登場人物・キャスト 三度目の殺人

重盛朋章(福山雅治)

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是枝裕和監督×福山雅治VS役所広司/映画『三度目の殺人』特報

重盛朋章は、三隅高司の弁護を担当する弁護士である、映画「三度目の殺人」の登場人物。犯人の理解は不要と考え、真実よりも依頼人の利益を最大限に考えていたが、三隅の事件で変化を見せる。三隅と同じ北海道出身で、裁判長を務めた父を持つ。妻とは離婚調停中で、14歳の娘・ゆかと離れて暮らしている。司法修習で同期だった摂津から三隅の弁護を依頼され、若手弁護士の川島を加えた3人で弁護を担当する。

強盗殺人では間違いなく死刑となるため、殺人の上での窃盗を主張して死刑を回避しようとする。また、被害者の妻から殺害を依頼されたという三隅の話を利用し、法廷でもそのように主張する。だが、父親から性的暴行を受けていた咲江のために殺害した可能性が出てきたのに加え、そのことを知った三隅が「本当は殺してない」と主張を変える事態となり、何が真実かを三隅に問いつめる。裁判では「殺してない」という三隅の供述に沿った主張をするものの、三隅は死刑判決を受ける。

判決後に三隅に会いに行き、「殺してない」という主張は咲江が法廷で性的虐待について証言しなくてよいようにするためと考えたことを三隅に話し、真実を問うがはぐらかされる。

・三隅とは北海道出身という共通点があり、北海道の桜の季節は遅いことを三隅と話題にする。また、ともに裁く立場である裁判官に憧れていたという共通点もある。

・万引きをした娘のゆかを迎えに行く。離婚で娘にさみしい思いをさせており、用がないのに電話してきたゆかに謝る姿を見せる。

キャスト

重盛朋章を演じているのは福山雅治。公開時48歳頃。「そして父になる」(2013)などの出演作がある。同時期の映画出演作には、「SCOOP!」(2016)などがある。

「三度目の殺人」の関連項目

セリフ・名言 1 三度目の殺人

重盛「だとしたら間違いなく死刑だろ、求刑」

0:03:00頃 司法修習で同期だった重盛と摂津。国選弁護人として三隅という人物・・・の弁護を担当することになった摂津だったが、コロコロと供述を変える三隅に手を焼き、重盛に協力を求める。重盛は、自分の役割が死刑から減刑させることと認識する。 ・・・
セリフ・名言 2 三度目の殺人

重盛「減刑を望んでるんだよな。三隅本人は。いやあんまりそう見えなかったから」

0:07:10頃 2度目の強盗殺人で逮捕された三隅を弁護することになった重盛。三・・・隅と初めて接見した重盛には、三隅が減刑を望んでいるようには見えなかった。このあと三隅は供述をコロコロと変え、重盛たちを翻弄していくことになる。 ・・・
セリフ・名言 3 三度目の殺人

重盛「理解とか共感とか、弁護するのにそういうのいらないよ。だって友達になるわけじゃないんだから」

0:08:40頃 三隅の情状証人として、北海道にいる三隅の娘を呼ぶことが検討され・・・る。三隅を理解するためにも、娘のいる北海道の留萌まで行った方がよいと考える川島だったが、重盛は依頼人への理解や共感は不要と話す。 ・・・
セリフ・名言 4 三度目の殺人

重盛「今あれだからな。被害者、何やっても許されると思ってるから。“なんでかばうんですか”って、そういう仕事だっつうの」

0:16:50頃 依頼人の三隅が書いた謝罪の手紙を、被害者の妻である美津江の元に・・・届けに来た重盛。だが手紙は美津江によって破かれてしまう。そのことについて重盛が川島に語る言葉。この時はまだ「仕事」として弁護を担当していた重盛だったが、徐々にのめり込んでいくことになる。 ・・・
セリフ・名言 6 三度目の殺人

重盛「どっちが本当かなんてどうせわかんないんだから、だったらより役に立つ方を選ぶ」

0:27:30頃 被害者の妻から保険金目的で殺害を依頼されたと供述を変える三隅。・・・証拠となるメールもあると語る三隅だったが、メールには「例の件」と書かれているだけで、はっきりとした依頼は書かれていない。殺人を依頼したかはわからない状況にモヤモヤする川島に対して、重盛が語る言葉。 ・・・
セリフ・名言 14 三度目の殺人

