硫黄島からの手紙 セリフ・名言

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セリフ・名言 1 硫黄島からの手紙

西郷「(花子への手紙)花子、俺たちは掘っている。一日中ひたすら掘り続ける。花子、オレ墓穴を掘ってんのかな?」

0:02:30頃 妊娠中の妻の花子を残して硫黄島へと派遣されていた西郷。アメリカ・・・軍との戦いを前にして、西郷は砂浜で塹壕を掘る。そんな自分たちの様子について、西郷が花子に書いた手紙の文章。このあと栗林の命令で塹壕掘りは中止となる。 ・・・
セリフ・名言 2 硫黄島からの手紙

栗林「まず島を一周したい」

0:06:45頃 硫黄島に総司令官として着任した栗林。着任したばかりの栗林は、休・・・憩も取らずに島を調べようとする。栗林は形だけの見学ではなく、アメリカ軍と戦うための具体的な策を練るために、歩きながら島を調べる。 ・・・
セリフ・名言 3 硫黄島からの手紙

栗林「いい上官は鞭だけではなく、頭も使わんとな」

0:08:00頃 硫黄島に総司令官として着任したばかりの栗林は、塹壕掘りに不満を・・・漏らしたために上官に殴られる西郷たちを見かける。上官を止めた栗林の言葉。西郷はこのあとも栗林のおかげで助けられるのだった。 ・・・
セリフ・名言 4 硫黄島からの手紙

西郷「(花子への手紙)西中佐は男前だから女たらしのウワサが・・・でも、この島にはもう口説く女が残っていない」

0:18:40頃 硫黄島に陸軍の西中佐が着任する。オリンピックの馬術競技の金メダ・・・リストでもある西について、西郷が妻への手紙に書く言葉。硫黄島の住民は、栗林の指示によって本土へと戻され、島には兵士しかいなかった。 ・・・
セリフ・名言 5 硫黄島からの手紙

栗林「私らがこいつらと戦場(いくさば)を駆け巡っていた頃は良き時代と言うことだな。あんな鉄の塊では無くね」

0:19:40頃 硫黄島の総司令官の栗林は、旧知の仲で戦車隊を率いる西と再会する・・・。オリンピックの馬術競技の金メダリストである西は、父島から馬を連れてきていた。栗林と西は、かつての馬で駆け抜けた戦場のことを思い出す。 ・・・
セリフ・名言 6 硫黄島からの手紙

西「私の戦車でもいる時が来るかなと思いましたので、できるだけ担ついで来ました」

0:22:30頃 硫黄島の総司令官の栗林は、旧知の仲で戦車隊を率いる西と再会する・・・。戦況は悪化しており、援軍も見込めない状況を2人とも認識していた。西は冗談を言って場を明るくするものの、待ち受ける運命は過酷だった。 ・・・
セリフ・名言 7 硫黄島からの手紙

栗林「林君、米国が一年間に生産する自動車の台数をご存知か?500万台だよ。彼らの技術力を過少評価したらいかん」

0:26:00頃 砂浜で米軍を食い止める水際作戦ではなく、洞窟を掘って徹底抗戦す・・・る戦術を取ることに決めた栗林。定石から外れた作戦に反対する士官に告げる栗林の言葉。栗林は自分の考えを貫くものの、日本軍は一枚岩にはならない。 ・・・
セリフ・名言 8 硫黄島からの手紙

野崎「嫁さんつらかっただろうな。店とだんなまで取られちまって」

0:33:10頃 徴兵前の生活を語る西郷。大宮でパン屋を営んでいた西郷は、憲兵が・・・商品をタダで持っていき、最後には道具も持っていかれたことを語る。そのため西郷は、元憲兵隊の清水のことをよく思っていなかった。 ・・・
セリフ・名言 9 硫黄島からの手紙

西郷「いいか、今から言うことは誰にも言っちゃいけねえぞ。いいな。父ちゃんは、生きて帰って来るからな」

0:36:55頃 西郷は日本に残してきた花子のことを思い出す。妊娠中の花子は、西・・・郷の出征に際して悲しみにくれていた。そんな花子を見た西郷は、花子のおなかにいる赤ん坊に、「生きて帰ってくる」と語りかけていたのだった。 ・・・
セリフ・名言 10 硫黄島からの手紙

栗林「我々の子どもが日本で1日でも長く安泰に暮らせるなら、我々がこの島を守る1日には意味があるんです!」

0:39:45頃 海軍司令官の大杉は、洞窟にこもってアメリカ軍に徹底抗戦する栗林・・・の作戦に反対だった。栗林によって本土に戻るように命令された大杉は、栗林に進言する。だが栗林は確固とした考えのもとに、洞窟での徹底抗戦を選択していた。 ・・・
セリフ・名言 11 硫黄島からの手紙

