登場人物・キャスト　マイノリティ・リポート

ラマー・バージェス局長(マックス・フォン・シドー)

重要な部分に触れている場合があります。

Minority Report (9/9) Movie CLIP - One More Murder (2002) HD

ラマー・バージェスは、犯罪予防局の局長である、映画「マイノリティ・リポート」の登場人物。犯罪予防システムを作り上げた人物で、全国への適用の賛否を問う投票が近づく中、司法省がシステムを奪うことを警戒している。ジョンの相談相手でもあり、アン・ライブリー事件の映像が失われていることをジョンから相談される。プリコグの予知が一致しないことを把握していたが、予知システムの信頼性に関わるため、一致しない時には少数の予知（マイノリティ・リポート）を破棄することを決めた人物でもある。

かつて、アガサの母親であるアン・ライブリーからアガサを返すように求められたため、アンを殺害したことが明らかになる。また、雇った殺し屋による殺害を予知させ、殺し屋が逮捕されたあとに自らアンを溺死させることで、自分の殺害の予知を殺し屋の殺害の予知と混同させる細工をしていたことが明かされる。

ジョンがアンの事件について調べ始めたため、ジョンを殺害犯人に仕立て上げようとする。行方不明となっているジョンの息子の誘拐犯人をでっち上げ、誘拐犯と信じたジョンが殺害するシナリオを組み立てる。シナリオ通りにジョンによる殺害が予知され、ジョンは追われる。また、アンの事件の細工に気づいたウィットワーを殺害し、ジョンが犯人であるように見せかける。

ジョンは逮捕されるものの、ジョンの妻ララにアン・ライブリー事件について知っていることを気づかれる。祝典に出席した際に、ジョンによってアンの殺害映像をスクリーンで流される。また、ジョンを殺害することをプリコグが予知する。ジョンを銃で追いつめるものの、祝典で贈られていた銃で自らを撃ち、命を絶つ。

キャスト

ラマー・バージェス局長を演じているのは、スウェーデンの俳優であるマックス・フォン・シドー。当時73歳頃。「第七の封印」(1956)などのイングマール・ベルイマン監督作品や、アカデミー主演男優賞にノミネートされた「ペレ」(1987)などでも知られる。同時期の出演作には、「スリープレス」(2001)、「10億分の1の男」(2001)などがある。

「マイノリティ・リポート」の関連項目

シーン 9 マイノリティ・リポート

バージェスの決断

レオ・クロウとウィットワーを殺害したとして、ジョンは逮捕される。だが、ジョンの妻・・・であるララは、ジョンが調べていたアン・ライブリー事件にバージェスがかかわっていると考え、収容所に入れられたジョンを釈放させる。祝典に出席したバージェスは、お祝いに銃を贈られる。そんな中、バージェスがアン・ライブリーを殺害したことを示す映・・・

セリフ・名言 20 マイノリティ・リポート

ジョン「未来は自分のものだ。望めば変えられる。まだ選択肢は残ってるぞ、僕がそうしたように」

2:13:30頃アン・ライブリー殺害をバラされてしまったバージェスは、銃をジョ・・・ンに向ける。一方、プリコグたちはバージェスのジョン殺害を予知する。ジョンはバージェスに、バージェスの置かれた状況について語る。バージェスはジョンを殺すのでもなく、収容所に入れられるのでもなく、自らの命を絶つ道を選ぶのだった。・・・

キーワード 5 マイノリティ・リポート

犯罪予防局、司法省

プリコグの予知能力を活用して犯罪を事前に防ぐための組織が「犯罪予防局」である。ラ・・・マー・バージェスが局長を務め、ジョン・アンダートンはチーフ捜査官である。6年前にスタートした犯罪予知システムによって、ワシントンD.C.の殺人事件はゼロになっていた。このシステムの全国展開を問う投票が実施されることが決まっている。投票を・・・

キーワード 19 マイノリティ・リポート

銃

これまでの功績をたたえられたバージェスは、祝典で銃を贈られる。南北戦争終結時に将・・・軍たちに送られたのと同じタイプの銃で、5発の金の弾丸も贈られる。喜ぶバージェスだったが、祝典の会場で過去の犯罪をあばかれてしまい、あばいたジョンに贈られたばかりの銃を向ける。そして、最終的には自らの命を絶つために銃を使うのだった。・・・

キーワード 3 マイノリティ・リポート

プリコグ、犯罪予知

「マイノリティ・リポート」は、「プリコグ」と呼ばれる予知能力者が殺人事件を予知で・・・きるようになった未来を描いている。プリコグと呼ばれる予知能力者は、アガサと双子であるダシェルとアーサーの3人である。彼らの親は粗悪な薬物の中毒者であり、中毒者の子どもは平均12歳で死亡するなか、生き延びた。子どもたちの治療にあたっていたハイ・・・