セリフ・名言 この世界の片隅に
すず「聞こえん・・・聞こえん、聞こえん、1個も聞こえん!帰る!帰る!広島へ帰る!」
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周作「すずさん、わしは楽しかったで。この1年半、あんたのおるうちへ帰れて。あんたと連ろうて歩くんも、ヒラヒラしゃべるんも。あんたは違うんか!?ずっと知らんうちのまんまか!」
すず「聞こえん・・・聞こえん、聞こえん、1個も聞こえん!帰る!帰る!広島へ帰る!」
1:38:55頃
晴美を死なせてしまい自らも右手を失ったすずは、落ち込んだままだった。空襲警報が鳴って逃げようとしたすずは、生まれ育った広島でよく見たサギを見つける。思わずサギを追いかけて戦闘機に撃たれそうになったすずは、周作に助けられる。すずは周作に、「広島に帰る!」と絶叫するのだった。
「この世界の片隅に」の関連項目
人物 1
この世界の片隅に
俳優:のん
北條すず(ほうじょう すず)は、広島の江波から呉に嫁入りする、映画「この世界の片・・・隅に」の登場人物。旧姓は浦野。江波で海苔の養殖をしている両親の元に生まれる。兄の要一、妹のすみとともに育つ。自他ともに認める「ボーッとした」性格の持ち主だが、絵を描くのが得意。8歳の頃、町で「ばけもん」に誘拐されそうになった時に少年時代の周・・・
人物 2
この世界の片隅に
俳優:細谷佳正
北條周作(ほうじょう しゅうさく)は、すずの夫である、映画「この世界の片隅に」の・・・登場人物。呉の丘の上に両親と住んでいる。仕事は、呉鎮守府の軍法会議録事(書記官)。少年時代に「ばけもん」によってすずと一緒に連れ去られそうになったことがある。すずのことをずっと覚えており、名前だけの情報から苦労してすずを探し求め、縁談を申し・・・
キーワード 9
この世界の片隅に
水原と再会したすずは、巡洋艦「青葉」で海に出た時に空から落ちてきたサギの羽根をプ・・・レゼントされる。サギは広島に住んでいた頃によく見ていたため、すずは懐かしむ。羽根は羽根ペンにされる。その後右手を失い、晴美を死なせた責任を感じて落ち込んでいるすずは、空襲の最中にもかかわらず、見かけたサギに「広島へ帰れ!」と叫びかけて追い払・・・
キーワード 3
この世界の片隅に
「この世界の片隅に」の舞台となるのは広島市と呉市である。すずは広島市南部の江波の・・・出身で、祖母の家は草津にある。江波と草津の間の海は大潮の時には人が歩けるようになり、すずたちが歩いて草津に向かう様子が描かれている。また、広島県産業奨励館(のちの原爆ドーム)や相生橋などが登場する。すずが嫁入りする北條家があるのは呉市である・・・
セリフ・名言 27
この世界の片隅に
1:26:30頃
空襲でケガをして病院に入院した周作の父の円太郎を、晴美と見舞っ・・・たすず。病院からの帰り道で、空襲によって落とされた時限爆弾に巻き込まれてしまう。右手で手をつないでいた晴美は亡くなってしまい、すずも右手を失う。すずは、晴美が死んでしまったことで自分を責めるのだった。
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その他の「この世界の片隅に」のセリフ・名言
セリフ・名言 31
この世界の片隅に
1:42:10頃
広島に帰ることに決めたすず。帰る当日、義理の姉である径子がすず・・・に話をする。きつい性格ですずにもつらくあたったことのある径子だったが、すずに優しい言葉をかける。径子の言葉を聞いたすずは、呉に残ることに決める。
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セリフ・名言 32
この世界の片隅に
1:49:00頃
8月15日。終戦の玉音放送を聞いたすずが、畑に飛び出して号泣し・・・ながら叫ぶ言葉。苦しい生活を耐えてきたすずだったが、これまで信じてきたものが崩れ去ってしまう。このセリフは、原作では「他国に暴力を行使してきたことから自分たちも暴力に屈しなければいけないのか」という内容だったが変更されている。
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セリフ・名言 33
この世界の片隅に
1:50:05頃
戦争が終わる。信じてきたものが崩れ去ってしまい号泣したすずだっ・・・たが、時間は流れていく。義母のサンがしまっておいた米を研ぐすずや、うまく研げないために助ける径子や、食事の準備をする近所の人々の姿が描かれながら語られる言葉。
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セリフ・名言 34
この世界の片隅に
1:53:35頃
広島に原爆が投下された日、大やけどを負って広島から呉にたどり着・・・いたものの、隣保館に寄りかかったまま亡くなった兵士がいた。戦争が終わった後、北條家の近所に住む刈谷は、亡くなっていた兵士が息子だったことをすずに話す。
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セリフ・名言 35
この世界の片隅に
1:54:45頃
時限爆弾によって一緒に歩いていた晴美が亡くなり、自らも右手を失・・・ってしまったすず。自分を責め、落ち込んでいたすずだったが、戦争が終わって前向きな姿を見せる。話をする刈谷も、夫と息子を戦争で失っていた。
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