登場人物・キャスト 用心棒
おりん(山田五十鈴)
重要な部分に触れている場合があります。
おりんは、清兵衛の女房である、映画「用心棒」の登場人物。女郎屋を仕切っている。欲深い性格で、清兵衛が三十郎の用心棒代に50両も出すことに不満を持ち、喧嘩の最中に三十郎を殺して50両を払わずに済ませようとする。だが、その話を三十郎に聞かれたために出ていかれてしまう。その後、三十郎の元を訪れ、甘い言葉で再び仲間に引き入れようとする。最後は、丑寅一家に煙責めにあい、逃げる女郎たちを追いかけて出てきたところを、亥之吉に斬られて死ぬ。
キャスト
おりんを演じているのは山田五十鈴。公開時44歳頃。同時期の出演作には、「釈迦」(1961)、「大坂城物語」(1961)などがある。
「用心棒」の関連項目
キーワード 3
用心棒
「用心棒」の舞台となるのは宿場町である。場所は明言されていないが、強いからっ風と・・・絹市が立つことから上州と思われる。宿場町では、絹問屋の多左衛門を後ろ盾にした清兵衛一家と、造り酒屋を後ろ盾にした丑寅一家が対立している。抗争による死者によって棺桶屋が繁盛し、三十郎が宿場町を訪れた時には人間の手首をくわえた犬が走っている。
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人物 4
用心棒
俳優:河津清三郎
清兵衛は、宿場町の女郎屋の主人である、映画「用心棒」の登場人物。父親から縄張りを・・・すべて受け継いだことから、父親の一番の子分だった丑寅の反感を買い、独立した丑寅一家と対立している。妻はおりん、息子は与一郎。
丑寅に雇われた3人の荒くれ者を斬った三十郎に対し、最初は3両で用心棒を頼む。納得しない三十郎に対し少しずつ高い額・・・
人物 12
用心棒
俳優:太刀川寛
与一郎は、清兵衛の息子である、映画「用心棒」の登場人物。清兵衛の跡取りとして世間・・・から認められるためにも、喧嘩の最中に三十郎を殺すように両親から言われる。その後、亥之吉と卯之助によって人質として捕らえられる。人質交換で解放されるが、母親のおりんからは「なんで舌を噛んで死ななかった!」としかられる。丑寅一味によって煙責めに・・・
人物 1
用心棒
俳優:三船敏郎
桑畑三十郎は、風来坊の浪人である、映画「用心棒」の登場人物。「桑畑三十郎」は本名・・・ではなく、「桑畑」は名前を聞かれた時に桑畑が目に入ったことから、「三十郎」は年齢が三十代であることが取られている。またもうすぐ「四十郎」になると語る。剣が立ち、複数の相手を一気に斬り倒す姿を見せる。両腕を服の中に入れて歩く。
ふらりと訪れ・・・
人物 7
用心棒
俳優:加東大介
亥之吉は、丑寅の弟である、映画「用心棒」の登場人物。権爺によると、「頭は足りない・・・が、暴れたら手がつけられない」人物。丑寅一家が雇った3人の荒くれ者をあっという間に斬った三十郎の強さにほれぼれする。三十郎から「強いんだってな」と言われると、まんざらでもない姿を見せる。
小平一家を助けようとする三十郎によって、うまく利用・・・
その他の「用心棒」の登場人物・キャスト
人物 7
用心棒
俳優:加東大介
亥之吉は、丑寅の弟である、映画「用心棒」の登場人物。権爺によると、「頭は足りない・・・が、暴れたら手がつけられない」人物。丑寅一家が雇った3人の荒くれ者をあっという間に斬った三十郎の強さにほれぼれする。三十郎から「強いんだってな」と言われると、まんざらでもない姿を見せる。
小平一家を助けようとする三十郎によって、うまく利用・・・
人物 8
用心棒
俳優:司葉子
ぬいは、小平の女房である、映画「用心棒」の登場人物。小平がバクチで作った借金のカ・・・タとして丑寅に引き取られ、丑寅の後見人である徳右衛門に囲われている。清兵衛一家に捕らえられ、清兵衛の息子である与一郎との人質交換に使われる。交換の最中に、居酒屋から見ていた息子に声をかけられ、止めるのを振り切って息子と小平のいる居酒屋に近づ・・・
人物 9
用心棒
俳優:土屋嘉男
小平は、女房のぬいをバクチの借金のカタに取られた百姓である、映画「用心棒」の登場・・・人物。ぬいを囲う徳右衛門が通う家のそばに小屋を建て、息子と2人で暮らしている。「ぬいに未練はない」と口にするものの、人質交換の際にぬいと顔を合わせた時には涙を流す姿を見せる。三十郎からは「ヘドが出る」と言われているが、清兵衛一家のしわざと見・・・
人物 10
用心棒
俳優:志村喬
徳右衛門は、造り酒屋で丑寅の後見人である、映画「用心棒」の登場人物。清兵衛一家の・・・後見人で宿場町の名主である多左衛門に対抗して、酒に加えて絹の仲買も始め、対立を深めている。小平の女房だったぬいを囲っており、ぬいの住む家に通っている。清兵衛にぬいを捕らえられた時には、紋付袴姿で人質交換のために与一郎を連れて行く。抗争が激化・・・
人物 11
用心棒
俳優:藤原釜足
多左衛門は、宿場町の名主の絹問屋である、映画「用心棒」の登場人物。清兵衛一家の後・・・見人だが、清兵衛と丑寅の抗争が激化すると、家に引っ込んで団扇太鼓をたたきながらお題目を口にして過ごすようになる。八州廻りがやって来た時には、名主として接待する。与一郎とぬいの人質交換の際には、紋付袴姿を見せる。抗争が激化した時には、丑寅一家・・・