登場人物・キャスト ムーンライト
シャロン(トレヴァンテ・ローズ/アシュトン・サンダース/アレックス・ヒバート)
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Moonlight Official Trailer 1 (2016) - Barry Jenkins Movie
シャロンは、映画「ムーンライト」の登場人物。少年、高校生、大人のシャロンが描かれる。
少年時代は、マイアミのスラムの公営住宅に母親と暮らす。無口でおとなしい性格。母親はドラッグ中毒で、体を売って生活している。歩き方などから「ホモ」といじめられているが、自分にゲイの自覚はない。いじめから逃げたところを見たフアンと知り合いに、フアンの恋人であるテレサとも親しくなる。フアンから泳ぎ方や人生を自分で決める必要性について教わる一方で、ドラッグ中毒の母親に薬を売っているのもフアンであることを知っている。
高校生時代にはフアンが亡くなっているが、テレサにはよくしてもらっている。母親の麻薬中毒はひどくなっており、金をせびられたりもする。テレルたちにいじめられている一方で、ケヴィンとは友人関係にある。ある日、家に帰れずに砂浜に向かい、ケヴィンとキスをし、手淫をされる。だが、テレルによって命じられたケヴィンに殴られ、復讐のため授業中にテレルをイスで殴る。警察に連行され、少年院に入れられる。
アトランタの少年院で出会った人物からドラッグの売人の仕事を紹介され、大人になると売人の元締めにのし上がる。体も大きくなり、高級車に乗り、金のブレースを歯にはめる姿を見せる。そんなある夜、フロリダでコックをしているケヴィンから電話があり、高校時代のことを謝られ、店に来るように誘われる。店でケヴィンと再会し、これまでや今の互いの人生を語り合う。ケヴィンの自宅で、高校生にケヴィンに触れられてから誰にも触れられていないことを告白し、ケヴィンの肩に頭を預けて身を寄せ合う。
・母親のことを嫌っていたものの、ケヴィンの元に向かう前に母親が入れられている施設に面会に行き、母親から謝られることで和解する。
・少年時代は「リトル」のニックネームで呼ばれている。ケヴィンからは、ケヴィンがつけたニックネームである「ブラック」と呼ばれる。大人になったシャロンは、車のナンバーを「BLACK305」としている。305はマイアミの市外局番である。
・ケヴィンから女性と学校でセックスをした話を聞いた夜には、セックスの様子を夢に見る。また、大人になったシャロンがケヴィンから電話をもらった翌朝には、夢精している自分に気づく。
キャスト
大人になったシャロン(ブラック)を演じているのは、アメリカの俳優であるトレヴァンテ・ローズ。公開時26歳頃。
高校時代のシャロンを演じているのは、アメリカの俳優であるアシュトン・サンダース。公開時21歳頃。
少年時代のシャロン(リトル)を演じているのはアレックス・ヒバート。ヒバートには縁起の経験がなかった。また、フアンに泳ぎを教わるシーンがあるが、演じたヒバートも泳げなかったという。
3人の役者は、共通した目を持つことで選ばれた。また、他の役者の演技に影響を受けないように、撮影中には3人が会わないようにされたという。
「ムーンライト」の関連項目
シーン 1
ムーンライト
マイアミのスラム地区。麻薬の売人の元締めであるフアンは、いじめられた1人の少年が・・・廃虚のアパートの一室に逃げ込むのを見る。少年のもとにやって来たフアンは、店に連れて行って食べ物を食べさせ、自宅へと連れ帰る。恋人のテレサが、少年の名前はシャロンで、ニックネームはリトルであることを聞き出す。帰りたくないと話すリトルを、フアン・・・
シーン 2
ムーンライト
マイアミのスラム地区。麻薬の売人の元締めであるフアンは、いじめられて廃虚に逃げ込・・・んだ少年のリトルに声をかける。フアンはリトルを店に連れて行って食べ物を食べさせ、自宅へと連れ帰る。帰りたくないと話すリトルを、フアンとテレサは家に泊めてやる。翌朝、フアンがリトルを自宅に連れて行くが、リトルの母親であるポーラは、フアンに冷た・・・
シーン 3
ムーンライト
マイアミのスラム地区。麻薬の売人の元締めであるフアンは、いじめにあっている少年の・・・リトルと知り合う。だがリトルの母親であるポーラは、フアンに冷たい態度を取る。ある日、フアンはリトルに海で泳ぎを教えてやる。体の動かし方を教わったリトルは、1人で泳げるようになる。そんなリトルを見て、フアンは喜ぶ。フアンはリトルの父親代わりの・・・
シーン 4
ムーンライト
