ストーリー・あらすじ紹介　ボーン・スプレマシー

ベルリンの取引

ボーンと恋人のマリーは、インドのゴアで暮らしている。ボーンの記憶はまだ完全には戻っておらず、ホテルで人を殺した時の夢に苦しめられている。一方ベルリンでは、CIAのパメラ・ランディが率いるチームが、CIAから金が盗み出された事件についてのファイルを購入する任務を指揮している。だが、1人の男（キリル）が取引の邪魔をし、金とファイルを持って逃げる。キリルはロシアの石油王であるグレツコフに金とファイルを渡して、次の任務のために旅立つ。

マリーの死

ボーンを追ってゴアに姿を現したキリルを見たボーンは、自分を追っていると直感する。マリーを乗せてジープで逃げるボーン。追うキリルは、運転するマリーの頭を撃ち抜く。ジープは川に落ち、ボーンはマリーに人工呼吸をするものの、マリーはすでに死んでいる。一方パメラは、現場に残されていた指紋の人物が、「トレッドストーン」計画と関係していることを知る。、

シーン 1

インドのゴアでのカーチェイス

ボーンと恋人のマリーは、インドのゴアで暮らしていた。ボーンの記憶はまだ完全には戻・・・っておらず、ホテルで人を殺した時の夢に苦しめられている。そんなボーンのことをマリーは心配していた。一方で、ロシアの石油王グレツコフに雇われた殺し屋のキリルがゴアに現れる。キリルを見たボーンは、自分の命を狙っていると直感する。キリルから逃・・・

シーン 2

マリーの死

恋人のマリーとインドのゴアで暮らしていたボーン。ボーンの記憶はまだ完全には戻って・・・おらず、ホテルで人を殺した時の夢に苦しめられていた。ある日、ボーンは自分の命を狙う殺し屋（キリル）が現れたことに気づく。ボーンはマリーをジープに乗せてキリルから逃げる。ボーンのジープをキリルが車で追う。ボーンはキリルを返り討ちにする準備をし・・・

トレッドストーン

パメラは「トレッドストーン」の機密情報へのアクセス権をもらい、「トレッドストーン」にかかわっていたアボットと話をする。指紋の人物がジェイソン・ボーンであることを知ったパメラは、「トレッドストーン」を指揮していたコンクリンとボーンがCIAから2,000万ドルが盗まれた事件で共謀し、証拠を消すためにベルリンに現れたと推測する。

ナポリ

インドからイタリアのナポリに向かったボーンは、入国審査で足止めされる。姿を見せたCIAのエージェントを気絶させたボーンは、電話が盗聴できるように細工して逃げる。自分が疑われていることやパメラがベルリンに向かうことを盗聴で知ったボーンは、車でベルリンに向かう。一方パメラとアボットは、ボーンのことを知るニッキーをアムステルダムからベルリンに連れて行く。

シーン 3

ナポリでの脱走劇

インドのゴアでマリーと暮らしていたボーンだったが、姿を現した殺し屋（キリル）から・・・逃げる途中でマリーが殺されてしまう。愛するマリーを失ったボーンは、イタリアのナポリに向かう。監視カメラに撮影されたボーンは、入国審査で足止めされる。だがボーンは、自分の存在をCIAに伝えるためにわざと監視カメラに撮影されたのだった。 CI・・・

ジャーダを殺害

ボーンは、ミュンヘンにいるトレッドストーンの殺し屋であるジャーダの家を訪れる。ジャーダと格闘となったボーンは、ジャーダを絞め殺して逃げる。ベルリンに到着したボーンは、パメラが泊まるホテルを突き止める。ホテルを出るパメラを追いかけたボーンは、CIAが本部として使う建物を突き止める。隣のビルの屋上からパメラをライフルで狙いながら、ボーンはパメラの携帯電話に電話をする。ニッキーの姿を見つけたボーンは、30分後に広場にニッキーを向かわせるように命じて電話を切る。

シーン 4

ボーンとジャーダの格闘

マリーを殺されたボーンは、パメラが指揮するCIAが自分を狙っていると考えるものの・・・目的はわからない。パメラがベルリンに現れると知ったボーンは、イタリアのナポリからベルリンに向かう。その途中でボーンは、自分と同じ「トレッドストーン」作戦によって生み出された殺し屋であるジャーダの家に向かう。ジャーダの両手に結束バンドをは・・・

