登場人物・キャスト　ブリッジ・オブ・スパイ

ルドルフ・アベル(マーク・ライランス)

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Bridge of Spies Movie CLIP - He's A Spy (2015) - Tom Hanks, Alan Alda Movie HD

ルドルフ・アベルは、ソ連のスパイである、映画「ブリッジ・オブ・スパイ」の登場人物。実在の人物。ニューヨークで画家をしながら、ソ連のためにスパイ活動をしている。FBIによって逮捕され、アメリカへの寝返りを誘われるものの一貫して拒否。そのために裁判となり、国選弁護人のジェームズ・ドノヴァンが弁護を担当することになる。裁判の結果、懲役30年となる。その後、ソ連に捕らえられたパワーズたちと交換され、ソ連へと戻る。

口数は少なく無表情だが、信念を曲げない姿がドノヴァンの心を動かす。また、「誰でも弁護される権利がある」という信念で行動するドノヴァンの姿を見て、少年時代の知り合いである「不屈の男」の話をする。自分の弁護をすることでアメリカ中から嫌われるようになったドノヴァンの身の心配もする。

画家で音楽（ショスタコーヴィチなど）を愛するなど芸術に造詣が深い。冒頭では自画像を描いている。逮捕後にはドノヴァンに紙と鉛筆とタバコを頼む。裁判中には裁判長の絵を描いたりもする。また、モスクワにいる妻はハープ奏者であると語る。収監中にはドノヴァンの肖像画を描いており、ソ連に戻る際にドノヴァンに贈る。

・交換のあと自分がどう扱われるかについて、「抱きしめるか、何もせずに後部座席に乗せるかで分かる」と語る。何もせずに後部座席に乗せられるが、実際のアベルは1971年まで生きた。

キャスト

ルドルフ・アベルを演じているのは、イギリスの俳優であるマーク・ライランス。公開時55歳頃。本作でアカデミー助演男優賞を受賞した。同時期の出演作には、「ザ・ガンマン」(2015)、「BFG: ビッグ・フレンドリー・ジャイアント」(2016)、「ダンケルク」(2017)などがある。

「ブリッジ・オブ・スパイ」の関連項目

シーン 4 ブリッジ・オブ・スパイ

冷静沈着なアベル

画家になりすましてソ連のスパイとして活動していたとして逮捕されたルドルフ・アベル・・・。敏腕の弁護士として活躍していたジェームズ・ドノヴァンは、国選弁護人としてアベルの弁護を担当することになる。裁判前の控室で、ドノヴァンは捜査令状なしで捜査が行われたことを指摘し、アベルにもアメリカ人と同等の権利を判事に求める。だが、判事はド・・・

シーン 5 ブリッジ・オブ・スパイ

アベルの量刑が宣告される

アベルの弁護をするドノヴァンは、捜査令状なしで逮捕されたことから捜査が無効である・・・ことなどを訴えるが判事にしりぞけられる。裁判の結果、陪審員の出した評決は「有罪」だった。アベルの死刑を避けようと考えたドノヴァンは、量刑を宣告する前に判事の自宅を訪れ、アメリカのスパイがソ連で捕らえられた時の交換のために、アベルを生かしてお・・・

シーン 3 ブリッジ・オブ・スパイ

ホフマンの要求を突っぱねるドノヴァン

ニューヨークのブルックリンで、画家になりすましてソ連のスパイとして活動していたル・・・ドルフ・アベルが逮捕される。敏腕の弁護士として活躍していたジェームズ・ドノヴァンは、国選弁護人としてアベルの弁護を担当することになる。証拠の整理のために公判の開始を延期するように裁判長に頼むドノヴァンだったが、「有罪に決まっている」としりぞ・・・