タタリ神の襲撃

中世の日本の東にある山奥。タタリ神に取りつかれた山の神のイノシシが、アシタカの住む村へ向かう。アシタカはタタリ神を弓矢で倒すものの、タタリ神に襲われた右腕にアザが残る。村の長であるヒイ様は、アザはタタリ神の呪いで、やがてアシタカを死に追いやると話す。タタリ神は鉄のつぶてを体に撃ち込まれ、西からやって来たという。アシタカは呪いを解く方法を求めて西へと向かう。

シシ神の森へ

西へ向かう途中、侍が農民を襲うところに出くわしたアシタカは、2人の侍を殺める。町に着いたアシタカは、ジコ坊という男と知り合う。鉄つぶてを見たジコ坊から、西のさらに西にあるシシ神の森のことを聞いたアシタカは、シシ神の森へと向かう。

サンとの出会い

峠を越えるエボシ御前の一行を、山犬のモロと人間のサンが襲う。撃たれて谷から落ちたモロの傷口に口をつけ、毒素が回らないように血を吸い取っているサンの姿を、アシタカが目撃する。アシタカは呼びかけるが、サンたちは去っていく。川で倒れている2人の男を助けたアシタカは、森の奥へと向かう。途中、池でシシ神を目撃した時に、アシタカの右腕の傷が騒ぎ出すが、その後体が軽くなる。

タタラ場

傷ついた男たちを連れたアシタカは、森を越えたところにあるタタラ場に到着する。タタラ場は、エボシ御前が仕切っており、売られた女たちを買い取り、鉄を作らせていた。鉄を作るためには木が必要なため、森を破壊されたことに怒ったナゴの守というイノシシが襲ってきた時には、エボシ御前が石火矢衆とともに倒したという。また、エボシ御前は、山犬たちや山犬のモロに育てられたサンからも狙われているという。アシタカに呪いをかけたタタリ神は、ナゴの守の変わり果てた姿だったことをアシタカは知る。

エボシ御前の功罪

夜。エボシ御前と面会したアシタカは、山を破壊するエボシ御前をたしなめる。だが、エボシ御前は世間から見捨てられた病者に石火矢を作らせて保護し、売られた女たちをタタラ場で働かせて助け、それらの人々から慕われていることをアシタカは知る。

サンの襲撃

エボシ御前の命を狙ってサンがタタラ場にやって来る。サンとエボシ御前が刀で戦っているところにアシタカが間に入り、サンとエボシ御前をみね打ちで気絶させ、サンを抱えてタタラ場を出て行く。だが、出ていく途中で、意図せずタタラ場の女が持つ石火矢が発射され、アシタカは胸を撃ち抜かれる。

「そなたは美しい」

目を覚ましたサンは、倒れた瀕死のアシタカにトドメを刺そうとする。だが、アシタカから「生きろ」「そなたは美しい」と言われたサンは、思いとどまりシシ神の住む池に連れていく。シシ神はアシタカの傷を癒やす。一方、天朝からシシ神退治の許可を得たジコ坊は、シシ神とシシ神の元に向かう多くの山の神であるイノシシを目撃する。

イノシシの決意

アシタカはシシ神によって傷を癒やされる。一方で、人間にナゴの守を殺された、乙事主をリーダーとするイノシシの山の神たちは、人間たちに戦いを挑もうとしている。サンを娘として育てた山犬のモロはイノシシを止めようとするが、イノシシたちは言うことを聞かない。エボシ御前たちは、鉄を奪おうとする大侍と戦となっている。戦いを終えたエボシ御前の前にジコ坊が現れ、ともにシシ神退治に向かうことになる。

イノシシと人間の戦い

傷が癒えたアシタカは、サンたちの元を離れる。一方、エボシ御前たちの軍勢は、煙をたき、木を切ることでイノシシたちを挑発。挑発に乗ったイノシシたちと戦いになり、サンはイノシシとともに戦う。アシタカは、エボシ御前や男たちがいなくなったタタラ場が侍によって襲われているのを見て、エボシ御前に伝えに向かう。

乙事主がタタリ神に

人間との戦いによって、イノシシたちは乙事主を残して全滅する。サンは傷ついた乙事主を連れて、シシ神の元へ向かう。ジコ坊の仲間であるジバシリたちは、イノシシの皮をかぶって乙事主をだまし、シシ神の場所まで案内させようとしている。乙事主はタタリ神へと変身を始め、サンも取り込まれそうになる。

シシ神が現れる

シシ神のいる池にやって来たアシタカは、サンを助けようとするがうまくいかない。死を間近に控えたモロが、乙事主にかみつき、サンを助け出す。エボシ御前やジコ坊もやって来る。そこに、シシ神が現れる。シシ神に触れた乙事主とモロは、命を失う。

黒い液体

エボシ御前は、石火矢でシシ神の首を落とす。シシ神からは黒い液体が流れ出し、触れたものの命を奪う。液体は森の中に広がっていき、木は枯れていく。首だけになったモロはエボシ御前を襲い、右腕をかみちぎる。ジコ坊は首おけにシシ神の首を入れて逃げていく。黒い液体はタタラ場も破壊する。アシタカとサンはジコ坊を追いかけ、シシ神の首を取り戻し、シシ神に返す。

再生

首を取り戻したシシ神は倒れ、消えていく。枯れた森には新しい木や植物が生えてくる。アシタカはタタラ場で、サンは森で暮らしながら、ともに生きることを誓う。エボシ御前はタタラ場の人たちに、再びいい村を作ろうと話す。

