ストーリー・あらすじ紹介　シビル・ウォー／キャプテン・アメリカ

ラゴス

1991年、洗脳されてウィンター・ソルジャーとなったバッキー・バーンズは、1台の車を激突させて血清の袋を奪う。現在のナイジェリアのラゴス。スティーブをリーダーとするアベンジャーズが、生物兵器を手に入れようと研究所を襲ったラムロウの一味を止めようとしている。一味から生物兵器を奪還したアベンジャーズだったが、スティーブを道連れにしようとしたラムロウをワンダがビルに突っ込ませてしまい、多くの死者を出してしまう。

シーン 1

ラゴスでの戦い

ナイジェリアのラゴス。ラムロウが感染症研究所の生物兵器を盗み出すという情報をつか・・・んだスティーブ、ウィルソン、ワンダ、ナターシャのアベンジャーズのメンバーは、ラゴスへと向かう。ラムロウの一味は、ゴミ収集車を研究所へと突っ込ませて爆発を起こす。爆発に乗じて、武装したラムロウを先頭にした一団が研究所へと入っていく。アベン・・・

息子を失った女性

トニー・スタークは、海馬をスキャンして過去を再現し、トラウマと向き合う装置を大学で披露する。そして、学生たちへの無条件の奨学金を発表して喝采を受ける。その一方で、ソコヴィアで息子を失った女性から責任を問われる。アベンジャーズの本部では、ラゴスで一般人の死者を出してしまったことに対してワンダが落ち込んでいる。

ソコヴィア協定

アベンジャーズの本部に、トニーと国務長官のロスがやって来る。アベンジャーズを危険とみなす人々がいることから、ロスはアベンジャーズを国連の監視下に置く「ソコヴィア協定」に同意するように話して去っていく。アベンジャーズのメンバーは議論を重ねる。トニーは協定に賛同するが、スティーブは反対。議論は真っ二つに分かれる。そこにペギー・カーターが亡くなったという連絡がスティーブに入る。ペギーの葬儀に出席したスティーブは、以前にS.H.I.L.D.のエージェントだったシャロン・カーターと会い、シャロンがペギーの姪であることを知る。

シーン 2

ソコヴィア協定の是非についての議論

ナイジェリアのラゴスで、感染症研究所の生物兵器をラムロウの一味から守ったアベンジ・・・ャーズ。だが、自爆しようとしたラムロウをスティーブから引き離したワンダは、ラムロウをビルにぶつけてしまい、一般市民の死者を出してしまう。アベンジャーズへの批判が高まり、アベンジャーズを国連の管理下に置く「ソコヴィア協定」が提起される。協・・・

ウィーンの国連会議

ウィーンで国連の会議が開かれる。その頃には、トニー、ローディ、ヴィジョンが協定にサインし、ナターシャも賛成していた。会議場の近くで爆発が起こり、国民がラゴスの事件で亡くなったワカンダの王が爆死。息子のティ・チャラは復讐を誓う。事件現場の監視カメラの映像から、捜査当局は犯人をバッキーと特定する。

ブカレストのバッキー

シャロンから情報をもらったスティーブは、ルーマニアのブカレストにいるバッキーのアパートに向かう。バッキーは犯行を否定する。そこにバッキーを捕らえるための特殊部隊が突入してくる、スティーブはバッキーの逃走を助ける。逃げるバッキーの命をブラックパンサーが狙う。トンネルでの追跡劇の末、ウォーマシンの姿をしたローディが、バッキーに加えてスティーブやブラックパンサーらを捕らえる。ブラックパンサーはマスクを取り、ワカンダ王の息子ティ・チャラであることが明らかになる。

復讐を誓うティ・チャラ

バッキーたちは連行される。ティ・チャラは必ずバッキーを殺して復讐を果たすとスティーブに宣言する。ロス国務長官から圧力をかけられているトニーは、スティーブを協定にサインさせようと説得する。トニーがワンダをヴィジョンに閉じ込めさせていることを知ったスティーブは、トニーのやり方に賛成できないためにサインを拒否する。

スティーブの逃亡

心理学者になりすましたジモがバッキーの面接をする。ジモの仲間が電磁パルス攻撃をしかけ、施設の電気が落ちる。ジモはキーワードを聞かせてバッキーを殺し屋として覚醒させ、1991年の出来事を聞き出す。バッキーは逃亡し、スティーブたちが追う。バッキーとスティーブは一緒に川に落ちる。混乱に乗じて逃げたジモはモスクワへ向かう。

