セリフ・名言 英国王のスピーチ

ジョージ6世「この重大な時、おそらく歴史上もっとも運命的なこの時に、国内外の国民に対し、私はこのメッセージを送る」

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ジョージ6世「この重大な時、おそらく歴史上もっとも運命的なこの時に、国内外の国民に対し、私はこのメッセージを送る。私はみなさん一人ひとりのところに、自分自身がみなさんのところにいるように、深い思いを込めて話している。戦争は、多くのものにとって、2度目となる。何度も繰り返し、いまや敵となった者たちと私たちの間の違いを乗り越えるため、平和的な方法が追求してきた。だが、その努力は無駄となった。我々は、主義への挑戦を受け、闘うことを強いられている。もし我々の主義を守ることができなければ、世界の文明化された秩序は終わりを告げるだろう。彼らの主義の虚飾をはげば、そこにあるのは”力こそ正義”という原始的な信条である。大切なものを守るために、彼らの挑戦を受けないことは考えられない。崇高な目的のために、私は今、母国にいる人々、そして海外にいる人々に語りかけている。この試練の時に、冷静に、動じること無く、団結して欲しい。困難が待っている。眼の前には暗い日々が広がっているかも知れない。戦争はもはや戦場だけのものでははない。だが、われわれは正しいと思うことを正しくやるだけだ。そして、謹んで神に委ねよう。我々全員が、強くそう信じるならば、神のご加護によって、我々は勝利することだろう」

King George VI: In this grave hour, perhaps the most fateful in our history, I send to every household of my peoples, both at home and overseas, this message, spoken with the same depth of feeling for each one of you, as if I were able to cross your threshold and speak to you myself: For the second time in the lives of most of us, we are at... at war. Over and over again we have tried to find a peaceful way out of the differences between ourselves and those who are now our enemies, but it has been in vain. We have been forced into a conflict, for we are called to meet the challenge of a principle, which, if it were to prevail, would be fatal to any civilized order in the world. Such a principle, stripped of all disguise, is surely the mere primitive doctrine that "might is right." For the sake of all that we ourselves hold dear, it is unthinkable that we should refuse to meet the challenge. It is to this high purpose that I now call my people at home, and my peoples across the seas, who will make our cause their own. I ask them to stand calm and firm and united in this time of trial. The task will be hard. There may be dark days ahead, and war can no longer be confined to the battlefield, but we can only do the right as we see the right, and reverently commit our cause to God. If one and all we keep resolutely faithful to it, then, with God's help, we shall prevail.

1:42:45頃
ドイツと開戦することになり、ラジオを通して国民にメッセージを送る国王ジョージ6世。なんどもつっかえそうになりながらも、スピーチをやり遂げる。実際のスピーチが元になっているものの、短縮されているという。

関連項目

人物 1 英国王のスピーチ

ジョージ6世/アルバート

俳優:コリン・ファース ジョージ6世は、1936年にイギリス国王に即位した実在の人物である、映画「英国王・・・のスピーチ」の登場人物。本名はアルバート・フレデリック・アーサー・ジョージであり、ジョージ6世は統治名である。国王ジョージ5世の次男として生まれ、海軍士官などを務めた。後の女王エリザベスの父である。兄のエドワードが王位継承者だったため、王と・・・
キーワード 5 英国王のスピーチ

第二次世界大戦

1936年に国王となったジョージ6世は、1939年にドイツとの戦争の勃発にともな・・・い、開戦のスピーチをする。第二次世界大戦という困難を前にした国民にメッセージを送るのは、国王としての役割だった。 敵となるドイツの総統であるヒットラーは演説がうまく(演説のニュース映像を見たアルバートが「何を言っているか分からないが、演説・・・
キーワード 4 英国王のスピーチ

ラジオ

当時のメディアの花形はラジオだった。国民に取り入る必要性感じていたジョージ5世は・・・、クリスマスに国民にメッセージを送るなど、ラジオを活用していた。だが、吃音症のアルバートは、ラジオ放送が苦手だった。そんなアルバートが、国王ジョージ6世として、ドイツとの開戦のスピーチという重要な任務をやりこなし、多くの国民がアルバートのス・・・
キーワード 1 英国王のスピーチ