人物 1 もののけ姫

アシタカ

俳優:松田洋治 アシタカは、タタリ神による呪いを解く方法を求めて西へと向かう、映画「もののけ姫」・・・の登場人物。大和の国との戦に敗れて東国に住むエミシの若者。長となるべく教育を受けて育った。だが、タタリ神となって村を襲うイノシシ(ナゴの守)の命を奪った時に、死に至る呪いを右腕にかけられたことから、呪いを解く方法を求めて西へと向かう。 鉄・・・
人物 2 もののけ姫

サン

俳優:石田ゆり子 サンは、山犬のモロの君に育てられた人間である、映画「もののけ姫」の登場人物。人間・・・たちからは「もののけ姫」と言われている。顔にはペイントをし、戦いに挑む時には白い毛のついた面をつける。白いイヤリングやネックレスをし、頭や腕にはリングをつけている。赤ん坊の頃に、モロが襲った人間がいけにえとして差し出したことから、哀れに思っ・・・
人物 3 もののけ姫

エボシ御前

俳優:田中裕子 エボシ御前は、鉄を作るタタラ場のリーダーである、映画「もののけ姫」の登場人物。森・・・を切り開いて、砂鉄から鉄を作るタタラ場を仕切っており、木を切り倒すために森の神々や動物から恨まれている。一方で、世間から見捨てられた病者に石火矢を作らせて保護し、売られた女たちをタタラ場で働かせて助け、それらの人々から慕われている。 ジコ・・・
セリフ・名言 1 もののけ姫

タタリ神(ナゴの守)「汚らわしい人間どもめ。我が苦しみと憎しみを知るがいい・・・」

0:7:10頃 アシタカの村の近くに突如姿を現したタタリ神。村に向かうのを止める・・・ために、アシタカはタタリ神の目を射抜き、退治をする。息絶える前にタタリ神が残した言葉。タタリ神は、もとはナゴの守という山の神であるイノシシで、人間が森を破壊することに怒って襲撃したものの、石火矢で鉄つぶてを撃ち込まれ、タタリ神となってしまっ・・・
セリフ・名言 2 もののけ姫

ヒイ様「そなたは、自分のさだめを見据える覚悟があるかい?」

0:08:35頃 タタリ神によって右腕を呪われたアシタカ。右腕にはアザができ、そ・・・のアザはやがて骨まで達し、アシタカの命を奪うという。村の長老で巫女であるヒイ様とアシタカのやりとり。・・・
セリフ・名言 3 もののけ姫

ヒイ様「誰にもさだめは変えられない。ただ、待つか自ら赴くかは決められる」

0:09:00頃 タタリ神によって右腕を呪われたアシタカは、やがて呪いによって死・・・ぬ運命となった。そんなアシタカに、タタリ神がやって来た西の国に向かうように、長老のヒイ様は助言をする。・・・
音楽 1 もののけ姫

タタラ踏む女達

タタラを踏む女たちが歌う労働歌(0:43:00頃)。監督の宮﨑駿が作詞し、音楽を・・・担当した久石譲が作曲している。・・・
音楽 2 もののけ姫

もののけ姫

「もののけ姫」の主題歌。監督の宮﨑駿が作詞し、音楽を担当した久石譲が作曲している・・・。米良美一が高音で歌っている。「もののけ姫」では、エンドロールで流れるほか、胸を撃たれて瀕死の状態から回復したアシタカがサンの横で目を覚ますシーンで流れる(1:18:30頃)。・・・
音楽 3 もののけ姫

サントラ(サウンドトラック)

「もののけ姫」の音楽は多くのジブリ作品を手がけている久石譲。発売されているサント・・・ラには以下の曲が収録されている。演奏は、東京シティ・フィルハーモニック管弦楽団が行っている。 1.「アシタカせっ記」 2.「タタリ神」 3.「旅立ち~西へ」 4.「呪われた力」 5.「穢土」 6.「出会い」 7.「コダマ達」 8.「神の森・・・
キーワード 1 もののけ姫

エミシの村

大和との戦いに敗れた人々が500年に渡って生きているアシタカが住んでいた村。ヒイ・・・様と呼ばれる巫女が長老を務めており、将来アシタカは長となるはずだった。だが、村に向かうタタリ神を殺したアシタカが右腕に呪いを受けたことから、村を去り西へと向かう。呪われた者を見送ることは村のおきてで禁じられているが、アシタカを慕うカヤはおき・・・
キーワード 2 もののけ姫

タタリ神の呪い

アシタカはタタリ神を殺した時に右腕が呪われてしまう。右腕にはアザができ、やがて骨・・・まで達してアシタカの命を奪うという。呪いによってアシタカは強力の力を発揮するようになり、射た矢で兵士の首を飛ばしたり、10人がかりで開ける門の扉を1人で開けたりする。時折、アシタカの意思にかかわらず、動き出すことがある。アザは右腕だけだった・・・
キーワード 3 もののけ姫

鉄のつぶて

アシタカが倒したタタリ神の体の中には、鉄のつぶてが入っていた。鉄のつぶてを見たジ・・・コ坊から西にあるシシ神の森の話を聞いたアシタカは、西へ向かう。鉄のつぶては、タタリ神になる前のナゴの守に、エボシ御前が石火矢で撃ち込んだものだった。また、エボシ御前が山犬のモロの君にも石火矢を撃ち、鉄のつぶてを受けたモロの君はやがて命を失う・・・
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