわかり、ウルヴァリン、サイクロップス、ストームが駅に向かう。

拉致されるローグ

駅に着いたサイクロップスとストームは、トードとセイバートゥースに襲われる。また、列車にいるローグを見つけたウルヴァリンは、学校に戻るようにローグを説得する。そこに現れたマグニートーは、ウルヴァリンの動きを止め、ローグを連れ去る。マグニートーの目的はウルヴァリンではなくローグだったことが明らかになる。

シーン 2

マグニートーがローグを拉致

ウルヴァリンとローグは、プロフェッサーがミュータントの子どもたちを教育する施設「・・・恵まれし子らの学園」に連れてこられる。ある夜、悪夢にうなされるウルヴァリンを起こしてやろうとしたローグが、目覚めたウルヴァリンによって誤って鉄の爪を胸に刺される。だがローグは、ウルヴァリンに触れてウルヴァリンの治癒能力を自分のために使うこと・・・

シーン 3

金属を操り、警官隊に銃口を向けるマグニートー

「恵まれし子らの学園」を出ていこうとしたローグを迎えに、ウルヴァリンたちが駅に向・・・かう。駅に着いたサイクロップスとストームは、トードとセイバートゥースに襲われる。また、列車にいたローグに対して学校に戻るように説得するウルヴァリンだったが、そこに現れたマグニートーによってローグを連れ去られてしまう。ローグを連れて駅の外・・・

マグニートーの目的

マグニートーの元から逃げたケリーが、プロフェッサーたちの元に現れる。プロフェッサーはケリーの記憶を読み取り、マグニートーがローグに自分の能力を移し、人間に特殊な放射線を浴びせてミュータントに変えようとしていること突き止める。ローグの場所を探ろうとセレブロを使ったプロフェッサーは、ミスティークがセレブロで使う液体に毒を混ぜていたことから昏睡状態となる。プロフェッサーの代わりにジーンがセレブロを使い、自由の女神像にいることが分かる。マグニートーは、国連の会議で世界の首脳が集まったエリス島の攻撃の準備をする。ウルヴァリン、サイクロップス、ストームは、特製ジェット機で自由の女神像に向かう。

自由の女神像

自由の女神像の内部で、ウルヴァリンたちはミスティークやトードと戦いになる。トードはストームによって雷を落とされて死に、ウルヴァリンやストームになりすましてウルヴァリンと戦うミスティークも倒される。ローグのもとに向かったウルヴァリンたちだったが、マグニートーの力によってはりつけ状態とされてしまう。

シーン 4

トード&ミスティーク vs X-MEN

ローグがマグニートーに連れ去られる。マグニートーはローグに自分能力を移させて、人・・・間をミュータントに変える特殊な放射線を、国連の会議に集まった世界各国の要人に浴びせようとしていることが判明する。さらにローグが自由の女神像にいることが分かり、ウルヴァリン、サイクロップス、ストームは、特製ジェット機で助けに向かう。自由の・・・

対決

マグニートーはローグに能力を移し、放射線を発射させる。はりつけ状態から抜け出したウルヴァリンたちは、協力してセイバートゥースを倒す。ウルヴァリンはローグを助けに向かい、マグニートーと戦いになる。2人が互いに攻撃をぶつけ合って動きが止まった時に、サイクロップスが目からオプティック・ブラストを発射してマグニートーを倒す。放射線は止まるが、ローグも動かなくなってしまう。ウルヴァリンは自らの癒やしの力をローグに与えて助ける。

シーン 5

協力してセイバートゥースを倒すX-MEN

マグニートーによって捕らえられ、自由の女神像に閉じ込められたローグを助けに向かっ・・・たX-MEN。自由の女神像の展示室で、X-MENは激しい戦いの末にトードとミスティークを倒す。だがマグニートーの力によって、X-MENは鉄によってはりつけ状態とされてしまう。マグニートーがローグに能力を移して放射線を発射させに向かうのを見た・・・

カナダへ

昏睡から覚めたプロフェッサーは、ウルヴァリンの過去を知るヒントがカナダのアルカリ湖近くにあることを教える。ウルヴァリンはカナダに向かうことにし、行かないで欲しいと思っているローグに認識票を渡し、「これを取りに戻る」と話す。マグニートーが入れられた監獄をプロフェッサーが訪れる。「人間とミュータントの戦争は必ず起こり、その時は戦う」と語るマグニートーに対し、プロフェッサーは「その時はいつでも自分が相手になる」と告げる。