栗林「生きて再び祖国の地を踏めること無きものと覚悟せよ。予は常に諸士の先頭にある」

0:49:30頃 1945年2月、ついにアメリカ軍が硫黄島へと上陸してくる。洞窟・・・にこもっての徹底抗戦の作戦を立てた栗林が、部下たちを鼓舞するために告げる言葉。本部から遠い場所にいる兵士たちも、放送を通して栗林の言葉を聞く。 ・・・
セリフ・名言 12 硫黄島からの手紙

西(手紙)「私は大和魂にかけて、最後まで雄々しく戦うつもりだ。私の心は、いつも君たちと共にある。竹一」

0:51:30頃 1945年2月、ついにアメリカ軍が硫黄島へと上陸してくる。戦車・・・隊を率いる西が、家族に宛てて書いた手紙。手紙は日本に発送されることはなかった。西は栗林の洞窟にこもっての徹底抗戦の作戦に従って行動する。 ・・・
セリフ・名言 13 硫黄島からの手紙

栗林「ダメだ!玉砕は許さん!なんとしても生き抜いて、北の陣地に合流してみろ」

1:02:35頃 アメリカ軍の猛攻撃が始まり、重要拠点である摺鉢山の防衛は困難と・・・なる。摺鉢山防衛の指揮官である足立は、栗林に玉砕の許可を求める。栗林は玉砕を認めず、最後の一兵まで徹底抗戦を命じる。だが足立は、栗林の命令を無視して部下に自決を命じる。 ・・・
セリフ・名言 14 硫黄島からの手紙

谷田「靖国で会おう」

1:05:35頃 アメリカ軍の猛攻撃が始まり、重要拠点である摺鉢山の防衛は困難と・・・なる。摺鉢山の防衛部隊の部隊長である谷田は、司令官である足立から自決命令を受ける。自決を前にして谷田が部下たちに語る言葉。谷田や部下は、手榴弾を胸に当てて爆発させて自決していく。 ・・・
セリフ・名言 15 硫黄島からの手紙

西郷「ここでそのまま死ぬのと、生きて戦い続けることと、どっちが陛下の御為めになる?どっちだよ!」

1:08:15頃 摺鉢山の防衛部隊に所属している西郷と清水。防衛が困難になったた・・・め、部隊は自決を決断する。だが何とか生き延びようと考える西郷は、清水を説得して北の部隊との合流を目指そうとしていた。それは、栗林の命令でもあった。 ・・・
セリフ・名言 16 硫黄島からの手紙

上官「向こうで落ち合おう。もし会えなければ、来世で会おう」

1:11:15頃 摺鉢山から北部の部隊に合流しようとする西郷たち。だが途中には多・・・くのアメリカ兵がおり、道のりは危険だった。西郷たち部下に対して、上官が述べる言葉。多くの兵士が死ぬ中、西郷は生き延びて伊藤の部隊と合流する。 ・・・
セリフ・名言 17 硫黄島からの手紙

栗林「私の兵を無闇に殺して欲しくないな。刀を下ろしなさい。下ろしなさい!」

1:15:15頃 摺鉢山から退却し、伊藤の率いる部隊と合流した西郷と清水。だが伊・・・藤は2人を「卑怯者」とし、日本刀で2人の首を切り落とそうとする。刀を構える伊藤だったが、そこに現れた栗林は伊藤を止める。栗林は最後の一兵まで徹底抗戦することを部下たちに望んでいた。 ・・・
セリフ・名言 18 硫黄島からの手紙

伊藤「洞窟での戦はもうたくさんだ。戦車の下にもぐりこんで、奴らのおもちゃを道連れにしてやる」

1:21:30頃 洞窟にこもっての徹底抗戦という栗林の指示に反対だった伊藤は、部・・・下たちとともに摺鉢山奪還のために突撃しようとするが、西によって止められる。洞窟での戦いに嫌気が差した伊藤は、たった1人で地雷を持って戦いに向かう。 ・・・
セリフ・名言 19 硫黄島からの手紙

西「若造、お前はアメリカ人に会ったことがあるのか?手当てしろ」

1:25:55頃 近くで負傷したアメリカ兵から情報を聞き出そうとした西は、部下に・・・アメリカ兵の手当てをさせようとする。だが、衛生兵はためらい、清水は反対意見を口にする。アメリカで暮らした経験のある西は、そんな清水を黙らせる。 ・・・
セリフ・名言 20 硫黄島からの手紙