シーン 3

ウィンター・ソルジャーとして覚醒したバッキーが逃走

ソコヴィア協定の是非について意見の割れるアベンジャーズ。意見がまとまらないまま、・・・賛成の者による国連での署名が行われるはずだった。だが、会議の場で爆破事件が起こる。爆破事件の犯人に、行方不明となっていたバッキーの名前が挙がる。スティーブはバッキーを逃がそうとするが、トニーたちによって捕らえられてしまう。捕らえられたバッキ・・・

スパイダーマン

スティーブはバッキーから、ジモがバッキーのいたシベリアの情報を聞いてきたこと、超人血清を打たれた5人のスーパー・ソルジャー5人がシベリアで冷凍睡眠しているいることを話す。一方トニーは、バッキーを探すための新しい仲間として、ニューヨークのクイーンズに住む少年ピーター・パーカーを誘う。ピーターはスパイダーマンとして活動していた。

アントマン

ホークアイがアベンジャーズの本部に現れ、ヴィジョンに見張られているワンダをスティーブの元に連れて行く。さらにスティーブは、スコット・ラングを仲間に引き入れる。シベリアにいるスーパー・ソルジャーの元に向かったジモを止めに行こうとするスティーブたちの前に、ローディ（ウォーマシン）、ティ・チャラ（ブラックパンサー）、ナターシャ（ブラック・ウィドウ）、ヴィジョン、ピーター（スパイダーマン）を連れたトニー（アイアンマン）が現れる。トニーはバッキーを引き渡すように話すが、スティーブは受け入れない。

シーン 4

キャプテン・アメリカと会えて感激するスコット

ソコヴィア協定の是非について意見の割れるアベンジャーズ。国連会議の爆破の犯人と目・・・されたバッキーを巡ってさらに対立を深めていく。バッキーを擁護するスティーブの率いるチームと、バッキーを捕らえようとするトニーの率いるチームの間には大きな溝ができる。バッキーからシベリアの施設に他にもウィンター・ソルジャーがいることを聞いたス・・・

空港での戦い

空港を舞台にスティーブとトニーの一団が戦いになる。戦いは一進一退の攻防となる。スティーブとバッキーをシベリアに向かわせるため、スコットが巨大化してアイアンマンたちを引きつける。クインジェットに向かうスティーブたちの前にナターシャが立ちはだかるが、ナターシャはスティーブを行かせる。スティーブとバッキーはクインジェットで飛び立つ。

ケガをするローディ

クインジェットを追ったローディは、ファルコンがかわしたヴィジョンのビームを受けて地面に激突。スティーブたちに逃げられ、ローディはマヒが残る大ケガを負う。トニーはベルリン警察の情報から、ジモがバッキーになりすましてウィーンの爆破事件を起こしたことを知る。そのジモは、スーパー・ソルジャーが今も生きた状態で保存されたシベリアの施設にたどり着く。

シベリアへ

自分の間違いに気づいたトニーは、スティーブに味方した者たちが収容された海中の刑務所に向かい、ファルコンからスティーブがシベリアに向かったことを聞く。トニーはアイアンマンとなってシベリアに向かう。シベリアの施設で再会したスティーブと和解したトニーは、施設に生きた状態で保存されていたスーパー・ソルジャーがジモによって殺されているのを見つける。姿を現したジモは、スティーブやトニーをおびき寄せるのが目的だったことを明かす。

父の死の真相

ジモは、1991年にバッキーがトニーの両親を殺害した時の映像を見せる。怒りで我を忘れたトニーはバッキーに襲いかかり、スティーブが止めようとする。一方施設から外に出たジモは、ソコヴィアでアベンジャーズの戦いに巻き込まれて死んだ家族の復讐のためだったことを、追って来ていたティ・チャラに話す。目的を果たして自殺しようとするジモを、ティ・チャラが止める。戦いの末、スティーブがアイアンマンスーツのアークリアクターを破壊し、バッキーとともに去っていく。

手紙

ローディのリハビリを手伝うトニー。アベンジャーズの本部に戻ったトニーは、スティーブからの宅配便を受け取る。宅配便には携帯電話と手紙が入っており、手紙には「必要な時にはいつでも駆けつける」と書かれている。そしてトニーは、刑務所に入れられたスティーブに味方をした者たちが、スティーブによって助け出されたことを知る。