登場人物・キャスト　バケモノの子

一郎彦(黒木華/宮野真守)

重要な部分に触れている場合があります。

一郎彦は、猪王山の長男である、映画「バケモノの子」の登場人物。牙の生えたブタの頭巾をかぶっている。弟の二郎丸からは慕われ、父のようになりたいと考えている。念動力を使える。幼少期から剣術に長け、女の子からも人気がある。また、九太をいじめる二郎丸をたしなめる姿を見せる。だが、父や弟のように牙がなく、鼻も伸びないことから、自分が人間であることに気づき、心に闇を抱える。

青年期には、熊徹を半端者と呼び、九太に暴力を奮っていら立ちをぶつける姿を見せる。また、心に闇を抱え、胸に穴の空いた姿も見せる。熊徹と猪王山の宗師を決める戦いでは、父が負けたことを認められず、念動力で剣を熊徹に突き刺す。人間界の渋谷に向かい、爆発を引き起こす。さらにクジラへと姿を変え、九太に襲いかかるものの、剣になった熊徹を取り込んだ九太に倒される。バケモノ界の屋敷で目を覚ますものの記憶がない。

・一郎彦の声は、幼少期を黒木華、青年期を宮野真守が担当している。

「バケモノの子」の関連項目

セリフ・名言 25 バケモノの子

九太「一郎彦、君は俺と同じだよ。バケモノに育てられた、バケモノの子だ」

1:48:35頃剣に化身した熊徹の力を借りて、一郎彦から闇を追い出した九太。気・・・を失っている一郎彦に九太が掛ける言葉。九太は、自分も一郎彦のようになってしまっていたかもしれないと感じていた。楓からもらっていたお守りのしおりを手首から取った九太は、一郎彦に渡してやる。・・・

キーワード 2 バケモノの子

バケモノ界、渋天街

「バケモノの子」は、人間の世界とは別にバケモノたちが住む「バケモノ界」が存在する・・・という設定である。バケモノ界には、さまざまなタイプの獣人が住んでいる。人間は闇を抱える危険があるため、バケモノ界に人間を住まわせることは禁忌とされている。各地を治める宗師と呼ばれる存在がおり、宗師はやがて神様となる。人間界の渋谷に相応す・・・

キーワード 10 バケモノの子

心の闇

人間は心の闇を増幅させるため、バケモノ界に人間が住み着くことは禁忌とされている。・・・九太（蓮）は、9歳の時に母が急死し、どうしてよいか分からなくなった時に闇を増幅させる。闇を増幅させる姿は、影の自分の胸にぽっかりと穴が空いていることで表現されている。その後も、再会を果たした父に不満を抱いた時にも闇を増幅させるが、楓によって・・・

人物 1 バケモノの子

九太/蓮

俳優：宮崎あおい/染谷将太九太/蓮は、人間界とバケモノ界を行き来することになる、映画「バケモノの子」の登場・・・人物。本名は蓮だが、バケモノ界では名を名乗らなかったために、9歳であることから熊徹に「九太」と名づけられる。両親の離婚後、9歳で母を交通事故で失う。親戚の家に引き取られることになるが、反発して家出。渋谷にいた時に、人間界に来ていた熊徹に声を・・・

人物 7 バケモノの子

猪王山

俳優：山路和弘猪王山は、オオカミの容姿をした渋天街の長である、映画「バケモノの子」の登場キャラ・・・クター。次期宗師候補の最有力とされている。心が広く、礼儀もわきまえており、多くの者たちから慕われている。一郎彦と二郎丸の2人の息子がいる。忙しくて子どもたちと過ごす時間をなかなか作れないものの、子どもたちからも尊敬されている。熊徹が人間・・・