ストーリー・あらすじ紹介　グレムリン

チャイナタウン

発明家のランダル・ペルツァーは、チャイナタウンの骨董品店で、かわいらしい小型の生き物であるモグワイを見つける。購入を申し出たランダルだったが、店主の老人（ミスター・ウィング）に断られる。だが店主の孫がこっそり売ってくれる。孫からは、「水をかけないこと」「光を当てないこと」「12時過ぎに食べ物を与えないこと」を守るように言われる。

クリスマス・プレゼント

クリスマス前の小さな町キングストン・フォールズ。銀行で働いているビリー・ペルツァーは同僚のケイトと仲がいい。一方で、銀行のオーナーであるディーグル夫人から、ビリーの愛犬バーニーについて文句を言われる。旅から自宅に帰ってきたランダルは、息子のビリーにクリスマス・プレゼントとしてモグワイを贈る。モグワイはギズモと名づけられ、ビリーはギズモを気に入る。

シーン 1

クリスマス・プレゼントはギズモ

発明家のランダル・ペルツァーは、チャイナタウンの骨董品店で、かわいらしい小型の生・・・き物であるモグワイを見つける。購入を申し出たランダルだったが、店主の老人（ミスター・ウィング）に断られる。だが店主の孫がこっそり売ってくれる。孫からは、「水をかけないこと」「光を当てないこと」「12時過ぎに食べ物を与えないこと」を守るように・・・

増殖するモグワイ

翌日、ビリーはピートにギズモを見せてやる。ピートは誤って水をギズモにかけてしまう。するとギズモは苦しみ出し、水のかかった背中から5つの毛玉が飛び出す。毛玉は大きくなり、中から5体のモグワイが生まれる。そのことを知ったランダルは、アメリカ中でペットとしてモグワイを売れば大もうけできると考える。

シーン 2

水をかけられて増殖するモグワイ

チャイナタウンで謎の生物モグワイを見つけたランダルは、クリスマス・プレゼントとし・・・て息子のビリーにモグワイを贈る。ビリーは「ギズモ」と名づけられたモグワイを気に入る。モグワイには「水をかけないこと」「光を当てないこと」「12時過ぎに食べ物を与えないこと」という3つの掟があった。仲のいい少年ピートにギズモを見せるビリー・・・

グレムリンの話

ビリーは、1体のモグワイを理科教師のハンソンに預ける。酒場でボランティアとして働いているケイトは、酔っ払ったフッターマンを帰らせる。フッターマンは飛行機を墜落させるという小悪魔「グレムリン」の話をする。ビリーとケイトは一緒に帰り、ケイトはクリスマスが好きではないと語る。別れ際にビリーはケイトをデートに誘う。

グレムリンの誕生

家に帰ったビリーは、夜中の12時前と勘違いして、5体のモグワイに食べ物を与えてしまう。また、ハンソンが調べるモグワイも食べ物を食べてしまう。翌日、モグワイはマユに姿を変えている。その後、マユから新たな生物（グレムリン）がかえったことが分かったハンソンは、ビリーを電話で呼び出す。ビリーが来る前に、ハンソンはグレムリンに殺される。ハンソンの死体を見つけたビリーは、自宅が危ないことに気づく。

グレムリンVSビリーの母

ビリーの自宅でも5体のグレムリンが誕生する。キッチンにいるグレムリンを見つけたビリーの母親は、1体をミキサーで粉々にし、1体を包丁でめった刺しにし、1体を電子レンジで爆発させる。別の1体に襲われるが、帰ってきたビリーが壁にかけられた剣でグレムリンの首をはねて助ける。「ストライプ」と名づけていたグレムリンは逃げる。

シーン 3

ビリーの母 vs グレムリン

クリスマス・プレゼントとして贈られたギズモをかわいがるビリー。だが水をかけられた・・・ギズモから5体の別のモグワイが誕生し、5体のモグワイは掟を破って真夜中過ぎに食べ物を食べてしまう。モグワイたちはマユに姿を変える。自宅でクッキーを作っていたビリーの母は、家の中の異変に気づく。包丁を右手に握りしめたビリーの母は家を調べ、・・・