吃音症

吃音症であるアルバートは、言葉がスムーズに出てこない。文章を読む時に顕著だが、興・・・奮状態や緊張状態になると、会話でも吃音となってしまう。そのため、公の場でのスピーチなどの緊張する場面が苦手で、映画の冒頭では、1925年に行われた大帝国博覧会の閉会のあいさつをうまく言えない。 多くの言語療法士の治療や訓練を受けるが、よく・・・
キーワード 2 英国王のスピーチ

イギリス国王、王室

イギリスは立憲君主制であり、映画がスタートする時点の国王はジョージ5世である。ロ・・・シアやイタリアなど王政を廃止する国が増えていたことから危機感を抱いていたジョージ5世は、国民に取り入る必要性を感じており、ラジオ放送などで国民に語りかけていた。長男のエドワードが王位継承権の第1位だったが、既婚女性との恋愛に溺れるエドワード・・・

その他の「英国王のスピーチ」のセリフ・名言

セリフ・名言 1 英国王のスピーチ

ローグ「仕事を変えるべきでは?」 エリザベス「変えられないのです」

0:09:50頃 夫アルバートの吃音症を治すために言語療法士を探すエリザベスは、・・・ローグの元を訪れる。ジョンソンと偽名を使って身分を隠し、夫の正体も明かさない。治療の相手が王族とは思いもよらないローグだったが、このあと本当のことを知る。・・・
セリフ・名言 2 英国王のスピーチ

アルバート「タ・・・タ・・・タイミングがうまく取れなくてね」

0:20:45頃 王族であるアルバートの吃音症の治療をすることになったローグ。自・・・分の診療室にやって来たアルバートに対し、リラックスさせようと雑談をする。ジョークはオチのタイミングが重要だが、吃音症のアルバートはうまくタイミングが取れない。・・・
セリフ・名言 3 英国王のスピーチ

ローグ「では、公式の愚か者だ」

0:22:25頃 タバコを吸おうとするアルバートを、ローグが止める。だが、それま・・・でアルバートを治療してきた医者は、タバコを勧めていたのだという。このあと、治療中にタバコを吸おうとするアルバートから、ローグがタバコを取り上げるシーンもある。・・・
セリフ・名言 4 英国王のスピーチ

ジョージ5世「我々は、役者にならねばならん」

0:30:25頃 クリスマスのラジオ放送を終えた国王ジョージ5世は、時代の移り変・・・わりとともに王族も変わらなければならないと、アルバートに話す。ジョージ5世は、既婚女性との恋愛に熱を上げる長男エドワードを見限り、アルバートに期待をかけていた。・・・
セリフ・名言 5 英国王のスピーチ

エドワード「王の仕事さ」

0:58:25頃 国王に即位したエドワードだったが、愛人のウィリス・シンプソンと・・・の関係は続いていた。エドワードのパーティに呼ばれたアルバートは、ウィリスにアゴで使われるエドワードを見る。アルバートは、エドワードをたしなめるために声をかける。・・・
ストーリー 英国王のスピーチ

ストーリー・あらすじ紹介

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音楽 英国王のスピーチ

音楽紹介

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キーワード 英国王のスピーチ

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人物 英国王のスピーチ

登場人物紹介

英国王のスピーチの登場人物紹介。
  • 作品

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

公開年 2005年
製作国 アメリカ、イギリス
監督  マイク・ニューウェル
出演  ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ロビー・コルトレーン
  • 作品

借りぐらしのアリエッティ

公開年 2010年
製作国 日本
監督  米林宏昌
出演  (声)志田未来、神木隆之介、大竹しのぶ、竹下景子、藤原竜也、三浦友和、樹木希林
  • 作品
  • 8.17

トイ・ストーリー

公開年 1995年
製作国 アメリカ
監督  ジョン・ラセター
出演  (声)トム・ハンクス、ティム・アレン
  • 作品
  • 8.42

インセプション

公開年 2010年
製作国 アメリカ、イギリス
監督  クリストファー・ノーラン
出演  レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール
  • 作品

明日に向って撃て!

公開年 1969年
製作国 アメリカ
監督  ジョージ・ロイ・ヒル
出演  ポール・ニューマン、ロバート・レッドフォード
  • 作品

パイレーツ・オブ・カリビアン/呪われた海賊たち

公開年 2003年
製作国 アメリカ
監督  ゴア・ヴァービンスキー
出演  ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
作品一覧