セリフ・名言 七つの会議
八角「ひたすらガキみたいに、言い合っていくしかないんじゃないすかね。悪いことは悪い。命より大事なものはないって」
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八角「世の中で、データ偽装、隠蔽をやってるどの会社も一緒。何度だってやるってことです。列車シートのデータ偽装をやってしまった日から、20年間ずーっとこのことだけを考えていました。人間てのは、愚かな生き物ですからね。特に日本の場合、会社の常識が世間の常識よりも大事になってしまう。なんかこう、日本人のDNAに組み込まれてるっていう気がするんですよねえ。藩のために命をかける。まあ、かっこいい言い方すると、侍の生き様っていうんですかねえ?昔でいう藩、今でいう会社。それを生かすためなら、人の命より会社の命を優先しちまうっていう。欧米の人が聞いたら、そんな会社なんかとっとと辞めて、他に移ればいいって思うんでしょうけど。侍はさ、藩から出されるのは、負けだと思ってるんですよ。忠誠心って言えば聞こえはいいけど、逆に守られてもいて。まあ、そういう持ちつ持たれつの、日本独自の企業風土が、この資源も何もないただの島国を先進国にまで押し上げたっていう功績もあるわけで。いいこともあれば、悪いところもある。1つ言えることは、ひたすらガキみたいに、言い合っていくしかないんじゃないすかね。悪いことは悪い。命より大事なものはないって。それができれば、なくなりはしないが、データ偽装、隠蔽なんかは、減るんじゃないかと、思いますよ」
1:54:20頃
東京建電のデータ偽装や親会社ゼノックスの隠蔽を白日にさらした八角。偽装や隠蔽について弁護士から聞かれたあと、最後に不正をなくす方法を聞かれる。「不正はなくならない。絶対に」と断言する八角だったが、減らす方法について持論を語る。このセリフは、試写を見た海外の人から「日本人のメンタリティーがわからない」と言われたことから、監督の意向で付け加えられたのだという。
その他の「七つの会議」のセリフ・名言
セリフ・名言 19
七つの会議
1:58:30頃
東京建電によるねじのデータ偽装と隠蔽は、八角によって世間の知る・・・ところとなる。不正の場となった事業以外は新会社に引き継がれ、東京建電は残務処理を担当する会社となる。東京建電に残った八角が原島に呼ばれたあとのやりとり。八角は会議では居眠りばかりで、「居眠り八角」の異名を持っていた。「居眠りの時間だ」と言い・・・
セリフ・名言 1
七つの会議
0:00:25頃
「七つの会議」のオープニングのセリフ。月に1度の営業会議を前に・・・、部長の北川を待つ原島の心の声。北川は「鬼」と呼ばれるほど厳しく、ノルマ未達の原島が責め立てられる様子がこのあと描かれていく。
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セリフ・名言 2
七つの会議
0:04:50頃
東京建電で月に1度の営業会議が開かれる。営業部長の北川は、ノル・・・マ未達の営業二課の社員を立たせ、怒号を飛ばす。北川は陰で「鬼」と呼ばれるほど恐れられており、そのプレッシャーに営業二課長で原島は嘔吐するほどだった。
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セリフ・名言 3
七つの会議
0:31:20頃
会社に結婚のために退社すると報告した浜本だったが、実は違った。・・・理由をしつこく聞かれるために寿退社と言ってしまったが、実は社内不倫が原因だった。そんな浜本は、存在の意味を残そうと、社内でのドーナツ販売を実現させようとしていた。
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セリフ・名言 4
七つの会議
0:35:15頃
東京建電の親会社ゼノックスの常務である梨田が、東京建電に型落ち・・・の冷蔵庫の販売を押しつける。帰りの車に向かう梨田に、東京建電の営業部長である北川が社内販売していたドーナツを持って来る。だが、梨田は「おせえよ」と言って車のドアを閉め、ドアに挟まれたドーナツはグチャグチャになってしまう。
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