セリフ・名言 あん
徳江「私たちは、この世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちには生きる意味があるのよ」
重要な部分に触れている場合があります。
徳江(テープの声)「ねえ、店長さん。私たちは、この世を見るために、聞くために生まれてきた。だとすれば、何かになれなくても、私たちは、私たちには、生きる意味があるのよ」
1:46:15頃
施設の徳江を訪ねた千太郎とワカナは、3日前に徳江が亡くなったことを知る。ショックを受ける2人に、徳江の親友だった佳子が、生前に徳江がテープに吹き込んでいた声を聞かせる。テープには、徳江が考える生きる意味について吹き込まれていた。
「あん」の関連項目
人物 1
あん
俳優:樹木希林
吉井徳江は、どら焼き屋「どら春」を手伝うことになる、映画「あん」の登場人物。76・・・歳。指が曲がっている。春にどら春に現れ、アルバイトとして雇ってくれるよう千太郎に頼む。いったんは断られるものの、自作のあんを千太郎に食べてもらい、雇われることになる。千太郎にあんの作り方や心構えを教え、新しくなったあんを使ったどら焼きは大人・・・
人物 2
あん
俳優:永瀬正敏
千太郎は、どら焼き屋「どら春」の店長である、映画「あん」の登場人物。オーナーでは・・・なく雇われ店長。小さな店舗に置かれた鉄板で自作の皮を焼いているが、うまく作れないためにあんは業務用を購入して使用している。常連客の女子中学生のワカナに作りそこねた皮をタダであげている。実は甘いものよりも酒が好きで、どら焼き1個を食べられない・・・
キーワード 9
あん
自分の病気のことがウワサになってどら春に客が来なくなったことを悟った徳江は、店に・・・出てこなくなってしまう。徳江を守れなかったことに落ち込む千太郎は、徳江から手紙を受け取る。手紙には、あんを炊いている時にはあずきの言葉に耳をすましていたこと、すべての物は言葉を持っていると思っていること、世間の無理解について話しておくべきだ・・・
キーワード 1
あん
「あん」は、ドリアン助川による同名小説を映画化した作品。ドリアン助川が明川哲也名・・・義で河瀬直美監督作「朱花の月」(2011)に出演した縁から、原作を河瀬直美監督に送り、映画化の話が進んだという。撮影にあたって、キャストは映画内の登場人物と同じ部屋で寝泊まりするように求められ、撮影外でキャスト同士があまり会わないようにされ・・・
音楽 1
あん
「水彩の月」は、「あん」の主題歌として制作された、秦基博が2015年にリリースし・・・たシングル曲。ミュージック・ビデオには、「あん」に登場したどら焼き屋「どら春」や、出演している樹木希林、永瀬正敏、内田伽羅が登場する。
・・・
その他の「あん」のセリフ・名言
セリフ・名言 22
あん
1:48:45頃
徳江との出会いと別れを経験した千太郎。再び徳江と出会った季節で・・・ある春が訪れる。花見客が多くいる屋外で、千太郎は徳江が生前につかっていた調理用具で作ったあんを使ったどら焼きを売る。千太郎の元に子どもが駆け寄り、どら焼きを買っていく。
・・・
セリフ・名言 1
あん
0:05:30頃
どら焼き屋「どら春」の常連客である女子中学生3人。店で作ってい・・・るどら焼きに桜の花びらが入っているのを見つけた女子中学生たちが、冗談まじりに話す会話。「千ちゃん」とは、店長の千太郎のことである。
・・・
セリフ・名言 2
あん
0:07:50頃
どら焼き屋「どら春」に貼られている「アルバイト募集」のチラシを・・・見た徳江が、応募したいことを店長の千太郎に話す。だが76歳と高齢の徳江に、千太郎はすぐに断る。徳江は時給が安くてもかまわないと話すものの、千太郎の考えは変わらない。
・・・
セリフ・名言 3
あん
0:12:45頃
どら焼き屋「どら春」に貼られている「アルバイト募集」のチラシを・・・見て、どうしても働きたいと思った徳江。いったんは店長の千太郎に断られるものの、その日のうちにまたやって来る。徳江にとって働きたい理由は金ではなかった。
・・・
セリフ・名言 4
あん
0:13:45頃
どら春でどうしても働きたいと粘る徳江。徳江はどら春のどら焼きの・・・あんが今ひとつであることを話す。そして、50年に渡ってあんを作り続けてきたことを明かす。千太郎はやはり断るものの、徳江が置いていったあんを食べて考えを変えることになる。
・・・