登場人物・キャスト　清須会議

織田三十郎信包(伊勢谷友介)

重要な部分に触れている場合があります。

織田三十郎信包は、織田信長の弟である、映画「清須会議」の登場人物。実在の人物。「清須会議」では以下のように描かれている。

趣味人として生きており、部屋はイスなどの舶来品にあふれている。ベッドに横になりながら、グラスで飲み物を飲む姿を見せる。信雄を推す秀吉の訪問を受けて協力を要請されて断るが、3,000貫の値打ちがある香炉を置いていかれる。その後、今後の進め方について天守閣で話をする秀吉や勝家たちの前に現れ、望遠鏡で景色を楽しむふりをしながら、さりげなく秀吉の味方をする。

評定で三法師が織田家の跡継ぎと決まったあと、城を去る秀吉と話をする。秀吉が天下を狙っており、いずれは織田家を滅ぼそうとしていることを指摘。答えない秀吉に、すでに織田家の命運は尽きていると話し、あとは秀吉に任せると語る。

キャスト

織田三十郎信包を演じているのは伊勢谷友介。公開時37歳頃。同時期の出演作には、「利休にたずねよ」(2013)、「希望の国」(2012)、「夢売るふたり」(2012)などがある。

「清須会議」の関連項目

セリフ・名言 27 清須会議

織田三十郎信包「あの日、兄とともにわしも死んだのだ。あとはおまえに任せるよ。兄もきっと、それを望んでいる」

2:09:35頃評定を終えて清州城を去る前に、秀吉が三十郎にあいさつをする。秀・・・吉が天下人を狙っており、織田家も滅ぼそうと考えていることに気づいている三十郎の言葉。三十郎もまた、秀吉に天下人として才覚を感じていた。・・・

キーワード 7 清須会議

香炉

清州城に到着した秀吉は、3千貫の価値があるという京土産の香炉をお市に贈る。だが、・・・夫や子どもを殺した秀吉をうらんでいるお市は、お付きの女性に香炉を窓の外に投げさせる。香炉は、首が取れた姿で池の中で見つかる。香炉を拾った秀吉は、三十郎に香炉を贈ろうとする。「持って帰れ」という三十郎だったが、3千貫の値打ちがあることを聞いて・・・

キーワード 3 清須会議

清州城

清州城は、尾張国（現在の愛知県）の清洲にあった城で、清須会議の舞台となる。かつて・・・は織田家の本城だった。のちに、徳川家康によって清須から名古屋への遷府が命じられたことにより廃城となる。「清須会議」では、存在していたかどうかで説が分かれる天守閣が表現されたほか、池などのある庭を囲うように登場人物たちの居室がある形となってい・・・

キーワード 2 清須会議

清須会議（清州会議）

清須会議（清州会議）は、織田信長が本能寺の変で自害したあと、織田家の跡継ぎと信長・・・の所領の配分について話し合われた会議のこと。1582年に、尾張国（現在の愛知県）の清州城で行われた。織田家の宿老である柴田勝家、丹羽長秀、羽柴秀吉、池田恒興の4人で話し合いが行われ、信孝を推す勝家と三法師を推す秀吉が対立。最終的には勝家・・・

人物 2 清須会議

羽柴秀吉

俳優：大泉洋羽柴秀吉は、織田家の宿老である、映画「清須会議」の登場人物。実在の人物。かつての・・・名は木下藤吉郎、のちの豊臣秀吉。「清須会議」では、人懐っこい性格の一方で、策略に長けた天下人を狙う人物として描かれている。毛利家を責めていた時に本能寺の変を知る。急いで京都に戻って丹羽長秀の軍勢と合流し、山崎の戦いで明智光秀を討つ。その・・・