登場人物・キャスト シックス・センス

マルコム・クロウ(ブルース・ウィリス)

重要な部分に触れている場合があります。

マルコム・クロウは、コールを助けようとする小児精神科医である、映画「シックス・センス」の登場人物。フィラデルフィアのロカスト通り47に在住。優秀な小児精神科医で、名誉市民賞を受賞している。妻のアンナが「ほったらかしにされている」とボヤくほど、仕事に情熱を注いできた。

10年前に担当したヴィンセント・グレイという青年が、寝室に姿を現す。ヴィンセントに「助けてくれなかった」と言われ、銃で腹を撃たれる。その後、コール・シアーという情緒不安定な9歳の少年を知り、助けられなかったヴィンセントを思い出し、償いのためにも何とかコールを助けようと考える。一方で、妻のアンナとは会話がなくなり、妻が職場の男性と親しくする姿を見て、いらだちを募らせる。

コールの話を聞く一方で、妻と疎遠になったさみしさをコールに話したりもする。「死人が見える」というコールの秘密を聞くものの、信じられない。コールを重症と考え、カウンセリングを放棄しようとするが、コールから信じるように懇願される。思い立って、ヴィンセントとの治療記録のテープを聞き直す。テープにヴィンセント以外の何者かの言葉が録音されていることに気づき、ヴィンセントも幽霊を見ていたことが分かり、コールの話を信じるようになる。

死者は助けを求めていると考え、死者の話を聞いてみるようにコールにアドバイスをする。コールがキラという死んだ少女の頼みを聞いてやり、幽霊たちとの付き合い方を覚えたことから、自分の役割を終えたと感じ、コールの元を去る。コールからは、「アンナが寝ている時に声をかければ聞こえる」とアドバイスを受ける。

自宅に戻り、ソファに寝ているアンナに声をかける。アンナの手から、自分がしているはずの結婚指輪が落ちるのを見て、自分がヴィンセントに撃たれた時に死んでいたことに気づく。アンナに愛を告白して、天へと召される。

・インチキなコインのマジックを、コールに教える。右手にコインを握り、一度も手を開かずに、コインが左手、胸ポケット、右手に戻ったとして、再び右手を開くというもの。コールはクラスメイトに披露するものの、「くだらない」と言われる。カウンセリングを諦めようとした時には、コールからコインを渡され、「マジックができるんでしょ?」と、見捨てないように頼まれる。

・人前で物音を立てたり、物を動かしたりする描写はない。たとえば、結婚記念日のレストランでは、はじめから引かれているイスに座り、イスを動かすことはない。

キャスト

マルコム・クロウを演じているのは、アメリカの俳優であるブルース・ウィリス。公開時44歳頃。「ダイ・ハード」シリーズのマクレーン役などでも知られる。同時期の出演作には、本作の監督を務めたM・ナイト・シャマラン監督作「アンブレイカブル」(2000)のほか、「アルマゲドン」(1998)、「ストーリー・オブ・ラブ」(1999)などがある。

関連項目

セリフ・名言 2 シックス・センス

コール「おじさんは、いいお医者さん?」

0:14:15頃 ヴィンセントを助けることができなかったマルコムは、ヴィンセント・・・を思わせる症状を持つ少年コールを知る。教会で人形を使って1人で遊ぶマルコムに、コールが話しかける。その時のやりとり。こうしてコールとマルコムは話をするようになる。・・・
セリフ・名言 4 シックス・センス

コール「こう思ってる。あなたはいい人だけど、僕を救えない」

0:25:40頃 自宅を訪ねたマルコムと話をするコール。マルコムは、コールに秘密・・・があることを知る。さらにコールは、学校でドライバーが首に刺さった人の絵を描いたら大騒ぎになり、それ以来問題にならなそうな絵を描くようにしている話などする。その後の2人のやり取り。・・・
セリフ・名言 5 シックス・センス

マルコム「いいかい・・・君はバケモノなんかじゃない。いいね。誰かにそんなことを言われても、信じちゃダメだ。そんなのはクソだ」

0:28:45頃 道を歩きながら、マルコムとコールは話をする。自分のことをバケモ・・・ノだというコールを、マルコムはたしなめる。だが、コールは自分を自分でバケモノだと思う確かな理由があった。だが、それはまだマルコムには内緒にしていた。・・・
セリフ・名言 9 シックス・センス

マルコム「僕がさみしいって?どうしてそう思うの?」 コール「目がさみしそう」

0:47:45頃 幽霊のいる押し入れに閉じ込められて気を失ったコール。運ばれた病・・・院のベッドで、マルコムと話をする。その時のやりとり。マルコムは、妻のアンナと疎遠となった感じ、さみしい思いをしていた。このあとマルコムはコールに、物語の形で自分のことを話す。・・・
セリフ・名言 10 シックス・センス

コール「その物語はどうなるの?」 マルコム「わからない」

0:49:10頃 病院のベッドで、「どうしてさみしいのか話して」とコールに言われ・・・たマルコムは、物語にして自分のことや、かつて助けられなかったヴィンセント・グレイに似た症状のコールを助けたいと考えていることを話す。助けられるかは、マルコムにもわからない。・・・
セリフ・名言 16 シックス・センス

