一目ぼれ
(映画内では時間は前後しながら描かれる) ロサンゼルスのグリーティングカード会社で、カードのメッセージのライターとして働くトム。運命を信じているトムは、新しく入社したサマーに一目ぼれし、サマーとの500日が始まる。エレベーターでサマーと一緒になったトムは、互いにロックバンドのザ・スミスが好きなことを知り、さらに心をひかれていく。
シーン 2
グリーティングカード会社に勤めるトムは、運命の女性を信じていた。入社してきたサマ・・・ ーに、トムは一目ぼれする。さらに、トムが好きなバンド「ザ・スミス」をサマーも好きなことを、トムは知る。
そんなある日、会社の社員の婚約パーティが開かれ、サマーとトムは2人で話をする。昔のあだ名の話になると、サマーは「アナル・ガール」と呼ば・・・
カラオケバー
カラオケバーで開かれた会社のイベントに参加するトム。トムもサマーも歌い、話をする。サマーは、富むと異なり、運命など信じていないという。帰り際に、トムの同僚で友人のマッケンジーが、「トムはサマーのことを好きだ」と言う。2人きりになった時、サマーはトムに、「私のことが好き?」と聞く。トムは、「友だちとして好き」とごまかす。数日後、オフィスのコピー室で、サマーはトムに熱いキスをする。
シーン 3
トムが勤めるグリーティングカード会社のイベントが、カラオケバーで行われる。サマー・・・ も参加し、トムの友人であるマッケンジーは、ロックバンド「ポイズン」の「Every Rose Has Its Thorn」を熱唱する。そのあと、トム、サマー、マッケンジーの3人は、テーブルで会話をする。
「恋人はいない」と言うサマー。サマー・・・
シーン 4
サマーにほれているトム。ロックバンドの「ザ・スミス」が好きという共通点があること・・・ から、帰社するサマーに聞こえるようにザ・スミスの曲を流すトムだったが、気づいてくれない。なかなかサマーの気を引くことができないトムに、チャンスが訪れる。会社のイベントがカラオケバーで開かれることになり、サマーも参加するのだった。
カラオケ・・・
シーン 5
カラオケバーでの会社のイベントに参加したサマーとトム。サマーもトムも歌い、楽しい・・・ 時を過ごす。トムの友人でもある同僚のマッケンジーは、酔っ払って、トムとサマーにタクシーに押し込まれる。その時、マッケンジーは、「トムは君が好きだ」とサマーに言う。マッケンジーがいなくなったあと、サマーは、「好きっていうのは本当?」とトムに聞・・・
最高の気分
トムとサマーは、デートを楽しむ。建築家を目指していたことをサマーに話し、街の風景が見えるお気に入りの場所に連れて行く。また、IKEAで夫婦のフリをしたりする。だが、サマーは、真剣に付き合う気はないと、トムに告げる。トムは、戸惑うものの、サマーの考えを受け入れる。その夜、トムの部屋で、2人は肉体関係を持つ。最高の気分のトムは、仕事でもすばらしいカードのメッセージが思いつくようになる。
シーン 6
サマーに一目ぼれしていたトムだったが、友人には「脈がない」と話をしていた。トムと・・・ サマーの関係が進んだことを知ったポールが、トムの部屋にやって来る。サマーとの関係をトムに聞くポール。口ごもるトムに、ポールは「ストーカー野郎」と話す。
そこにサマーが姿を現す。トムが口ごもったのは、奥にサマーがいたからだった。ポールはあわ・・・
シーン 7
デートをするようになったトムとサマーは、家具店のIKEAにやってくる。2人は、夫・・・ 婦になったフリをして、IKEAに展示されたリビング用のソファに座ってテレビをみるフリをしたり、キッチンで水が出ないけれど「もう1つキッチンがあるから大丈夫」と話したり、寝室のベッドに横になって体を近づけたりする。ベッドに横になった2人を、驚・・・
シーン 8
サマーと肉体関係を持ったトム。最高の気分で、自宅を出て会社の向かうトムは、足取り・・・ も軽い。車の窓ガラスに映る自分の姿は、「スター・ウォーズ」のハン・ソロだ。アメリカのデュオであるダリル・ホール&ジョン・オーツ「You Make My Dreams」が流れ、握手やハグをして行き交う人たちとあいさつ。バッグを通行人に預けて踊・・・
シーン 9
サマーとの関係がうまくいかなくなったトムは、仕事に支障をきたすようになる。ヴァレ・・・ ンタインデーのグリーティングカードのメッセージに、「バラは赤、スミレは青、くたばれ売女」とトムが書いているのを見た社長のヴァンスは、トムを呼び出して話をする。ヴァンスは、トムの落ち込んだ気持ちを仕事に生かすために、葬式用のグリーティングカー・・・
真剣な関係