重盛「人間の意志とは関係なく、命は選別されてるんじゃないか?」

0:56:30頃 三隅との接見の際に、「生まれて来ない方がよかった人間ってのが世・・・の中にはいる」と語る三隅に対し、川島は反論していた。その川島に対し、重盛は反対意見を述べる。重盛と三隅の考えには共通点があることが浮き彫りになる。 ・・・
セリフ・名言 20 三度目の殺人

重盛「こんな父親はな、殺されて当然なんだよ!」

1:38:35頃 三隅は、これまでの供述を一転させて、犯行を否認する。三隅の供述・・・に乗っ取って裁判を進めようとする重盛に、摂津は反対する。そんな摂津に重盛が感情をあらわにする。三隅もまた被害者を「死んで当然」と言っており、2人の考えが同じであることが浮き彫りになる。 ・・・
セリフ・名言 21 三度目の殺人

重盛「救いたいんだよね?三隅さんを。だったら、そのことを一番に考えるのが、正しいことなんじゃないかな」

1:41:20頃 自分が父親から性的暴行を受けていたこと、そのことを知った三隅が・・・自分を守るために父を殺したと思われることを、裁判で証言しようとする咲江。だが、そのことを知った三隅は、犯行自体を否認する供述を始める。それでも裁判で証言しようとする咲江だったが、重盛に説得される。 ・・・
セリフ・名言 25 三度目の殺人

重盛「あなたはただの・・・器?」

1:59:05頃 三隅の弁護を通し、重盛と三隅の考え方には共通する部分が多くある・・・ことが浮き彫りになっていく。、咲江が性的暴行について証言をしなくて済むように三隅が供述を変えたと考えた重盛だったが、三隅の考えははっきりとわからない。いつまでも三隅の心の奥底にたどりつけない重盛は、以前に三隅を捕らえた刑事が、三隅について表・・・

その他の「三度目の殺人」の登場人物・キャスト

人物 2 三度目の殺人

三隅高司

俳優:役所広司 三隅高司は、食品加工工場の経営者殺害で逮捕された、映画「三度目の殺人」の登場人物・・・。かつて北海道の留萌で、2名の殺人・強盗・放火を起こし、30年間刑務所に収監されていた。出所後に勤務していた食品加工工場の社長をスパナで後ろから殴って殺害したあと、ガソリンで火をつけて燃やした。財布も盗んでおり、強盗殺人と死体損壊罪で逮捕さ・・・
人物 3 三度目の殺人

山中咲江

俳優:広瀬すず 山中咲江は、被害者の娘である、映画「三度目の殺人」の登場人物。生まれつき足が悪く・・・、器具をつけた足をひきずって歩く姿を見せる。足が悪いは生まれつきだが、周囲には飛び降りたことが原因とウソの説明をしている。北海道大学への進学を希望している。実は、14歳の頃から父親によって性的暴行を受けていたおり、そのことを三隅に話していた・・・
人物 4 三度目の殺人

摂津大輔

俳優:吉田鋼太郎 摂津大輔は、重盛とともに三隅の弁護を務める、映画「三度目の殺人」の登場人物。重盛・・・とは司法修習の同期で、以前は検事をしていたいわゆる「ヤメ検」。国選弁護人として三隅の弁護を務めるが、コロコロと供述の変わる三隅に手を焼き、重盛に協力を頼む。以後は重盛にメインの弁護を頼み、重盛からは影で「丸投げしやがって」と言われている。 ・・・
人物 5 三度目の殺人

川島輝

俳優:満島真之介 川島輝は、重盛や摂津とともに三隅の弁護を務める、映画「三度目の殺人」の登場人物。・・・若手の弁護士で、重盛にオフィスを借りているいわゆる「軒弁」。バッグはリュックを使用している。重盛に頼まれて、三隅の殺人の動機に怨恨の線がないかを調べるために、食品加工工場の同僚に聞き込みをする。 依頼人を理解しようとし、「生まれて来ない方・・・
人物 6 三度目の殺人

山中美津江

俳優:斉藤由貴 山中美津江は、被害者の妻で咲江の母親である、映画「三度目の殺人」の登場人物。重盛・・・が持ってきた三隅の謝罪の手紙を破り捨てる。その後、三隅が週刊誌の取材を受けた記事で、保険金目的で夫の殺害を三隅に依頼したとの記事が書かれる。「例の件」として50万円を振り込むメールが残されているが、「夫が送ったのでわからない」と裁判で証言す・・・
ストーリー 三度目の殺人

ストーリー・あらすじ紹介

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セリフ・名言 三度目の殺人

セリフ紹介

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音楽 三度目の殺人

音楽紹介

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