登場人物・キャスト 舟を編む
西岡 正志(オダギリ ジョー)
重要な部分に触れている場合があります。
西岡正志は、玄武書房の辞書編集部員である、映画「舟を編む」の登場人物。辞書編集部での馬締の先輩。明るく軽い性格でコミュニケーション能力が高い。玄武書房に勤める三好麗美と付き合っているが、会社ではあまり大っぴらにしていない。辞書の監修を務める松本からはあまり信頼されていない。
辞書編集部を支えてきた荒木公平が定年で退職することになり、荒木とともに新しい辞書編集部員を社内で探す。恋人の麗美から馬締のことを聞き、荒木に教える。情熱的に辞書づくりに取り組む馬締と当初は性格的に合わないと考え、時には自分のことをバカにしていると思う。だが、徐々に打ち解けていき、馬締の香具矢への恋も応援する。また、辞書づくりにも身を入れていく。
辞書「大渡海」の制作が中止になるかもしれないと聞き、外部の学者への発注を前倒しにして既成事実を作り後には戻れない状態にして、局長を説得に行く機転を見せる。大渡海の制作は続行されるものの、局長から自分か馬締のどちらかが宣伝部に異動する条件を出され、自分が宣伝部に移る。宣伝部に移る直前に麗美と一緒に馬締に部屋に招かれ、馬締から感謝の言葉を告げられて号泣。さらに酔っ払った勢いで、麗美に結婚のプロポーズをする。
宣伝部に異動になったあとも辞書編集部を気にかけ、新人が入ったと聞いて様子を見に来る。残業していた新人の岸辺みどりに、自分が実体験を元にした用例を書いた「ダサい」の語釈について話し、みどりに辞書づくりの楽しさを教える。また、大渡海の宣伝も担当し、麻生久美子をポスターに起用するなど、キャンペーンを仕切る姿を見せる。
・麗美との間には子どもができ、携帯電話で幼い子どもと赤ちゃん言葉で話をする姿を見せる。
キャスト
西岡正志を演じているのは、オダギリジョー。公開時37歳頃。「アカルイミライ」(2003)、「メゾン・ド・ヒミコ」(2005)、「東京タワー 〜オカンとボクと、時々、オトン〜」(2007)などでも知られる。同時期の映画出演作には、「マイウェイ 12,000キロの真実」(2012)、「リアル〜完全なる首長竜の日〜」(2013)、「人類資金」(2013)などがある。
「舟を編む」の関連項目
セリフ・名言 6
舟を編む
0:24:00頃
玄武書房の辞書編集部で働く西岡は、同じ会社に務める麗美と付き合・・・っていた。長い付き合いの西岡と麗美は、互いの家の鍵を持って自由に出入りする関係だった。そんな2人が軽口をたたきあう。西岡にとって麗美は大切な存在だった。
・・・
セリフ・名言 10
舟を編む
0:56:30頃
香具矢に恋をする馬締は、編集部の佐々木のアドバイスもあって恋文・・・を書くことにする。ようやく書き終えた馬締の恋文は、筆で達筆に書かれていた。感想を求められた西岡は、筆で書かれた恋文に驚きの声を上げる。
・・・
セリフ・名言 11
舟を編む
1:05:00頃
香具矢に恋をする馬締は、恋文を書くことにする。ようやく書き終え・・・た馬締の恋文は、筆で達筆に書かれていた。西岡に達筆すぎて読めないと言われた馬締は書き直そうとするが、西岡はそのまま渡すべきと話す。香具矢は、西岡の言う通りに「どんな手を使ってでも」読んでくれるのだった。
・・・
セリフ・名言 14
舟を編む
1:21:20頃
辞書「大渡海」の制作中止が検討されていることを知った西岡と馬締・・・は、局長の村越を説得する。制作継続が決まるものの、西岡の宣伝部への異動が条件だった。西岡が宣伝部への異動が近づく中、馬締は西岡と西岡の恋人の麗美を自宅に招き、西岡にこれまでの感謝を述べる。西岡は涙を流し、酔っていた勢いもあって麗美に結婚のプ・・・
人物 9
舟を編む
俳優:池脇 千鶴
三好麗美は、西岡正志の交際相手である、映画「舟を編む」の登場人物。西岡のことは「・・・まーくん」と呼ぶ。西岡との付き合いは長く、互いの家の鍵を持っているほどの仲。「会社では近づくな」と西岡から言われているものの、西岡と腕を組んで出勤して嫌がられたりする姿を見せる。互いに「(別の相手と)明日はデートをする」と言ったり、西岡から・・・
その他の「舟を編む」の登場人物・キャスト
人物 4
舟を編む
俳優:加藤 剛
松本朋佑は、辞書「大渡海」の監修者である、映画「舟を編む」の登場人物。玄武書房の・・・辞書編集部員である荒木とは長い付き合い。常に用例採集を欠かさない姿を見せる。新語や俗語なども積極的に掲載する新しいタイプの辞書「大渡海」づくりに情熱を燃やす。自宅は千葉の海の近くで、妻の千恵と2人暮らし。
荒木が定年退職することになり、「・・・
人物 5
舟を編む
俳優:小林 薫
荒木公平は、玄武書房の辞書編集部員である、映画「舟を編む」の登場人物。辞書づくり・・・を38年間続けてきたベテランで、監修者の松本朋佑からの信頼も厚い。妻の体調が良くないために、定年で退職することを決める。自分の代わりを「身命を賭して見つける」と松本に宣言し、「右」の意味を説明できた馬締を編集部に引き抜く。
「大渡海」の制・・・
人物 6
舟を編む
俳優:伊佐山 ひろ子
佐々木薫は、玄武書房の辞書編集部に勤める契約社員である、映画「舟を編む」の登場人・・・物。事務作業を担当する縁の下の力持ち。「大渡海」の見出し語選定のためのチェック表をコンピューターに入力するといった作業を行っている。馬締が香具矢に恋をしたことを知り、すぐに香具矢が修行する小料理屋に予約を入れる。また、馬締にラブレターを送る・・・
人物 7
舟を編む
俳優:渡辺 美佐子
タケは、馬締の住む「早雲荘」の大家である、映画「舟を編む」の登場人物。明るくノリ・・・のいい性格で、馬締の部屋にやって来た西岡が驚くほど。10年の付き合いとなる馬締のことを、「みっちゃん」と呼んでかわいがっている。新しい下宿人を引き受けなくなっており、馬締の自由に早雲荘を使わせている。
馬締が悩んでいることを感じ取り、買っ・・・
人物 8
舟を編む
俳優:黒木 華
岸辺みどりは、玄武書房の辞書編集部員である、映画「舟を編む」の登場人物。ファッシ・・・ョン雑誌「ノーザンブラック」編集部から異動となる。元同僚から「変わり者」と言われたりもする。ネイルは欠かさない。ファッション用語の語釈チェックを任される。
辞書編集部に配属された当初は、勝手が違うこともありやる気を出せないでいるが、整理を・・・