登場人物・キャスト おくりびと
佐々木生栄(山崎努)
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佐々木生栄は、NKエージェントの社長である、映画「おくりびと」の登場人物。9年前に妻に先立たれ、妻の納棺を手がけてから納棺師を仕事としている。オフィスの2階で多くの植物を育てており、網焼きの設備も整えている。
面接に訪れた大悟を、履歴書をまったく見ずに即採用を決める。戸惑う大悟に、月給50万円(現金日払いでもOK)を提示し、その場で2万円を渡す。働くことになった大悟を納棺師の仕事を説明するDVDに死体役で出演させる。納棺師としての仕事ぶりを大悟に見学させ、大悟が納棺師の仕事に興味を持つようになる。
退職しようした大悟には、「生き物が生き物を食って生きてる」「死ぬ気になれなきゃ食うしかない。食うんなら、うまい方がいい」と死生観を語り、大悟を思いとどまらせる。その後、音信不通だった父の遺体を引き取ることにした大悟に、オフィスに置かれた棺を持って行かせる。
・面接時に、募集広告には「旅のお手伝い」と書いてあると大悟から言われた時には、「誤植だ」「旅立ちのお手伝い」とうそぶく。
キャスト
佐々木生栄を演じているのは山崎努。公開時72歳頃。ともに日本アカデミー賞最優秀主演男優賞を受賞した「お葬式」(1984)や「マルサの女」(1987)などの出演作がある。同時期の出演作には、「クライマーズ・ハイ」(2008)、「映画 クロサギ」(2008)などがある。
「おくりびと」の関連項目
セリフ・名言 5
おくりびと
0:21:35頃
妻の美香とともに田舎の山形に戻った大悟は、職探しを始める。募集・・・広告で高給の仕事を見つけた大悟は、さっそく面接に向かう。だが、社長の佐々木から仕事内容が納棺であることを聞かされた大悟は面食らう。募集広告の文面について指摘された佐々木は、「誤植」とうそぶくのだった。
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セリフ・名言 15
おくりびと
1:19:15頃
納棺師の仕事をいやがり、妻の美香が実家に戻ってしまった大悟。世・・・間からさげすまれる仕事をしていることに気づいた大悟は、退職を決意する。社長の佐々木に退職の意志を告げようとした大悟は、火であぶったふぐの白子を食べる佐々木から、生き物が生き物を食べて生きていることを聞かされる。
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セリフ・名言 16
おくりびと
1:19:40頃
退職を決意した大悟が、社長の佐々木の元にやって来る。火であぶっ・・・たふぐの白子を食べる佐々木から、生き物が生き物を食べて生きていることを聞かされる。そして、生きていく限りは生き物を食べていくしかないことを語る。
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セリフ・名言 17
おくりびと
1:20:05頃
退職を決意した大悟が、社長の佐々木の元にやって来る。火であぶっ・・・たふぐの白子を食べる佐々木から、生き物が生き物を食べて生きていることを聞かされる。そして、生きていく限りは生き物を食べていくしかないことを語る。佐々木から白子を勧められた大悟は、舌鼓を打つ。大悟は納棺師を続ける決意をする。「うまいんだよなあ・・・
セリフ・名言 23
おくりびと
1:54:40頃
音信不通となっていた父親の死を聞いた大悟は、ためらないながらも・・・遺体を引き取りに向かうことにする。そんな大悟に対し、佐々木がオフィスにある棺のうち好きなのを持っていくように話す。大悟は一番高い棺を持っていく。
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その他の「おくりびと」の登場人物・キャスト
人物 4
おくりびと
俳優:吉行和子
山下ツヤ子は、銭湯「鶴乃湯」を1人で切り盛りしている、映画「おくりびと」の登場人・・・物。息子と大悟が幼なじみで、小さい頃から大悟のことを知っている。高齢になった今でも仕事を続けており、息子からは銭湯をやめて土地を売るように言われているが、「絶対にやめない」と意思を固めている。その後、まきを運んでいる最中に倒れてそのまま亡く・・・
人物 5
おくりびと
俳優:余貴美子
上村百合子は、NKエージェントで内勤として働く、映画「おくりびと」の登場人物。北・・・海道の帯広出身。若い頃にいろいろあったあと、山形のスナックに流れ着く。スナックのママが脳溢血で急死した時に佐々木が納棺を務め、「この人にやってもらいたい」と思ったことからNKエージェントで働くことになる。佐々木については、「直感で動く」と語・・・
人物 6
おくりびと
俳優:笹野高史
平田正吉は、銭湯「鶴乃湯」の常連客である、映画「おくりびと」の登場人物。鶴乃湯に・・・来た大悟に値段を教えてやる。鶴乃湯では、詰将棋などをして時間を過ごしている。鶴乃湯には50年以上も通い続けており、地下水をくんでまきで沸かしているためにお湯がやわらかく、熱くてもチクチクしないと語る。また、ツヤ子のスカーフ姿を褒める姿を見せ・・・
人物 7
おくりびと
俳優:杉本哲太
山下は、大悟の幼なじみである、映画「おくりびと」の登場人物。役所に勤めており、妻・・・と幼い娘がいる。母のツヤ子が切り盛りしている「鶴乃湯」を閉めて土地を売ろうとするが、ツヤ子の反対にあっている。山形へ帰ってきた大悟との再会を喜ぶが、大悟の仕事を知ったあとに道でばったり会った時には、妻や子どもにあいさつをさせず、仕事のことが・・・
人物 8
おくりびと
俳優:峰岸徹
小林淑希は、大悟の父親である、映画「おくりびと」の登場人物。大悟が小さい頃に、経・・・営していた喫茶店のウェートレスと家出をし、それから音信不通となっていた。戸籍からもすでに外れている。大悟にチェロを習わせ、石文についても教えていた。毎年石文を交換しようと大悟と約束していたが、1回きりとなっていた。
漁港で働いていた由良浜・・・