清須会議 セリフ・名言

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セリフ・名言 1 清須会議

織田信忠「これで、戦の世に逆戻りだ」

0:04:40頃 天下統一を目前にした織田信長だったが、明智光秀の謀反による本能・・・寺の変で命を落とす。信長の嫡男である信忠も自害する。自害する前の信忠の言葉。本能寺の変のあと、清須において評定という名の戦が繰り広げられることになる。 ・・・
セリフ・名言 2 清須会議

丹羽長秀「そう、戦だ。評定という名の」

0:09:45頃 本能寺の変で織田信長が命を落とす。織田家の跡継ぎや信長の所領の・・・配分を決めるため、清州城で織田家の家臣が集まって評定が開かれることになる。それは、今後の権力者が誰になるかを決めるための重要な評定だった。 ・・・
セリフ・名言 3 清須会議

お市「サルにひれ伏すくらいなら、織田家は滅んだほうがまし。わたくしは決して、あの男を許しはしない。決して」

0:17:15頃 織田信長の妹であるお市は、夫の浅井長政や息子の万福丸を殺されて・・・いた。殺したのは、信長の命を受けた秀吉だった。秀吉のことをサルと呼ぶお市は、秀吉に深いうらみを抱いており、柴田勝家に秀吉の思い通りにさせないように命じる。 ・・・
セリフ・名言 4 清須会議

羽柴秀吉「信雄様、織田家の跡目、お継ぎくださいますか?」 織田信雄「いいよ」

0:23:25頃 柴田勝家は、信長の三男である信孝を跡継ぎに担ぐことにする。対し・・・て秀吉は次男の信雄を推すことにする。信長の跡継ぎという重責に信孝がためらいを見せたのに対し、たわけ者で知られる信雄はあっさりと了承し、重々しく頼んだ秀吉は肩すかしを食う。 ・・・
セリフ・名言 5 清須会議

羽柴秀吉「織田家の皆様に払うあてがいも、これからは切り詰めていくことになりましょう」

0:38:20頃 信長の弟である三十郎を味方につけようとした秀吉だったが、三十郎・・・に協力を断られる。3千貫の価値があるというみやげの香炉を持ち帰るように言われた秀吉が、三十郎に告げる言葉。三十郎は何も言わず、香炉を受け取る。 ・・・
セリフ・名言 6 清須会議

柴田勝家「三十郎様。らっきょうはお好きですか?加賀のおいしいらっきょう・・・」

0:43:25頃 さりげなく秀吉の味方をした信長の弟・三十郎。去っていく三十郎に・・・、勝家はらっきょうを勧める。秀吉は三十郎に、3千貫の価値がある香炉を贈っていた。また勝家は、お市にもらっきょうを贈っていやがられていた。 ・・・
セリフ・名言 7 清須会議

池田恒興「知らねえのかい。俺ははっきりした返事をしない男でね」

0:45:55頃 宿老の滝川一益の到着が遅れていることから、新たに池田恒興が宿老・・・となり、評定に参加することが決まる。秀吉の家臣である黒田官兵衛が、所領配分で優遇することを条件に、恒興に協力を求める。だが恒興はどっちつかずの態度を取るのだった。 ・・・
セリフ・名言 8 清須会議

前田利家「あれも藤吉郎の戦なのだ」

0:52:00頃 評定を控え、秀吉は清州城に集まった織田家の家臣を集めて宴を開く・・・。妻の寧を清州城に呼び、寧が踊るくつわ踊りで宴は盛り上がる。古くから知る秀吉を藤吉郎と呼ぶ利家は、宴が味方を1人でも増やすための作戦であることに気づいている。 ・・・
セリフ・名言 9 清須会議

更科六兵衛「ああ・・・よかった。人間、死んだらおしまいよ」

0:53:15頃 本能寺の変のあと、北条討伐の最中だった滝川一益は、評定が開かれ・・・る清州城へと1人で走って向かう。その途中で、北条家の家臣である更科六兵衛に戦いを挑まれるが、先を急ぐために走り去る。残された更科六兵衛の言葉。更科六兵衛は三谷幸喜監督の前作「ステキな金縛り」(2011)の登場人物で、死んでも幽霊となってこの・・・
セリフ・名言 10 清須会議

羽柴秀吉「どんなに頑丈な鎧でも、探せばどこかに必ず小さなほころびがあるもの」

1:07:05頃 たわけ者で知られる織田信長の次男・信雄を後継者に担ぐことにした・・・秀吉。だが、信雄では柴田勝家の推す信孝には勝てないと悩む。そんな秀吉は、信長の嫡男・信忠の息子である三法師を推すことを思いつく。さらに秀吉は、勝家と組む丹羽長秀を懐柔しようと考える。長秀の懐柔という難問を前にした秀吉の言葉。 ・・・
セリフ・名言 11 清須会議

