登場人物・キャスト 大脱走
バージル・ヒルツ(スティーヴ・マックイーン)
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The Great Escape (1/11) Movie CLIP - To Cross the Wire Is Death (1963) HD
バージル・ヒルツは、捕虜収容所から脱走を試みるアメリカ兵である、映画「大脱走」の登場人物。「独房王」「懲罰房王」の異名を持つ。空軍のパイロット。ファーストネームはバージルだが、単に「ヒルツ」と呼ばれることを好む。アメリカでは大学生で、化学工学を学んでいた。バイクが得意で、レースの賞金を学費の足しにしていた。野球好きで、収容所にグローブとボールを持ち込み、懲罰房ではボールを壁にぶつけて時間をつぶす。
これまでにも収容所からの脱走を繰り返してきた。同じように脱走を何度も試みた捕虜が集められた収容所に移送される。初日に、監視塔の死角を確かめるために、転がったボールを取りにいくフリをして境界となっているワイヤーを越え、懲罰房に入れられる。同じく懲罰房に入れられたアイヴスと相談し、出られたその夜にフェンスの下に穴を掘って逃げようとするが捕らえられ、再び懲罰房に入れられる。
再び懲罰房から出たあと、バートレットから集団脱走の計画を聞き、1人で脱走して周囲の地理を調べ、わざと捕らえられるように頼まれるが断る。その後は、トンネルの支柱用の木材を集めるなど協力し、同じアメリカ兵であるヘンドリー、ゴフとジャガイモで酒を作る。アメリカの独立記念日に酒を捕虜たちに振る舞っている時にトンネルの1つが見つかり、絶望したアイヴスがフェンスを越えて逃げようとし、射殺されるのを目の当たりにする。
アイヴスの死で考えを変え、1人で脱走し、地理を調べたあとにわざと捕まって収容所に戻る。脱走の実行時には、最初に穴から外に出て、ロープを引っ張ることで安全なタイミングを伝える役目を果たす。トンネルが見つかると森へと逃げ、ナチス兵のバイクを奪ってスイスに向かう。だがナチス兵に追われ、国境のフェンスをバイクで飛び越えようとするが、銃撃を受けて転倒。再び収容所に戻される。
キャスト
バージル・ヒルツを演じているのは、アメリカの俳優であるスティーヴ・マックイーン。公開時33歳頃。同時期の出演作には、「マンハッタン物語」(1963)、「雨の中の兵隊」(1963)などがある。
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