セリフ・名言 風立ちぬ
二郎「風が立つ。生きようと試みなければならない」
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二郎「Le vent se lève, il faut tenter de vivre 風が立つ。生きようと試みなければならない」
0:14:55頃
列車の連結部で、強風によって帽子を飛ばされた二郎。帽子をキャッチしてくれた少女の菜穂子は「Le vent se lève(風が立った)」と言い、二郎は「lève, il faut tenter de vivre(生きようと試みなければならない)」と答える。その言葉を二郎は反芻する。この言葉は、ポール・ヴァレリー詩「海辺の墓地」の一節で、何度も映画内で登場する。
その他の「風立ちぬ」のセリフ・名言
セリフ・名言 6
風立ちぬ
0:24:10頃
関東大震災が起こり、二郎は大学で起こっている火事から本を守ろう・・・と必死になっている。そんな二郎の頭の中に、カプローニが声をかけてくる。「Le vent se lève, il faut tenter de vivre(風が立つ。生きようと試みなければならない)」は、ポール・ヴァレリー詩「海辺の墓地」の一・・・
セリフ・名言 7
風立ちぬ
0:26:00頃
大学で飛行機の設計を学んでいる二郎が、親友の本庄と定食屋で昼飯・・・を食べる。サバの骨を見ても、二郎は飛行機の事を考えている。このあと、サバの骨と同じ角度の曲線が、実際の飛行機でも使われていることに二郎は気づく。
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セリフ・名言 8
風立ちぬ
0:44:25頃
大学で親友だった二郎と本庄は、同じ飛行機開発会社に就職する。そ・・・して、技術を学ぶために2人ともドイツに向かうことになる。ドイツ行きが決まった本庄と二郎の、二郎のアパートでの会話。本庄にはニヒルなところがあった。
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セリフ・名言 9
風立ちぬ
0:51:35頃
技術を学ぶためにドイツの飛行機工場を見学した本庄と二郎。本庄は・・・技術力の差を痛感し、歯がゆい思いをしている。一方の二郎は、何とか独自の優れた飛行機を作れないかを考えている。二郎の考えは、このあと結実していくことになる。
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セリフ・名言 10
風立ちぬ
0:54:00頃
ドイツで飛行機工場の見学をした本庄と二郎。2人は日本とドイツの・・・技術力の差を痛感していた。ホテルに戻った二郎は、本庄がシャワーを浴びている間にベッドで眠り込んでしまう。眠り込んだ二郎の顔を見た本庄の言葉。
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その他の「風立ちぬ」の項目
音楽 5
風立ちぬ
「風立ちぬ」の音楽を担当しているのは、多くの宮崎駿監督作を手がけた久石譲。本作で・・・、日本アカデミー賞最優秀音楽賞を受賞した。発売されているサントラ(サウンドトラック)には、以下の曲が収録されている。
1. 旅路(夢中飛行)
2. 流れ星
3. カプローニ(設計家の夢)
4. 旅路(決意)
5. 菜穂子(出会い)
6. ・・・
音楽 1
風立ちぬ
「冬の旅 - 溢れる涙」は、オーストリアの作曲家であるフランツ・シューベルトが1・・・827年に作曲した連作歌曲集の第6曲。「風立ちぬ」では、ドイツを訪れた二郎と本庄が、散歩している時に家の中から聞こえてくる(0:52:20頃)。
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キーワード 7
風立ちぬ
二郎と本庄は、技術提携をしたユンカース社の視察のために、ドイツを訪れる。ユンカー・・・ス社は実際にドイツに存在した会社である。技術提携のために、日本中の子どもたちに天丼とシベリア(羊かんやアンコをカステラに挟んだ菓子)を毎日食べさせてもおつりが来るほどの金を払っているという。
ユンカース社は機体がジュラルミンでできた巨大な・・・
キーワード 8
風立ちぬ
紙飛行機は、軽井沢のホテルで登場する。体調が悪くて部屋にこもっている菜穂子を思う・・・二郎が、紙飛行機を作って「菜穂子へ届け」と飛ばす。紙飛行機は二郎の思いの通り、菜穂子がいる部屋のベランダに落ち、菜穂子が拾う。だが、紙飛行機は地面に落ちていき、カストルプが手でつかんだ時にくしゃくしゃなってしまう。その後、二郎は輪ゴムを使っ・・・
人物 9
風立ちぬ
俳優:大竹 しのぶ
黒川夫人は、黒川とともに二郎と菜穂子の仲人を務める人物。菜穂子の病状から黒川が仲・・・人をためらう一方で、黒川が引き受けることを見越して、菜穂子の婚礼の準備をし、4人だけで結婚式を執り行う。その後、菜穂子が置き手紙を残して高原の療養所に戻っていった時には、「好きな人にきれいな姿だけを見て欲しかった」という心情を察して、菜穂子・・・
人物 10
風立ちぬ
俳優:野村 萬斎
カプローニは、二郎の夢に現れる飛行機の設計家である、映画「風立ちぬ」の登場人物。・・・イタリア人で伯爵でもある。夢の中で近眼を気にする二郎を励まし、二郎が飛行機の設計家を目指すことを決定づける。また、その時の日本の技術レベルでは実現不可能な航空機をイメージする二郎に対し、「技術はあとからついてくる」と、独自のセンスの重要性を・・・