登場人物・キャスト ダ・ヴィンチ・コード
ロバート・ラングドン(トム・ハンクス)
重要な部分に触れている場合があります。
ロバート・ラングドンは、ハーバード大学の宗教象徴学の教授である、映画「ダ・ヴィンチ・コード」の登場人物。カトリックの家庭に育つ。7歳の時に井戸に落ちて、発見された時には半死半生だった経験から、閉所恐怖症である。そのため、エレベーターが苦手で、輸送車のコンテナに入れられた時には落ち着かない様子を見せる。キリスト教についての深い知識と、暗号解読や文字の解析に優れた能力を持っている。聖杯伝説について深い知識を持つリー・ティービングとは、古くからの知り合いである。
著書「図像の解釈」についての公演でパリを訪れる。殺害されたルーヴル美術館館長のソニエールが、ラングドンを探すように床にメッセージを残したことから、フランスのDCPJ(司法警察中央局)にルーヴル美術館に呼ばれる。そこで出会ったDCPJの暗号解読官でソニエールの孫だというソフィー・ヌヴーから、容疑者とされていることを聞かされる。ソニエールが残したメッセージから、百合の紋章のついた鍵を見つけ、ソフィーとともにDCPJの捜査官ファーシュから逃げる。
鍵がチューリッヒ信託銀行のものであることが分かり、信託銀行に預けられていたクリプテックスを取り出す。DCPJに追われていることを知った信託銀行の夜間支配人によって輸送車で連れ出されるものの、夜間支配人がクリプテックスを渡すように要求。すきをついて、輸送車を奪って逃げる。
ソフィーとともに、知り合いのティービングの屋敷に逃げ込む。ティービングから、クリプテックスに記されているのは聖杯=マグダラのマリアの墓であるという話を聞く。クリプテックスを狙って屋敷にやってきたシラスに襲われるも、ティービングの自家用飛行機で脱出。クリプテックスを開けるためのパスワードのヒントがロンドンにあることが分かり、ロンドンに向かう。
ロンドンで最初に訪れたテンプル教会は、目的の場所ではなかった。さらに、テンプル教会では、ティービングの召使いであるレミーの裏切りによって、クリプテックスを奪われてしまう。ソフィーとともに逃げ、インターネットで調べた結果を元に、ウェストミンスター教会が目的の場所と分かる。ウェストミンスター教会では、クリプテックスを持ったティービングと会う。ティービングは、クリプテックスを奪うためにレミーを使ったのだった。ティービングにクリプテックスを開けるパスワードを解読するように命じられるも、「分からない」と言ってクリプテックスを破壊。だが、実際には、パスワードを解読して、ティービングに分からないように中に入っていた紙を取り出していた。
紙に書かれたヒントを元に、スコットランドのロスリン礼拝堂に、ソフィーとやって来る。そこで、マグダラのマリアの棺桶が置かれていた場所を見つけ、近くにあった資料や新聞記事から、ソフィーこそがマグダラのマリアの子孫であると考える。ソフィーと別れてパリに戻ったあとに、クリプテックスに書かれていたヒントから、ルーヴル美術館の地下にマグダラのマリアの棺桶がある可能性に気づき、ルーヴル美術館のピラミッドにひざまずく。
・ニュートンが葬られているにも関わらず、引力の法則を発見したヒントとなったリンゴの球体がないことから、クリプテックスのパスワードを「APPLE」と当てる。
キャスト
ロバート・ラングドンを演じているのは、アメリカの俳優であるトム・ハンクス。当時50歳頃。「フィラデルフィア」(1993)と「フォレスト・ガンプ/一期一会」(1994)で、2年連続でアカデミー主演男優賞を受賞したことで知られる。同時期の出演作品としては「チャーリー・ウィルソンズ・ウォー」(2006)、「レディ・キラーズ」(2004)、「ターミナル」(2004)などがある。
・トム・ハンクスの髪はくせ毛だが、ラングドンを演じるにあたってストレートパーマをかけている。
・ロン・ハワードの第一候補は、ビル・パクストンだった。パクストンは出演を望んだが、スケジュールの都合で実現しなかった。他には、ラッセル・クロウ、レイフ・ファインズ、ヒュー・ジャックマン、ジョージ・クルーニーの名前が上がったという。
関連項目
シーン 1
ダ・ヴィンチ・コード
ハーバード大学の宗教象徴学の教授であるロバート・ラングドンは、パリで講演を行う。・・・ラングドンは、写真、絵画、彫像の一部分(白い頭巾、三叉(みつまた)の矛(ほこ)、女性に抱かれる赤ん坊)を切り取った画像を聴衆に見せてイメージを聞いたあと、全体を見せてイメージと実態との差異を見せる。ラングドンは、「過去を知る度合いで、現在を・・・
