キーワード サクマ式ドロップ、缶
サクマ式ドロップ、缶
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「サクマ式ドロップ」は、節子の大好物であるアメ。缶入りで、空襲の際に清太が他の食べ物と一緒に地中に埋めていた。清太が空襲後に掘り起こし、節子がぐずるとアメを与える様子が描かれている。すべて食べ終わったあとにも、缶に水を入れて振ることでできた味つきの水を飲んだ節子が喜ぶ姿を見せる。弱っていく節子が食べたいものとしてドロップの名前をあげるが、亡くなるまでに食べることができない。死の間際には、缶に入れたおはじきを節子がなめる姿を見せる。
節子が死んだあとには、火葬した節子の遺骨を清太が缶に入れておく。清太が三ノ宮駅で動けなくなった時には、駅員が清太の持つ缶を放り投げ、中に入っていた遺骨がこぼれ落ち、そこから多くのホタルが舞い上がり、節子の亡霊が現れる。
「火垂るの墓」の関連項目
人物 2
火垂るの墓
俳優:白石綾乃
節子は、戦時中に14歳の兄の清太と一緒に生きていこうとする、映画「火垂るの墓」の・・・登場人物。4歳。1945年(昭和20年)6月5日の神戸大空襲の際に、清太におんぶされて逃げる。その後、避難場所の学校や身を寄せることになった叔母の家で母親に会いたがるが、清太から母の死を知らされない。母親の着物を米と交換することになった時に・・・
人物 1
火垂るの墓
俳優:辰巳努
清太は、戦時中に4歳の妹である節子と2人で生きていこうとする14歳の少年である、・・・映画「火垂るの墓」の登場人物。旧制の神戸市立中の3年生。父は巡洋艦摩耶に乗る海軍の士官で出征中。母と妹の節子と暮らしている。1945年(昭和20年)6月5日の神戸大空襲によって母を失い、節子と親戚の叔母の元に身を寄せる。徐々に叔母と仲が悪く・・・
セリフ・名言 15
火垂るの墓
1:12:15頃
防空壕での2人だけの苦しい生活に、節子はどんどん弱っていく。病・・・院に節子を連れていくものの、医者からは「滋養をつけるしかない」と言われてしまう。節子を抱きかかえて帰りながら、清太は節子に食べたいものを聞く。節子はドロップが大好きだった。
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キーワード 7
火垂るの墓
タイトルにもなっている「ホタル」が随所に登場する。叔母の家に身を寄せるようになっ・・・たあと、風呂を借りた家からの帰り道でホタルを見つける。節子がつかまえようとし、強く握りすぎたために手の中でつぶしてしまう。においを節子がいやがる描写もある。防空壕で暮らすようになった時には、真っ暗な防空壕の中に多くのホタルを入れて光らせて楽・・・
キーワード 12
火垂るの墓
亡くなった清太と節子は亡霊となったことがオープニングで描かれる。物語は、亡霊とな・・・った清太が、死ぬまでの数カ月を思い出す形で進む。母の遺骨を持って電車に乗る清太や、母の着物を売るのを節子が嫌がる様子を、亡霊となった清太が見る。映画の終わりでは、節子を火葬した丘の上に清太と節子の亡霊が現れ、丘からはビルの立ち並ぶ現在の神戸・・・
その他の「火垂るの墓」のキーワード
キーワード 4
火垂るの墓
■米、雑炊
戦時中の食糧難の時代のため、米は貴重である。身を寄せた叔母の家では、・・・国のために働く叔母の娘や下宿人は白米を与えられるが、清太や節子は雑炊しか与えられない。清太たちの母の着物と交換した米は、清太たちに一部渡されるものの、他は少ししか清太たちに与えられない。
■梅干し
空襲の際に地中に埋めた食べ物を取りに来た・・・
キーワード 5
火垂るの墓
弱った節子を抱えて歩く清太は、氷屋がノコギリで切った時に地面に落ちた氷の削りカス・・・を手に取り、節子に食べさせてやる。
・・・
キーワード 6
火垂るの墓
「火垂るの墓」の舞台となるのは神戸周辺である。清太と節子は、1945年(昭和20・・・年)6月5日の神戸大空襲によって家と母を失う。空襲によって、神戸の町が一面焼け野原となる様子が描かれている。その後2人は、西宮にある叔母の家に身を寄せることになる。節子が亡くなってから1カ月後には、清太は三ノ宮駅で動けなくなり、そのまま亡く・・・
キーワード 7
火垂るの墓
タイトルにもなっている「ホタル」が随所に登場する。叔母の家に身を寄せるようになっ・・・たあと、風呂を借りた家からの帰り道でホタルを見つける。節子がつかまえようとし、強く握りすぎたために手の中でつぶしてしまう。においを節子がいやがる描写もある。防空壕で暮らすようになった時には、真っ暗な防空壕の中に多くのホタルを入れて光らせて楽・・・
キーワード 8
火垂るの墓
叔母の家にいづらくなった清太と節子は、叔母の家を出て貯水池の近くの防空壕に2人で・・・住むようになる。木からぶら下げたブランコを作り、草で「セツコ」と描いたりする様子が描かれている。一方で生活はすぐに行き詰まり、カエルの干物、タニシ、ひき割り大豆などを食べて何とか生きている。
戦争が終わって節子が亡くなったあとには、疎開先・・・