柴田勝家「五郎左、わしはこの年で、戦以外で真剣になれるものをようやく見つけたんだ。そっとしておいてくれんか」

1:09:15頃 お市にほれ込んでいる勝家は、織田家の跡継ぎに推す信孝が出席する・・・酒宴に参加せず、お市を喜ばせようとサザエを焼く。そんな勝家を一喝する長秀だったが、勝家の意思は変わらない。天下分け目の評定を前に、お市にうつつを抜かす勝家の姿に長秀は落胆する。 ・・・
セリフ・名言 12 清須会議

羽柴秀吉「明日の評定で、織田家の行く末が決まります。今夜は寝ずにお考えいただきたい」

1:17:05頃 評定の前夜、秀吉は長秀を呼び、評定で自分の味方をするように頼む・・・。そして、勝家がお市にうつつを抜かしていること、勝家には大局を見る目がないことを話す。さらに、本能寺の変のあとに長秀がすぐに挙兵しなかったことを指摘し、それでも所領で優遇すると説得する。話の最後に、秀吉はよく考えるよう長秀に告げるのだった。・・・
セリフ・名言 13 清須会議

羽柴秀吉「ここまで這い上がってきたんだで、途中で降りるわけにいかん。てっぺん目指すがや。ほんだら、出陣だわ!」

1:21:25頃 織田家の跡継ぎを決める評定がいよいよ始まる。妻の寧から、「今の・・・暮らしでも十分幸せ」と言われた秀吉だったが、あくまでも天下人を目指す決意を口にする。秀吉は、評定という名の戦に出陣するのだった。 ・・・
セリフ・名言 14 清須会議

羽柴秀吉「あとは任したて」

1:35:20頃 三法師を跡継ぎに主張する秀吉に対し、これまでどっちつかずの態度・・・を取っていた池田恒興が賛成する。勝家側についているはずの丹羽長秀だったが、口を開かない。腹を壊したフリをして部屋から出ていく秀吉が、長秀につぶやく言葉。 ・・・
セリフ・名言 15 清須会議

池田恒興「親父殿!勝負はついた」

1:38:10頃 柴田勝家と丹羽長秀は、信孝を織田家の跡継ぎにするため協力してき・・・た。だが、秀吉から説得されていた長秀は、評定の場で三法師を推す秀吉の意見に賛成する。頭に血がのぼって刀を抜こうとする勝家を止めた恒興の言葉。評定という名の戦は、秀吉の勝利に終わる。 ・・・
セリフ・名言 16 清須会議

羽柴秀吉「ご一同、織田家の新たな当主、三法師様であられる。頭が高い!」

1:46:30頃 秀吉が推す三法師が織田家の跡継ぎとなる。家臣が集められ、三法師・・・が姿を現す。だが、三法師は1人ではなく、秀吉に抱きかかえられて現れる。秀吉に頭を下げる形となることに屈辱を味わう勝家だったが、やむを得ず頭を下げる。 ・・・
セリフ・名言 17 清須会議

織田信孝「これでわかった。藤吉郎は、我らが束になってもかなう相手ではないということだ!」

1:48:20頃 勝家によって織田家の跡継ぎに担がれた信孝だったが、秀吉(藤吉郎・・・)が推す三法師が跡継ぎに決まる。その夜、信孝が酒を飲みながら語る言葉。信孝は手にしていた盃を壊し、感情をあらわにする。一方の秀吉は、多くの武将を集め、派手な宴会を開いている。 ・・・
セリフ・名言 18 清須会議

池田恒興「天は俺たちに天下を治める力は与えなかったが、その代わりに天下人を見抜く目をくださった」

1:49:40頃 織田家の跡継ぎを決める評定の結果、秀吉の推す三法師が跡継ぎに決・・・まる。直前まで勝家と組んで信孝を推していた丹羽長秀は、秀吉による前夜の説得によって秀吉に味方する。勝家を裏切った形となった長秀に対する、どっちつかずの態度を取りながら最終的に秀吉を選んだ恒興の言葉。 ・・・
セリフ・名言 19 清須会議

