キーワード しゃぶしゃぶ、高足カニ
しゃぶしゃぶ、高足カニ
重要な部分に触れている場合があります。
幸野家では、誰かの誕生日にしゃぶしゃぶを食べるのがルールとなっている。一浩が戻ってきた時にもしゃぶしゃぶが出され、全員がポン酢とゴマダレの両方で食べる。だが急に戻ってきた一浩に驚いている安澄は納得がいっていない。微妙な空気を感じ取った一浩は、「どうしてしゃぶしゃぶって、“しゃーぶしゃーぶ”って言いたくなるのか?」と話して空気を和ませようとする。
鮎子が誕生日に母を求めていなくなった翌朝も、みんなでしゃぶしゃぶを食べる。鮎子は「ここにいさせて欲しい」と涙ながらに語る。この時には双葉が「しゃーぶしゃーぶ」と言いながら肉をお湯に通し、場を明るくしようとする。
また幸野家には、毎年決まった日に酒巻君江という人から高足ガニが贈られてくる。高足ガニは世界最大の甲殻類で、駿河湾の深海で取れる。その後、旅行に出かけた双葉たちは、高足ガニを食べに行く。だが、旅行の本当の目的は高足ガニではないことが明らかになる。
「湯を沸かすほどの熱い愛」の関連項目
セリフ・名言 5
湯を沸かすほどの熱い愛
0:24:15頃
1年前に蒸発していた一浩は、探偵に居場所を調べてもらった双葉に・・・よって「幸の湯」に連れ戻される。幸野家は誕生日などのお祝いの時にはしゃぶしゃぶを食べるのが恒例だった。だが安澄は自分勝手な一浩に対して腹立たしさを感じており、一浩の話にも冷たい態度を取る。
・・・
セリフ・名言 14
湯を沸かすほどの熱い愛
0:55:20頃
母親が家を出る時に、誕生日までに迎えに来ると言われていた鮎子。・・・誕生日にかつて住んでいたアパートの前で待つ鮎子だったが、母親は姿を現さず、迎えに来た双葉たちと「幸の湯」に戻っていた。翌日、鮎子が涙ながらに語る言葉。
・・・
人物 6
湯を沸かすほどの熱い愛
俳優:篠原ゆき子
酒巻君江は、幸野家に毎年カニを送ってくれる、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の登場・・・人物。静岡県沼津市在住。毎年4月25日に決まって高足ガニを送ってくれる。お礼の手紙は安澄が書くことに決まっている。
実は安澄の母親であり、18歳の時に一浩と結婚し、19歳の時に出産していたことが明らかになる。だがろうあ者であるため、安澄の・・・
人物 1
湯を沸かすほどの熱い愛
俳優:宮沢りえ
幸野双葉は、末期がんで余命数カ月と宣告される女性である、映画「湯を沸かすほどの熱・・・い愛」の登場人物。幼い頃に、母に捨てられた過去を持つ。幸野一浩と結婚し、一浩の連れ子である安澄を育てる。安澄には、自分の子ではないことを告げていない。一浩が1年前に蒸発したため、それまで営んでいた銭湯を閉め、パン屋で働いている。いじめられて・・・
人物 2
湯を沸かすほどの熱い愛
俳優:杉咲花
幸野安澄は、幸野一浩と双葉の娘である、映画「湯を沸かすほどの熱い愛」の登場人物。・・・父の一浩が蒸発したため、双葉と2人で暮らす。高校生で、学校ではいじめられている。感情が高ぶるとギュッと口を結ぶ表情を見せる。双葉が一浩を連れ戻し、一緒に一浩の娘という鮎子を連れてきたことに戸惑う。銭湯の再開は喜ぶものの、双葉に苦労をかけたに・・・
その他の「湯を沸かすほどの熱い愛」のキーワード
キーワード 8
湯を沸かすほどの熱い愛
双葉が好きな色は「情熱の赤」である。それを聞いた安澄は「お母ちゃんぽい」と語る。・・・その後、旅行する時に双葉が運転する車も赤である。また、滝本の幼い娘の真由は、入院する双葉のお見舞いに赤い花を選ぶ。双葉が亡くなったあと、遺体を銭湯の風呂釜で燃やした時には、空に赤い色の煙が立ちのぼる。
・・・
キーワード 9
湯を沸かすほどの熱い愛
双葉は、高校生だが子どもっぽい下着しか持っていない安澄に、少し大人びた下着を買っ・・・てやる。安澄は「まだいらない」と言うものの、「大事な時のため」と安澄に持たせる。その後、安澄が盗まれた制服を取り戻そうと決心した時、体操着を脱いで下着姿となる。その時に着用しているのは、双葉から贈られた下着である。
・・・
キーワード 10
湯を沸かすほどの熱い愛
安澄は手話ができる。「将来かならず役に立つから」と双葉が安澄に習わせていたのだっ・・・た。道ばたでろうあ者の手話が分からずに困っている人を助けてあげたりもする。その後、安澄の本当の母親である酒巻君江がろうあ者であり、いつか再会したときのために双葉が手話を学ばせていたことが明らかになる。そのことを知った君江は嗚咽するのだった。・・・
キーワード 11
湯を沸かすほどの熱い愛
双葉は、安澄と鮎子を連れて、車で旅行に出かける。旅行先は高足ガニを食べられる静岡・・・県である。だが高足ガニを食べに行くことが目的ではないことが明らかになる。途中のサービスエリアでは、ヒッチハイクをして旅行する拓海を乗せてやる。双葉は無目的にヒッチハイクの旅を続ける拓海に、ヒッチハイクで北海道の最北端に向かうように目的を与え・・・
キーワード 12
湯を沸かすほどの熱い愛
幸野家の家族は血のつながりがない者が多い。安澄は一浩と酒巻君江の間の娘で、双葉と・・・は血のつながりがないことが明らかになる。一浩と浮気相手の間に生まれた鮎子は、双葉や安澄とは血のつながりはない。さらに、まったく血のつながりのない拓海が、住み込みとして「幸の湯」で働くようになる。双葉の遺伝子を感じるようになっていた安澄は、双・・・