登場人物・キャスト　そして父になる

野々宮慶多(二宮慶多)

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野々宮慶多は、良多とみどりの子として育った、映画「そして父になる」の登場人物。おっとりと優しい性格で、競争心が小さい。私立の小学校の面接で、良多はそのことを長所と短所の両方であげる。良多の意向でピアノを習っているが、うまくなりたいという気持ちはなく、良多に褒めてもらえるために続けている。

生まれた時に病院で取り違えがあり、斎木雄大とゆかりの子であることが発覚する。本人には事実は伝えられない。斎木家の子どもたちとはすぐに仲良くなる。斎木家に宿泊した時には、野々宮家とは違い、みんなでギョウザをがっつく夕食に驚く。雄大とは、一緒に風呂に入ったりして、すぐに打ち解ける。良多のことが大好きであることは変わらないものの、父の日の造花を雄大の分も作ったり、壊れたおもちゃを雄大に直してもらおうとしたりして、良多をいら立たせる。

琉晴との交換が決まると、「戻ってきてはいけない」と良多から言われる。大人になるための「ミッション」として良多の言いつけを守るものの、みどりに内緒で電話をする。家出した琉晴を良多が迎えに来た時には、良多の声を聞いて押し入れに隠れる。その後、良多が会いに来た時には逃げ出し、追いかけてきた良多に「パパなんかパパじゃない！」と言うが、良多から「ミッションなんか終わりだ！」と言われ、良多に抱きしめられる。

キャスト

野々宮慶多を演じているのは、二宮慶多。公開時7歳頃。同時期の映画出演作には、「王様とボク」(2012)、「抱きしめたい -真実の物語-」(2014)、「さよならケーキとふしぎなランプ」(2014)などがある。

その他の「そして父になる」の登場人物・キャスト

人物 6 そして父になる

斎木琉晴

俳優：黄升炫斎木琉晴は、雄大とゆかりの子として育った、映画「そして父になる」の登場人物。生ま・・・れた日の天気が良かったことから、琉球の「琉」と晴れの「晴」で琉晴と名づけられた。ヤンチャな性格だが、小さい時は1人で夜中にトイレに行けないくらい怖がりだった。だが、下の子ができてお兄ちゃんらしくなったとゆかりが語る。生まれた時に病院で取・・・

人物 7 そして父になる

宮崎祥子

俳優：中村ゆり宮崎祥子は、赤ちゃんの取り違えをした看護師である、映画「そして父になる」の登場人・・・物。裁判の証人として出廷した際に、わざと取り違えをしたことを証言する。当時再婚したばかりで、夫の連れ子の子育てに悩んでストレスをためていた。一番高い病室を使っていた野々宮家に嫉妬し、ストレスのはけ口としてわざと取り違えをした。その時には不幸・・・

人物 8 そして父になる

鈴本悟

俳優：田中哲司鈴本悟は、良多の友人で弁護士である、映画「そして父になる」の登場人物。良多に頼ま・・・れて、病院への訴訟を担当する。良多との付き合いは長く、「おまえは昔からファザコンだった」と語る。また、慶多と琉晴の両方を引き取るという良多の考えに驚きつつも、良多らしさを感じ取る。裁判では勝訴を勝ち取るものの、浮かない表情を浮かべる良多に変・・・

人物 9 そして父になる

野々宮良輔

俳優：夏八木勲野々宮良輔は、良多の父である、映画「そして父になる」の登場人物。良多と大輔の母と・・・離婚後、のぶ子と再婚した。何度も発作を起こしており、その影響もあってか片足が不自由だが、今もマンションの管理人をして働いている。競馬好きでダービーで大負けした様子。酒好きで口が悪い。良多との関係は若干ギクシャクしている。再び発作を起こし・・・

人物 10 そして父になる

野々宮のぶ子

俳優：風吹ジュン野々宮のぶ子は、良輔の妻で良多と大輔の義理の母である、映画「そして父になる」の登・・・場人物。明るい性格で、今もパートに出て働いている。慶多と琉晴については、良輔とは異なり、「一緒にいるうちに家族になっていく。そういう風に良多と大輔を育てた」と良多に話す。かつて良多とはうまくいっていなかったようで、良多が電話で謝ろうとすると・・・