シーン 3
ダ・ヴィンチ・コード
殺されたジャック・ソニエールは、ラングドンとソフィーに向けて、ルーヴル美術館の床・・・にメッセージを残していた。メッセージ自体には意味がないものの、アナグラム(文字の並び替え)となっており、レオナルド・ダ・ヴィンチの「モナ・リザ」を意味していることをラングドンは解読する。
ルーヴル美術館にある「モナ・リザ」の絵画を調べると・・・
シーン 4
ダ・ヴィンチ・コード
ルーヴル美術館で百合の紋章が描かれた鍵を見つけたラングドンとソフィーは、車でアメ・・・リカ大使館に向かう。百合の紋章とソニエールが残したメッセージから、シオン修道会が絡んでいると考えたラングドンは、ソフィーにシオン修道会について聞く。だが、ソフィーは何も知らないという。
シオン修道会は、「ダ・ヴィンチ・コード」の中で重要な・・・
シーン 8
ダ・ヴィンチ・コード
ソフィーがマグダラのマリアの末裔であることが分かったあと、ソフィーとラングドンは・・・2人で話をする。ラングドンはソフィーに、子どもの頃に井戸に落ちた時に、キリストに祈り、近くに誰かがいたような感じを受けたことを話す。さらに、神と人を分ける意味があるのかと問うのだった。
2人は思いがけない事実にたどり着く。だが、ソフィーと・・・
セリフ・名言 1
ダ・ヴィンチ・コード
0:54:05頃(通常版)
殺人事件に巻き込まれ、殺されたルーヴル美術館館長ソニ・・・エールの孫だというソフィーとともに逃げる羽目に陥ったラングドン。ソフィーとソニエールの過去に、さまざまな謎を解く鍵があると考えたラングドンは、過去に何があったかを聞く。その時のラングドンの言葉。ソフィーは歴史が苦手だと言っていたが、それは過・・・
セリフ・名言 7
ダ・ヴィンチ・コード
1:59:00(通常版)
聖杯にたどり着くヒントとなる紙は、クリプテックスの中に・・・入れられていた。クリプテックスを開けるには、5文字のパスワードが必要だった。パスワードのヒントがニュートンの墓にある球体と知ったラングドンは、見事に答えにたどり着く。たどり着いた過程をラングドンがソフィーに説明する時の言葉。・・・
その他の「ダ・ヴィンチ・コード」の登場人物・キャスト
人物 2
ダ・ヴィンチ・コード
俳優:オドレイ・トトゥ
ソフィー・ヌヴーは、フランスのDCPJ(司法警察中央局)の暗号解読官である、映画・・・「ダ・ヴィンチ・コード」の登場人物。4歳の時、両親や兄と一緒に乗った車が事故にあい、ソフィーだけが助かり、祖父のソニエールによって育てられる。ソニエールからは、「プリンセス・ソフィー」と呼ばれ、パズルや暗号の解き方を教わって育つ。だが、ソニ・・・
人物 3
ダ・ヴィンチ・コード
俳優:イアン・マッケラン
リー・ティービングは、聖杯探索に情熱を燃やしている、映画「ダ・ヴィンチ・コード」・・・の登場人物。イギリス人だが、フランスに住んでいる。富豪で、シャトー・ヴィレットと呼ばれる豪邸に住み、自家用飛行機を持ち、召使いのレミーを雇っている。足が悪く、2本の松葉づえを使っている。
聖杯伝説に取りつかれており、屋敷には大量の資料が山・・・
人物 4
ダ・ヴィンチ・コード
俳優:ポール・ベタニー
シラスは、オプス・デイの狂信的な信者である、映画「ダ・ヴィンチ・コード」の登場人・・・物。色素欠乏症のため、皮膚や髪が白い。殺人の過去があり、投獄されているところを、オプス・デイの司祭アリンガローサに助けられる。アリンガローサが強盗に襲われた時に助け出し、「天使」と呼ばれるようになる。以後はアリンガローサに傾倒。アリンガロー・・・
人物 5
ダ・ヴィンチ・コード
俳優:アルフレッド・モリーナ
アリンガローサは、カトリック教会の組織オプス・デイの司教である、映画「ダ・ヴィン・・・チ・コード」の登場人物。強盗に襲われた時に助けられたこともあり、シラスを「天使」と呼んで大事にしている。一方で、聖杯を見つけするために、シラスを利用してもいる。また、フランスのDCPJ(司法警察中央局)の捜査官で、オプス・デイの信仰者でもあ・・・
人物 6
ダ・ヴィンチ・コード
俳優:ジャン・レノ
ファーシュは、フランスのDCPJ(司法警察中央局)の捜査官である、映画「ダ・ヴィ・・・ンチ・コード」の登場人物。カトリック教会の組織オプス・デイの一員でもあり、エリにはバッジもつけている。オプス・デイの司教アリンガローサから、ラングドンが殺人の告白をしたという偽の情報を教えられていたから、ラングドンを追う。ロンドンに向かった・・・