登場人物・キャスト　ギルバート・グレイプ

ギルバート・グレイプ(ジョニー・デップ)

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What's Eating Gilbert Grape (1993) Trailer #1 | Movieclips Classic Trailers

ギルバート・グレイプは、グレイプ家の次男である、映画「ギルバート・グレイプ」の登場人物。24歳。アイオワ州の小さな田舎町のエンドーラに住む。父が17年前に自殺し、兄のラリーが家を出てしまったため、太って家からでなくなってしまった母のボニーや、知的障害がある弟のアーニーたちのいる一家を支える役目を果たしている。そのため、自分のことを考える余裕がない。

最近できた大きなスーパーの影響で客足の減った、ラムソンの食料品店で働いている。配達先であるカーヴァー家のベティと不倫関係にある。タッカーとボビーが友人で、よくレストランに集まって話をする。フォードの1968年のトラック「F100」に乗る。

トレーラーでアメリカ全土を旅しながら生活する一団に祖母とともに加わっているベッキーと出会い、奔放に生きるベッキーに恋心を抱くようになる。ベティとは一緒に夕陽を見たり、これまでに話さなかったような未来や過去について話をしたりするうちに、心を通じあわせていく。一緒にいるところを見られたベティが情緒不安定になるが、ベティの夫のベンが亡くなったことからベティは町を出ていく。ベティの乗るトレーラーの故障が直ったために、ベティも去ってしまう。

アーニーの誕生パーティの日に、母親が自宅で亡くなる。母親を家から出すためには多くの人手がかかることから、母を笑いものにしたくないと考え、自宅に火をつけて燃やす。1年後、再びトレーラーでやって来たベティと再会。アーニーとともにトレーラーに乗って町を出ていく。

・アーニーのことを守る気持ちが強い。そんなアーニーを風呂に入れたままベティに会いに行き、翌朝にアーニーが風呂に入ったままで凍えているのを発見して罪悪感を抱く。その後、誕生日のケーキをアーニーが食べてしまった時には怒り、アーニーをたたいて傷つけてしまい、さらなる罪悪感を抱く。

・父親については、「感情を現したことがない、死んでいるかのようだった」と語る姿を見せる。

キャスト

ギルバート・グレイプを演じているのは、アメリカの俳優であるジョニー・デップ。公開時30歳頃。ゴールデングローブ賞主演男優賞（ミュージカル・コメディ部門）にノミネートされた「シザーハンズ」(1990)などでも知られる。同時期の出演作には、ともにゴールデングローブ賞主演男優賞（ミュージカル・コメディ部門）にノミネートされた「妹の恋人」(1993)、「エド・ウッド」(1994)などがある。