マイアミのスラム地区で育ったシャロン。母親のポーラはドラッグ中毒で体を売っており・・・、自身は「ホモ」といじめられる少年時代を過ごす。そんな中、麻薬の売人の元締めであるフアンと出会ったシャロンは、フアンから泳ぎを教えられ、生き方のアドバイスをもらう。だが、母親はフアンの組織が売るドラッグを買っていたのだった。
高校生となっ・・・
シーン 5
ムーンライト
大人になったシャロンは、高校時代に友人だったケヴィンから久しぶりの連絡を受ける。・・・ケヴィンとキスをし、手淫してもらった経験のあるシャロンにとって、ケヴィンは忘れられない人物だった。シャロンはケヴィンがコックをしているレストランにやって来る。そしてケヴィンが、昔懐かしい人物との再会を歌った曲である「ハロー・ストレンジャー」・・・
セリフ・名言 8
ムーンライト
0:34:55頃
シャロン(リトル)の父親代わりの存在となっていたフアン。だがそ・・・のフアンの母ポーラはドラッグ中毒者で、そのドラッグを売っているのはフアンの組織だった。シャロンから問われたフアンは、正直に答えるしかなかった。シャロンが帰ったあと、フアンは涙ぐむ。
・・・
セリフ・名言 11
ムーンライト
0:53:00頃
家に居場所がないシャロンは、砂浜へとやって来る。そこにマリファ・・・ナを吸いにやって来た友人のケヴィンと2人で話をする。シャロンの母親はドラッグ中毒で体を売って金を稼ぎ、自分は「ホモ」と言われていじめられていた。そんなシャロンをケヴィンが励ます。
・・・
セリフ・名言 18
ムーンライト
1:42:10頃
高校時代以来の久しぶりの対面を果たしたシャロンとケヴィンのやり・・・とり。高校時代のケヴィンは、いじめっ子のテレルに命じられて、シャロンを何発も殴ったことがあった。だがシャロンはケヴィンに殴られたことは誰にも言わず、テレルを授業中にイスで殴りつけて少年院に入れられたのだった。
・・・
セリフ・名言 20
ムーンライト
1:44:30頃
「ムーンライト」の最後のセリフ。高校時代から久しぶりの対面を果・・・たしたケヴィンの家にやって来たシャロンが語る。高校時代に、砂浜でシャロンはケヴィンに手淫をしてもらったことがあった。それからシャロンは誰とも体の付き合いをしていないことを語る。このあと2人は頭を寄せ合い、ケヴィンはシャロンの頭を抱えて抱き寄・・・
その他の「ムーンライト」の登場人物・キャスト
人物 2
ムーンライト
俳優:アンドレ・ホランド/ジャレル・ジェローム/ジェイデン・パイナー
ケヴィンは、シャロンの友人である、映画「ムーンライト」の登場人物。シャロンのこと・・・は、自分の付けたニックネームである「ブラック」と呼ぶ。少年時代からシャロンに目をかけ、タフなところをみんなに見せるように話し、取っ組み合いを吹っかける。高校時代には、女性と学校でセックスをして教師に見つかったりする一方で、浜辺で会ったシャロ・・・
人物 3
ムーンライト
俳優:ナオミ・ハリス
ポーラは、シャロンの母親である、映画「ムーンライト」の登場人物。ドラッグ中毒者で・・・、金のために体を売っている。シャロンのことを愛しているものの、自分をコントロールできない。
シャロンが少年の頃には、家に帰って来なかったシャロンのことを心配する一方で、シャロンを泊めてくれたフアンに対しては冷たい態度を取る。また、フアンの・・・
人物 4
ムーンライト
俳優:マハーシャラ・アリ
フアンは、ドラッグの売人の元締めである、映画「ムーンライト」の登場人物。キューバ・・・出身。恋人のテレサと暮らしている。いじめられて廃虚のアパートに逃げ込んだシャロンを見て、声をかける。食事をさせて家に連れていき、家に帰りたくないというシャロンを泊まらせる。翌日に家まで送るが、シャロンの母親であるポーラから冷たい態度を取られ・・・
人物 5
ムーンライト
俳優:ジャネール・モネイ
テレサは、フアンの恋人である、映画「ムーンライト」の登場人物。フアンが連れてきた・・・シャロンと話をし、緊張をほぐさせる。フアンのニックネームが「リトル」と聞いても、自分は「フアン」と呼ぶと宣言する。シャロンからシャロンの母ポーラに麻薬を売っていることを指摘されて落ち込むフアンを慰める。シャロンが高校生になった頃にはフアンは・・・
人物 6
ムーンライト
俳優:パトリック・デシル
テレルは、高校時代にシャロンをいじめる男子生徒である、映画「ムーンライト」の登場・・・人物。仲間とともにシャロンのことを「ホモ」と呼び、細いジーンズをバカにする。また、母親のポーラを「ヤク中の売春婦」とコケにする。ある日、ケヴィンにシャロンを殴るように命じ、殴られて倒れたシャロンを仲間と蹴りまくる。その復讐から、シャロンによ・・・