サマーの自宅に招かれるようになり、一緒に映画や美術展を見に行ったり、ポルノ映画を自宅で見てまねしてみたりと、2人の関係は、しばらくの間はうまくいく。だが、サマーに自分との関係を真剣に考えて欲しいと、トムは思うようになる。だが、サマーは真剣な関係を望んでいない。ある時、2人がバーで飲んでいると、サマーに男が声をかけてくる。自分を侮辱されていると思ったトムは、男を殴り、殴り返される。二度とそんなことはしないようにトムに言うサマー。トムは怒り、自分たちの関係をはっきりさせたいと言い、自宅に帰る。サマーはトムの自宅を訪れ、謝るものの、真剣な関係は望んでいないと告げる。
悪化する関係
2人の関係は悪化していく。トムは、友人のマッケンジーやポール、中学生の少女レイチェルに励まされる。サマーは退職し、トムはうつ状態となって、仕事に身が入らない。サマーとは会わないようになっていたが、会社の同僚の結婚式に向かう列車で、サマーと同じ車両になる。結婚式では、2人でダンスを踊り、ロマンティックな時を過ごす。そしてサマーは、自宅で開くパーティにトムを誘う。
シーン 1
サマーとの関係に悩むトムは、落ち込んで、皿を床に落として割るといった行動を見せる・・・ ようになる。友人のマッケンジーやポール、さらには中学生の少女レイチェルがやって来て、トムから話を聞く。トムは、レストランで、「私たちはシドとナンシーみたい。私がシド」とサマーから言われていた。
シドとナンシーとは、セックス・ピストルズのメ・・・
シーン 10
うまくいかなくなったトムとサマーだったが、グリーティングカード会社の社員の結婚式・・・ に行く途中の列車で、偶然にも再会する。列車の中で、2人は話をし、結婚パーティでも話をする。ふざけてトムの足がくさいという話をするサマーに、「君はリンゴ・スター好きの変人だ」とトムが言い、仲むつまじい姿を見せる。バックに流れている音楽は、カナ・・・
サマーのパーティ
サマーとの復縁を期待してパーティに出席したトム。だが、サマーとは結婚式の時のような親密な雰囲気にならない。さらに、サマーが結婚指輪をしているのを見たトムは、何も言わずに出ていき、絶望にうちひしがれる。家に引きこもるトムだったが、会社の会議に出席。そこで、「カードのメッセージはウソばかりだ」と言い放ち、会社をやめる。
シーン 11
サマーとうまくいかなくなったトムだったが、同僚の結婚式に向かう列車でサマーと再会・・・ 。結婚パーティでは、一緒にダンスを踊るなどロマンティックな時間を過ごす。そして、サマーは自宅のパーティにトムを誘う。
サマーとの関係が元に戻ることを期待しながら、トムはパーティの開かれているサマーの部屋を訪れる。そんなトムの期待と現実が、・・・
サマーとの再会
レイチェルから、「サマーとの思い出を、きちんと考えてみるべき」とアドバイスを受けたトム。考えた末、建築の道を再び歩むことに決め、本を読んで勉強し、デザインを描き、建築会社の仕事に応募する。だが、建築の仕事にはなかなか見つからない。そんなある時、かつてサマーと訪れた、トムが町で一番好きな場所に行くと、サマーと再会する。サマーに「運命などないことに気づいた」と話すトム。だが、逆にサマーは、「今の夫との出会いは運命で、運命はある」という考えに変わっていた。
シーン 12
サマーが結婚することを知ったトムは、落ち込み、グリーティングカード会社の仕事もや・・・ めてしまった。ようやく立ち直ったトムは、かつてなりたかった建築家の道を目指し始める。そんなある日、かつてサマーと訪れた、ロサンゼルスでトムが一番好きな場所で、トムとサマーは再会する。
「ある朝、起きた時に、あなたとは決してうまくいかないっ・・・
1日目
数日後、建築会社の面接を待っている時に、同じ面接を受ける女性と話をする。女性は、トムがロサンゼルスで最も好きな場所にいるのを見かけたことがあり、自分もその場所が好きだと話す。トムは女性をコーヒーに誘う。女性は同意し、名前を名乗る。女性の名前はオータムだった。その日は、トムとオータムの1日目となった。
シーン 1
(500)日のサマー
サマーとの関係に悩むトムは、落ち込んで、皿を床に落として割るといった行動を見せる・・・ ようになる。友人のマッケンジーやポール、さらには中学生の少女レイチェルがやって来て、トムから話を聞く。トムは、レストランで、「私たちはシドとナンシーみたい。私がシド」とサマーから言われていた。
シドとナンシーとは、セックス・ピストルズのメ・・・
シーン 2
(500)日のサマー
グリーティングカード会社に勤めるトムは、運命の女性を信じていた。入社してきたサマ・・・ ーに、トムは一目ぼれする。さらに、トムが好きなバンド「ザ・スミス」をサマーも好きなことを、トムは知る。
そんなある日、会社の社員の婚約パーティが開かれ、サマーとトムは2人で話をする。昔のあだ名の話になると、サマーは「アナル・ガール」と呼ば・・・
シーン 3
(500)日のサマー
トムが勤めるグリーティングカード会社のイベントが、カラオケバーで行われる。サマー・・・ も参加し、トムの友人であるマッケンジーは、ロックバンド「ポイズン」の「Every Rose Has Its Thorn」を熱唱する。そのあと、トム、サマー、マッケンジーの3人は、テーブルで会話をする。