シーン 4

クリスマス・ツリーに隠れていたグレムリン

ギズモから増殖した5体のモグワイは、掟を破って真夜中過ぎに食べ物を食べてしまう。・・・その結果、モグワイたちはマユに姿を変えたあと、グレムリンに生まれ変わる。自宅でクッキーを作っていたビリーの母は、家の中の異変に気づく。グレムリンを見つけたビリーの母は、ミキサーのスイッチを入れて頭をミキサーに突っ込んだグレムリンを粉々にし、・・・

増殖するグレムリン

ストライプの足跡を追ったビリーは、体育館にやって来る。ストライプがプールに飛び込むのを見たビリーは、何千匹のグレムリンが現れると考え、保安官事務所に駆け込む。だが、保安官たちはビリーの話を信じないものの、グレムリンの乗った除雪車に襲われたフッターマンから通報を受ける。グレムリンたちはディーグル夫人の家に現れ、階段を上るための電動リフトを故障させる。ディーグル夫人は、猛スピードで動く電動イスに乗ったまま2階の窓から外に飛び出して死亡する。

シーン 5

グレムリンのディーグル夫人襲撃

ギズモから増殖した5体のモグワイは、掟を破って真夜中過ぎに食べ物を食べてしまう。・・・その結果、モグワイたちはマユに姿を変えたあと、グレムリンに生まれ変わる。ビリーの母がグレムリンたちに襲われるが、なんとか無事で済む。だが、リーダー格のグレムリン「ストライプ」がプールに飛び込んだことから、大量のグレムリンが発生してしまう。・・・

大暴れ

町は大混乱となる。ドリーの酒場では、ケイトが多くのグレムリンたちに囲まれている。グレムリンたちは酒を飲み、タバコを吸い、ポーカーをし、ブレイクダンスを踊り、店内をメチャクチャにする。グレムリンが光におびえることに気づいたケイトは、インスタントカメラのフラッシュを使って店から脱出。助けに来たビリーの車で逃げようとするが、途中で止まってしまう。ケイトは、クリスマス・イヴの夜に父親が行方不明になり、後日サンタの格好をした父の遺体が煙突から発見された話をする。そのためケイトは、クリスマスが嫌いだった。

映画館

グレムリンが町から姿を消す。夜明けが近いためにグレムリンたちは映画館に集まり、みんなで「白雪姫」を見ながら歌っている。そのことに気づいたビリーは、ボイラー室でガスを噴出させ、火をつけて逃げる。爆発が起こり、グレムリンたちは爆死する。だが、生き残ったストライプが近くのデパートに逃げ込み、ビリーたちが追う。

デパート

デパートでストライプを追うビリー。ストライプはチェーンソーでビリーに襲いかかるが、ケイトが照明をつけてくれたおかげでビリーは助かる。だがストライプは銃をビリーに向けて撃ち、増殖するために噴水の水に触れる。そこにおもちゃのバギーに乗ったギズモが突進し、屋根を覆うシェードを開く。日光を浴びたストライプは溶けて死ぬ。

シーン 6

ドロドロに溶けるストライプ

大量に発生したグレムリンによって、キングストン・フォールズの町は大混乱となる。だ・・・が、夜明けを前にしてグレムリンたちが集まった映画館をビリーが爆破したことによって、ストライプ以外のグレムリンたちは倒される。生き残ったストライプはデパートへ逃げ込む。デパートでビリーに攻撃するストライプ。噴水のコーナーを見つけたストライ・・・

別れ

自宅に戻ったビリーの前に、ギズモの元の飼い主である老人が現れる。老人はギズモを返すように求め、ランダルはギズモを老人に渡す。老人と去る前に、ギズモはビリーに「さよなら、ビリー」とあいさつをする。老人はビリーに、「いつかギズモを買えるかもしれない」と語る。老人はギズモを連れて去っていき、ビリーやケイトたちが見送る。