羽柴秀吉「これから新しい時代が始まるのだ。新しい世の中をわしが作る。それでも斬るというのなら、斬れ!」

1:54:20頃 秀吉と利家は、昔からの知り合いだった。秀吉が評定で勝家に勝った・・・あと、秀吉と利家が話をする。秀吉の野心を聞いた利家は刀を突きつける。だが、秀吉の才覚を知っている利家は、秀吉の言葉を聞いて刀を収める。 ・・・
セリフ・名言 20 清須会議

柴田勝家「なんという面の皮の厚さよ。たいした度胸だ。気に入った」

1:57:30頃 お市から頼まれた勝家は、忍者を使って秀吉を殺害しようとする。そ・・・のことを知った秀吉は、当の勝家にかくまってもらうように頼むという賭けに出る。秀吉の度胸に感心した勝家は、忍者への暗殺の命令を撤回する。 ・・・
セリフ・名言 21 清須会議

柴田勝家「そこにわしの居場所はないか?」

1:59:15頃 評定で勝家を打ち負かした秀吉。その夜、2人は酒を飲みながら話を・・・する。戦場では猛将として知られた勝家だったが、戦国の世は終わろうとしていた。秀吉は勝家に、役割を終えたことをはっきりと告げる。勝家もそのことは感じていたのだった。 ・・・
セリフ・名言 22 清須会議

柴田勝家「評定では敗れたが、戦場ではおぬしには負けん」

2:00:25頃 信長の家臣として、戦で活躍してきた勝家。信長が本能寺の変で死ん・・・だあとの世には、勝家の居場所はなかった。そんな勝家が秀吉に意地を語る。秀吉には、そう遠くない先に、勝家と決着をつける時が来ることが分かっていた。 ・・・
セリフ・名言 23 清須会議

お市「わたくしは、生涯あなたを許さない。だからわたくしは、あなたがこの世で最も嫌がる嫁ぎ先へ、あえて嫁ぐのです」

2:03:10頃 評定を終えて清州城を去る前に、秀吉はお市にあいさつをする。そこ・・・で秀吉は、お市が勝家と祝言を挙げることを告げられる。お市にあこがれを抱いていた秀吉はショックを受ける。夫と子どもを秀吉に殺されたお市のうらみは、どこまでも深かった。 ・・・
セリフ・名言 24 清須会議

松姫「父上、松はお約束を果たしました。あなたの孫が、次の天下人」

2:06:00頃 別れのあいさつに来た寧に、松姫が語る言葉。寧と一緒に三法師を連・・・れて川に行ったことで、三法師を見た秀吉が跡継ぎに三法師を担ぐことを思いついたのだった。そして、松姫が川に行きたがったのは、誰かに三法師の存在を気づかせるためだった。松姫の願いはかなったのだった。 ・・・
セリフ・名言 25 清須会議

丹羽長秀「お主は、考えなしで動きすぎる。何か事をなす時は、なす前にまず、それが本当に正しいかどうか、心の中のわしに問え」

2:07:20頃 評定で勝家を裏切り、秀吉の味方をした長秀。ろうかですれ違った2・・・人のやり取り。勝家がお市に夢中になり、大局が見えなくなっていたために、長秀は秀吉の味方となっていた。そんな長秀が勝家に送るアドバイス。 ・・・
セリフ・名言 26 清須会議

丹羽長秀「年下の女房は年上のように、年上の女房は年下のように扱う。それが円満の秘訣だ」

2:08:00頃 評定で勝家を裏切り、秀吉の味方をした長秀。ろうかですれ違った2・・・人のやり取り。長秀は勝家から、お市の心をつかむ方法についてアドバイスを求められていた。長秀は勝家に、最後のアドバイスを送る。 ・・・
セリフ・名言 27 清須会議

織田三十郎信包「あの日、兄とともにわしも死んだのだ。あとはおまえに任せるよ。兄もきっと、それを望んでいる」

2:09:35頃 評定を終えて清州城を去る前に、秀吉が三十郎にあいさつをする。秀・・・吉が天下人を狙っており、織田家も滅ぼそうと考えていることに気づいている三十郎の言葉。三十郎もまた、秀吉に天下人として才覚を感じていた。 ・・・
セリフ・名言 28 清須会議

羽柴秀吉「わしは約束するでよ。そうさな、1年以内に親父殿を滅ぼし、織田家を乗っ取る。そしてその先は、天下だて!」

2:13:50頃 清州城から去っていく勝家を追いかけた秀吉と寧は、土下座して非礼・・・をわびる。満足して去っていく勝家を見ながら、秀吉は天下人としての野心を口にする。謝罪が勝家をしばらくおとなしくさせるための作戦と知った寧は驚くのだった。 ・・・
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