アメリカ軍将校「君の信念かね?それとも君の国の信念?」 栗林「同じでは?」

1:36:05頃 栗林はアメリカに駐在していた時のことを思い出す。アメリカから日・・・本に戻る前に開いてくれたパーティで、栗林はアメリカ軍の将校から拳銃を贈られていた。そのあとの栗林と将校たちとの会話。栗林はアメリカとの戦争に反対だったが、軍人としての責務を果たすことは忘れていなかった。 ・・・
セリフ・名言 21 硫黄島からの手紙

西「諸君、最善を尽くせ。そして、正しいと思う道を行ってくれ。それが己の誠意なんだ。いいな」

1:42:35頃 爆発に巻き込まれて両目をケガしてしまった西。西は部下たちに、自・・・分を置いて北の部隊と合流するように命じる。西を慕ってきた部下たちに対する西の最後の言葉。このあと西は、置いていってもらったライフルで自決する。 ・・・
セリフ・名言 22 硫黄島からの手紙

清水「あの米兵。あいつの母親の文面は、私の母のと同じだった」

1:46:05頃 元憲兵の清水は、これまで教わってきたアメリカ兵に対する言葉を鵜・・・呑みにして生きてきた。だが一方で、死にたくないとも強く感じていた。西が助けたアメリカ兵の手紙の内容を知った清水は、投降してでも生き延びることを決意する。 ・・・
セリフ・名言 23 硫黄島からの手紙

栗林「2度あることは3度あるかもな」

1:57:50頃 摺鉢山から退却した西郷は、本部で栗林と再会する。これまでに栗林・・・によって2度助けられていたことを西郷が語る。このあと栗林は、西郷に書類の焼却を依頼することで、西郷の命を3度に渡って助けることになる。 ・・・
セリフ・名言 24 硫黄島からの手紙

西郷(手紙)「もう逃げらんねえ。でもおまえと赤ん坊のことだけが気がかりだ」

1:58:40頃 予想されていたよりも長引いたアメリカ軍と日本軍の戦いだったが、・・・やがてアメリカ軍の優勢となる。最後の時が近づく中、西郷は日本に残してきた妻の花子に手紙を書く。だが、手紙が日本に送られることはなかった。 ・・・
セリフ・名言 25 硫黄島からの手紙

栗林(報告書)「とこしえにお別れ申し上げ、国のため重き勤めを果たしえて、矢玉尽きはて散るぞ悲しき・・・」

1:59:40頃 戦況がいよいよ悪化し、最後の総攻撃を決意した栗林が大本営に向け・・・た最後の報告の打電。実際の栗林の報告から抜粋されている。ちなみに、「矢玉尽きはて散るぞ悲しき」は、日本での新聞発表の際には「口惜し」に変更された。 ・・・
セリフ・名言 26 硫黄島からの手紙

栗林「不思議なもんだな。家族のために死ぬまでここで戦い抜くと誓ったのに、家族がいるから死ぬこともためらうしかない。」

2:00:10頃 戦況がいよいよ悪化し、栗林は最後の総攻撃を決意する。湯を持って・・・きてくれた西郷に対し、栗林が話しかける。指揮官と一兵卒の違いはあれども、2人とも大切な家族が日本にいるという共通点があった。 ・・・
セリフ・名言 27 硫黄島からの手紙

栗林「今より総攻撃をかける。安んじて国に殉ずるべし。予は常に諸氏の先頭にあり!」

2:04:05頃 戦況がいよいよ悪化し、栗林は最後の総攻撃を決意する。これまでと・・・もに戦ってきた部下たちに対し、白いタスキ姿の栗林が叫ぶ言葉。栗林たちはアメリカ軍に向かって突撃していき、栗林は銃弾を受けて倒れる。 ・・・
セリフ・名言 28 硫黄島からの手紙

栗林「もう一つだけ頼みがある。 埋めてくれ、誰にも見つからぬように・・・」

2:09:20頃 アメリカ軍に対する最後の突撃を敢行した栗林。銃弾を受けた栗林は・・・、副官として自分に仕えてきてくれた藤田に刀で首を落とすように頼むものの、刀を構えた藤田はアメリカ兵の銃弾に倒れる。そこに姿を見せた西郷に対する栗林の最後の頼み。このあと西郷は、自ら頭を撃ち抜いた栗林の遺体を埋める。 ・・・
セリフ・名言 29 硫黄島からの手紙

栗林「ここはまだ日本か?」 西郷「はい。日本であります」

2:10:20頃 アメリカ軍に対する突撃を敢行した栗林。銃弾を受けた栗林は、副官・・・として自分に仕えてきてくれた藤田に刀で首を落とすように頼むものの、刀を構えた藤田はアメリカ兵の銃弾に倒れる。そこに姿を見せた西郷に対し、栗林は自分の遺体を埋めるように頼む。自分の頭を撃ち抜く前の栗林の最期の言葉。 ・・・
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