「恋人はいない」と言うサマー。サマー・・・
人物 1
(500)日のサマー
俳優:ジョゼフ・ゴードン=レヴィット
トム・ハンセンは、サマーを運命の女性と信じる、映画「(500)日のサマー」の登場・・・ 人物。ニュージャージー州マーゲート出身。悲しいイギリスのポップスを聴き、映画「卒業」を読み間違えたために、運命の女性と出会うまでは幸せになれないと思い込んで生きている。建築家を目指していたが、いまはロサンゼルスのグリーティングカード会社で、・・・
人物 2
(500)日のサマー
俳優:ズーイー・デシャネル
サマー・フィンは、トムが運命の女性と信じる女性である、映画「(500)日のサマー・・・ 」の登場人物。ミシガン州シャインコック出身。両親の離婚以降、自分の長い黒髪を愛する一方、何の感情も抱かずにその髪を簡単に切ってしまうことができる。身長、体重は平均並み。靴のサイズは平均より少し上。学生時代は几帳面だったため、「アナル・ガール・・・
人物 3
(500)日のサマー
俳優:ジェフリー・エアンド
マッケンジーは、トムの同僚で友人である、映画「(500)日のサマー」の登場人物。・・・ トムと同じグリーティングカード会社に勤めている。サマーとの関係に悩むトムを、ポールとともに励ましたりする。
カラオケバーでの会社のイベントでは、ポイズンの「Every Rose Has Its Thorn」や、リー・グリーンウッドの「Go・・・
セリフ・名言 1
(500)日のサマー
0:00:20頃
映画の始まりに、字幕で表示される言葉。サマーのキャラクターは、・・・ 脚本を担当したスコット・ノイスタッター(マイケル・H・ウェバーと共同)を捨てた女性をモデルにしており、その女性がジェニー・ベックマンなのだという。
・・・
セリフ・名言 2
(500)日のサマー
0:01:05頃
映画の冒頭での、ナレーターの説明。物語の主要な人物であるトム・・・・ ハンセンとサマー・フィンが、どういう人物かが説明される。「ラブ・ストーリーではない」と強調しているが、実際にトムとサマーは、映画の中で付き合うことはない。・・・
セリフ・名言 3
(500)日のサマー
0:05:45頃
中学生の少女のレイチェルは、トムの友だちである。サマーとの関係・・・ に悩み落ち込むトムのために、駆けつけて相談に乗ってあげる。その時のやり取り。・・・
音楽 1
(500)日のサマー
「Us」は、ロシア出身のシンガーソングライターであるレジーナ・スペクターが200・・・ 4年にリリースした曲。「(500)日のサマー」では、オープニングタイトルで使われている(0:02:10頃)・・・
音楽 2
(500)日のサマー
「There Is a Light That Never Goes Out」は、・・・ イギリスのロックバンド「ザ・スミス」が1992年にリリースした曲。「(500)日のサマー」では、エレベーターに乗るトムがヘッドホンで聞いており、漏れる音を聞いたサマーが「私もザ・スミスが好き」とトムに話す(0:09:55頃)。・・・
音楽 3
(500)日のサマー
「She's Like the Wind」は、映画「ダーティ・ダンシング」(19・・・ 87)で使われた、パトリック・スウェイジが歌う曲。「(500)日のサマー」では、サマーのことをべた褒めしたトムが、サマーのことを思ってこの曲を聞いていると語る(0:14:00頃)。また、サマーとうまくいかなくなると、バスの中でこの曲を聞いて・・・
キーワード 1
(500)日のサマー
「(500)日のサマー」は、ゴールデン・グローブ賞の作品賞(ミュージカル・コメデ・・・ ィ部門)にノミネートされるなど、高い評価を得た。トム・ハンセンを演じたジョゼフ・ゴードン=レヴィットも、ゴールデン・グローブ賞の主演男優賞(ミュージカル・コメディ部門)にノミネートされた。また、制作費750万ドルの低予算映画ながら、アメリカ・・・
キーワード 2
(500)日のサマー
主人公のトムは、運命、心の友、真実の愛といったものを信じており、「悲しいイギリス・・・ のポップスを聴いて、映画『卒業』を読み間違えたため」と、理由が説明されている。一方でサマーは、運命、心の友、真実の愛といったものを信じていないものの、トムと2人で「卒業」を見に行った時には、映画館を出ても嗚咽が止まらないほど号泣する。
ト・・・
キーワード 3
(500)日のサマー
トムがサマーと肉体関係を持ったあと、最高の気分で自宅を出て会社に向かうトムの姿が・・・ 、ミュージカルシーンとして描かれる。アメリカのデュオであるダリル・ホール&ジョン・オーツ「You Make My Dreams」に合わせて、トムは行き交う人たちと握手やハグをしてあいさつ。バッグを通行人に預けて踊りだすと、周りの人々も一緒に・・・