アンナ「どうして私を置いて行ったりしたの?」 マルコム「置いて行ったりなんかしてないよ」

1:36:50頃 幽霊とうまくつき合っていく方法が見つかったコール。もう大丈夫と・・・考えたマルコムは、治療を終える。自宅に帰ったコールは、ソファで眠る妻のアンナに声をかける。マルコムはコールから、「寝ていても声をかければ聞こえている」とアドバイスをもらっていたのだった。アンナがマルコムの結婚指輪を持っていることから、マルコ・・・
セリフ・名言 17 シックス・センス

アンナ「おやすみ、マルコム」 マルコム「おやすみ、愛しい人」

1:40:30頃 「シックス・センス」の最後のセリフ。自分は死んでいたことに気づ・・・いたマルコムが、眠っているアンナに語りかける言葉。アンナに無視されていると考えていたマルコムだったが、見えていなかったのだった。アンナとマルコムは最後のあいさつを交わす。・・・

その他の「シックス・センス」の登場人物・キャスト

人物 2 シックス・センス

コール・シアー

俳優:ハーレイ・ジョエル・オスメント コール・シアーは、幽霊が見える少年である、映画「シックス・センス」の登場人物。9・・・歳。両親は離婚しており、母親(リン)に育てられている。マルコムの診断書によると、「強い不安感、社会的に孤立、情緒不安定」である。幽霊が見えることから、人にはわからない恐怖を感じている。だが、そのことは誰にも話さず、自分だけの秘密にしている。・・・
人物 3 シックス・センス

アンナ・クロウ

俳優:オリヴィア・ウィリアムズ アンナ・クロウは、マルコムの妻である、映画「シックス・センス」の登場人物。夫を愛・・・し、名誉市民賞を受賞した夫を誇りに思う一方で、仕事に熱中する夫にないがしろにされているとも感じている。自宅を訪れたマルコムのかつての患者ヴィンセントが、マルコムを撃つ場面に遭遇する。 その後、経営している宝石店の男性から好意を抱かれるよう・・・
人物 4 シックス・センス

リン・シアー

俳優:トニ・コレット リン・シアーは、コールの母親である、映画「シックス・センス」の登場人物。コールの・・・ことを愛しているものの、コールの周りで不思議な事が起こることや、コールの言動におかしな点があることから、戸惑いも感じている。 これまで撮影したコールの写真に、小さな光が一緒に写っていることに気づく。また、コールが思いつくままに書いた自由連・・・
人物 5 シックス・センス

ヴィンセント・グレイ

俳優:ドニー・ウォルバーグ ヴィンセント・グレイは、マルコムの元患者である、映画「シックス・センス」の登場人・・・物。少年時代にマルコムのカウンセリングを受けていた。マルコムの自宅に入り込み、パンツ1枚の姿でバスルームに現れる。マルコムが自分を治してくれなかったと責め、マルコムの腹を撃ち、自分の頭を撃ち抜く。 このあと、マルコムが聞き直した診療テープ・・・
人物 6 シックス・センス

キラ・コリンズ

俳優:ミーシャ・バートン キラ・コリンズは、コールの前に現れる幽霊の少女である、映画「シックス・センス」の・・・登場人物。亡くなったばかりで、コールの前に嘔吐した姿で現れる。葬式が行われている自宅の部屋にコールを呼び、ビデオテープを父親に渡すように頼む。ビデオには、母が食事に床清掃剤を混ぜているところが映し出されている。母は妹も同様に殺そうとしており・・・
ストーリー シックス・センス

ストーリー・あらすじ紹介

シックス・センスのストーリー・あらすじ紹介。
セリフ・名言 シックス・センス

セリフ紹介

シックス・センスのセリフ紹介。
音楽 シックス・センス

音楽紹介

シックス・センスの音楽紹介。
キーワード シックス・センス

キーワード紹介

シックス・センスのキーワード紹介。
  • 作品
  • 8.55

きっと、うまくいく

公開年 2009年
製作国 インド
監督  ラージクマール・ヒラーニ
出演  アーミル・カーン、R・マドハヴァン、シャルマン・ジョシ、ボーマン・イラニ、カリーナ・カプール
  • 作品
  • 8.32

最強のふたり

公開年 2011年
製作国 フランス
監督  エリック・トレダノ、オリヴィエ・ナカシュ
出演  フランソワ・クリュゼ、オマール・シー、アンヌ・ル・ニ、オドレイ・フルーロ
  • 作品
  • 8.32

プライベート・ライアン

公開年 1998年
製作国 アメリカ
監督  スティーヴン・スピルバーグ
出演  トム・ハンクス、トム・サイズモア、エドワード・バーンズ、、バリー・ペッパー、マット・デイモン
  • 作品

ロッキー2

公開年 1979年
製作国 アメリカ
監督  シルヴェスター・スタローン
出演  シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア
  • 作品

ロッキー3

公開年 1982年
製作国 アメリカ
監督  シルヴェスター・スタローン
出演  シルヴェスター・スタローン、タリア・シャイア
  • 作品

風と共に去りぬ

公開年 1939年
製作国 アメリカ
監督   ヴィクター・フレミング
出演  クラーク・ゲイブル、ヴィヴィアン・リー
作品一覧