ニッキーを誘拐

ニッキーを駅の人の来ない場所に連れ込んだボーンは、銃を向けて知っていることを話すように脅す。CIAが買うはずだったファイルがロシアの政治家ネスキーについて内容と知ったボーンは、夢に見る殺害任務がネスキーと関係していることを思い出す。一方、アボットはパメラにボーンを殺すように進言するが、パメラは情報を得るためにボーンの確保を主張し、2人は言い合いになる。

シーン 5

ニッキーを誘拐するボーン

マリーを殺されたボーンは、パメラが指揮するCIAが自分を狙っていると考えるが目的・・・はわからない。パメラがベルリンに現れると知ったボーンはベルリンに向かう。ベルリンでCIAが本部として使っている建物を特定したボーンは、パメラの携帯に電話し、「トレッドストーン」作戦で後方支援をしていたニッキーを広場によこすように命じる。・・・

任務の記憶

アボットを呼び出したアボットの部下であるダニーは、ボーンの指紋が誰かが故意に残した可能性を話す。アボットはダニーを殺害する。一方ボーンはネスキーについて調べ、ネスキーが殺害されたホテルの部屋に向かう。部屋でボーンは、コンクリンの命令によって自分がネスキーと妻を殺害したことを思い出す。ホテルの従業員が警官を呼んだことに気づいたボーンは、窓から外に逃げる。逃げる途中で、ボーンは右足を痛める。

シーン 6

アボットがダニーを殺害

CIAのパメラは、「トレッドストーン」を指揮していたコンクリンとボーンがCIAか・・・ら2,000万ドルが盗まれた事件で共謀し、ボーンが証拠を消すためにベルリンに現れたと推測していた。だが、ニッキーから情報を聞き出そうとしたボーンの様子から、パメラはボーンが関与していない可能性を考える。一方「トレッドストーン」のリーダーだっ・・・

アボットの告白

ホテルに戻ったアボットの前にボーンが姿を見せる。アボットは、自分とロシアのグレツコフが共謀してCIAの金を奪ったこと、罪をボーンになすりつけようとしたことを白状する。ボーンは、アボットの証言を録音したテープをパメラに送る。音声を聞いたパメラはアボットの部屋を訪れる。アボットはパメラの前で自らの頭を撃ち抜く。

シーン 7

アボットの告白と自殺

CIAに追われるボーンは、ロシアの政治家ネスキーが殺害されたホテルの部屋に向かう・・・。ホテルの部屋で、ボーンは自分がネスキー夫妻を殺害したことや、それが「トレッドストーン」の殺し屋としての最初の任務だったことを思い出す。ボーンは「トレッドストーン」のボスだったアボットが関わっていると考え、アボットの泊まるホテルの部屋に現れ・・・

カーチェイス

モスクワにいるネスキーの娘の家を探すボーン。だがボーンは、生きていることを知ったキリルや警察に追われる。キリルに肩を撃たれたボーンは、タクシーを奪って逃走。キリルと警察がタクシーを追い、カーチェイスが繰り広げられる。トンネルの中で、キリルの乗る車はボーンの乗るタクシーによって柱にたたきつけられる。キリルは瀕死の重傷を負う。ボーンは歩いてトンネルから出ていく。

シーン 8

モスクワでのカーチェイス

ロシアの政治家であるネスキー夫妻を殺害したことを思い出したボーンは、モスクワにい・・・るネスキーの娘を探す。だが、ボーンが生きていることを知った殺し屋のキリルが、ボーンの命を狙う。キリルに肩を撃たれて苦しみながらも、タクシーを奪って逃げるボーン。キリルも車でボーンを追い、カーチェイスが繰り広げられる。ボーンが運転するタク・・・

イレーナ

自宅アパートに戻ったネスキーの娘イレーナは、銃を持ってケガをしたボーンが部屋にいることに驚く。ボーンはイレーナに落ち着くように頼み、イレーナの両親を自分が殺害したこと、それが自分の任務だったこと、両親は何も悪くないことを話す。イレーナは涙を流す。話を終えると、ボーンはアパートを去っていく。

ニューヨーク

ニューヨーク。パメラのオフィスにボーンが電話をかける。パメラはアボットの音声を提供してくれたことに感謝を述べ、個人的にボーンに謝る。さらにパメラは、ボーンの本名がデヴィッド・ウェッブで、1971年にミズーリ州で生まれたことを話す。パメラは会ってもっと話をすることを提案する。だがボーンは断り、パメラに疲れた表情をしているので休みを取るように話す。パメラは驚いた表情で窓の外に目を向ける。ボーンは人混みの中に消えていく。