登場人物・キャスト 耳をすませば
天沢 聖司(高橋 一生)
重要な部分に触れている場合があります。
天沢聖司は、バイオリン職人を目指している中学生である、映画「耳をすませば」の登場人物。祖父の西が営む古道具屋「地球屋」にある工房で、バイオリン作りの練習をしている。中学を卒業したら、イタリアのクレモーナに修行に行きたいと思っているが、家族から反対されている。雫のことが以前から気になっており、雫に気づかれるために、雫が読みそうな本を先回りして読んでいた。また、図書室で何度かすれ違ったり、隣の席に座ったりしていたが、雫には気づかれていなかった。
雫がベンチに忘れていった本を読んでおり、取りに来た雫に返す。本にはさまっていた雫の作詞した「コンクリート・ロード」の歌詞を読んでおり、「やめた方がいいぜ」と言って雫を怒らせる。その後、地球屋を訪れた雫が忘れていった雫の父の弁当を自転車で届け、弁当箱の大きさを揶揄して雫を怒らせる。その後、西がいない時に地球屋を訪れた雫を店の中に入れてやる。バイオリンを演奏するようにせがまれ、「カントリー・ロード」を演奏する代わりに、雫に歌わせる。
イタリアにいる祖父の知り合いのアトリエで、試しに2カ月間修行することになり、雫に一番に伝える。出発前には図書館にいる雫を訪れ、帰り道に手を握る。2カ月後に帰国し、早朝に雫のアパートの前にやって来る。偶然窓から顔を出した雫を自転車の後ろに乗せて、丘の上の秘密の場所に連れていき、一緒に朝日を眺める。雫に「結婚してくれないか」と愛を告白し、受け入れられる。
関連項目
セリフ・名言 1
耳をすませば
0:12:25頃
図書館で借りた本を学校のベンチに忘れた雫。ベンチに取りに戻ると・・・、1人の少年が雫の借りた本を読んでいた。少年は、雫の名前を知っていた。「どうして?」と聞く雫に少年は謎めいた答えをする。このセリフは、地球屋に忘れた父の弁当を少年が届けてくれた時、「どうして?」と聞く雫に、再び少年が使う(0:28:35頃)・・・
セリフ・名言 8
耳をすませば
0:48:05
地球屋に自分を導いてくれたネコと話していると、何度か話をした少年・・・がやって来る。少年はネコのことをムーンと呼んでいた。無愛想なムーンに、自分と似ていると話しかけていた雫。その話を少年にすると少年は否定する。この時の雫は、少年が雫の探す天沢聖司だと知らない。・・・
セリフ・名言 10
耳をすませば
0:53:40頃
少年は地球屋のアトリエでバイオリン作りの練習をしていた。手作業・・・で木を彫ってバイオリンを作る少年に感心する雫。ファンタジーが好きな雫は、「まるで魔法みたい」と表現する。大げさな雫の表現に聖司は照れるが、雫はまったく気にしていない。・・・
セリフ・名言 13
耳をすませば
1:07:25頃
イタリアに2カ月間のバイオリン職人の修行に行くことになった聖司・・・。聖司は、そのことを真っ先に雫に話す。そして、雫のことが以前から気になっていたことを話し、「カントリー・ロード」を唄ってがんばると話す。前にアトリエで、聖司がバイオリンを演奏して雫が日本語に訳した歌詞で「カントリー・ロード」を歌ったことがあ・・・
セリフ・名言 20
耳をすませば
1:43:00頃
バイオリン作りが盛んなイタリアの町クレモーナに、2カ月の試験修・・・行に行っていた聖司が帰国する。聖司が思っていたのとは違う部分も多くあるようだが、バイオリン職人になるという聖司の夢への熱意は燃え続けていた。・・・
セリフ・名言 23
耳をすませば
1:46:15頃
これまで聖司と雫は、はっきりと互いの気持ちを話したことはなかっ・・・た。聖司は、「結婚をして欲しい」と雫に言い、雫は受け入れる。それまではニヒルでクールな面を多く見せていた聖司だったが、雫を抱きしめて喜びを表現する。・・・
キーワード 1
耳をすませば
天沢聖司はバイオリン職人を目指しており、祖父の西のアトリエを借りてバイオリン作り・・・に励んでいる。中学を卒業したら、イタリアのクレモーナに修行に行きたいと考えている。だが、家族から反対されており、賛成してくれるのは西だけである。雫は、バイオリン職人を目指している聖司の姿に感嘆する一方で、目標のない自分を見つめ直すことになる・・・
その他の「耳をすませば」の登場人物・キャスト
セリフ・名言 3
耳をすませば
0:26:10頃
一度は見失ったネコを再び見つけた雫。ネコを追いかけた雫は、丘の・・・上にある古道具屋「地球屋」を見つける。興味をそそられた雫が中に入ると、主人のおじいさんが声をかけてくる。古時計の修理を終えたおじいさんが時計を動かすと、オルゴールの音色とともに宝石を発掘するドワーフの人形が動き出す。物語が好きな雫はドワーフ・・・
セリフ・名言 4
耳をすませば
0:29:10頃
丘の上にあるすてきな古道具屋を見つけた雫は、秘密の場所を見つけ・・・たようないい気分だった。だが、そのあとに、名前を知らない少年に、父に届ける弁当をネタに「大きな弁当箱だな」と揶揄されて、怒る。複雑な今の気持ちを、雫は父に説明する。・・・
セリフ・名言 5
耳をすませば
0:42:50頃
雫の親友の夕子は杉村が好きだった。夕子は、杉村の友人からラブレ・・・ターをもらっていた。杉村が夕子にラブレターの返事を催促すると、夕子は泣きながら逃げ出してしまう。どうして夕子が泣き出したのか分からない杉村は、雫に相談する。夕子が杉村のことを好きなことを話す雫だったが、杉村は雫のことを前から好きだった。雫は・・・
セリフ・名言 6
耳をすませば
0:44:05頃
夕子の気持ちに気づかない杉村のことをにぶいと思っていた雫。だが・・・、杉村から告白された雫は、杉村の気持ちにまったく気づいていなかった雫は、杉村よりも自分の方がにぶいと落ち込むのだった。・・・
セリフ・名言 7
耳をすませば
0:46:25頃
杉村に告白され、自分の鈍さに落ち込む雫は、自宅の机の上で眠って・・・しまう。起きた雫は、丘の上の古道具屋「地球屋」に向かう。地球屋は閉まっていたが、自分を地球屋に導いてくれた太ったネコを見つけて、話しかけるのだった。・・・