登場人物・キャスト カサブランカ

ルノー(クロード・レインズ)

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カサブランカ

IMDb ※左から2番目の人物

ルノーは、フランス領カサブランカの警察署長。フランス本国がドイツに占領されているため、ドイツの命令に従わなければならない立場に置かれている。リックとは腐れ縁のような関係で、本来は非合法のカジノの運営を認める代わりに、自分は勝たせてもらっている。また、元は活動家だったリックを常に見張ってもいる。

ラズロがリックから通行許可証を買い取る現場に立ち会わせて、ラズロを逮捕させるとリックに持ちかけられる。リックの計画に乗るものの、途中でリックによって銃を向けられ、ともに飛行場へ向かい、飛行許可を出すように言われる。飛行場では、シュトラッサー少佐をリックが撃ち殺した際に、見逃してやる。実はドイツに反感を抱いており、レジスタンスともつながっていたのだった。こうして、リックとはそれまで以上の友情関係に結ばれることになる。

女性好きで、出国ビザを購入する金のない女性たちに、見返りとして体を要求している。だが、ブルガリア人の女性アニーナについては、体を求められていることを知ったリックが、女性の夫をルーレットで勝たせてやったために、機会を失う。
・ドイツ軍連絡員殺害犯は分かっているが、あえてリックの店でドイツのシュトラッサー少佐の前で逮捕して自分の実力を見せつけようとする。
・賄賂を受け取り、出国ビザを発行している。値段はウーガーテのほぼ倍。
・ラズロが来ることやリックの過去を把握しており、抜け目なくカサブランカの状況をチェックしている
・風見鶏のようにドイツのご機嫌を伺う一方で、フランス警察としてのプライドも時折のぞかせる。

職業

カサブランカの警察署長

国籍

フランス

トレードマーク

フランス警察の制服

登場シーン

シーン 1 カサブランカ

リックを”センチメンタリスト”と指摘するルノー

見どころ ・互いの本質を見抜いているリックとルノーの会話 ・ナチスへの意地を感じ・・・させるルノーの言葉と、相反する行動 アメリカ人のリックは、カサブランカでバーとカジノをやっている。怪しげなウーガーテからも信頼されており、ただ者ではない雰囲気を漂わせ、シニカルで謎めいてもいる。ルノーはカサブランカのフランス警察のトップだ・・・
シーン 5 カサブランカ

ラズロと一緒に去るようにイルザを説得するリック

見どころ ・次から次に出てくる名ゼリフ ・トレンチコート姿のリック ・リックとイ・・・ルザを真横から撮影したショット ハンフリー・ボガートの代名詞にもなっているトレンチコート姿、連発される名ゼリフ、ボギーとイングリッド・バーグマンのコンビネーションを堪能できる。 リック、イルザ、ラズロ、ルノー署長の4人は、飛行場へやって・・・
シーン 6 カサブランカ

リックとルノーの友情の始まり

見どころ ・実は愛国者でもあったルノー ・捨てられるヴィシー水 ・「ルイ、これが・・・俺たちの友情の始まりだな」 リックとイルザの物語は終わり、リックとルノーの新しい友情が始まる。 イルザとラズロは飛行機に乗り込み、飛行機は滑走路へ向かう。そこに、ルノーからトラブルの連絡を受けていた、ナチスのシュトラッサー少佐がやって来・・・

セリフ・名言

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セリフ・名言 7 カサブランカ

ルノー「勝者の方が、もっと払ったのではないかね?」

0:20:00頃 警察署長のルノーは、リックの前歴を調べ上げていた。皮肉屋の仮面・・・の裏側には、弱者の側に立って戦う熱い面を持っていることを認識していた。うそぶいてかわそうとするリックだったが、ルノーはさらに追い打ちをかける。ちなみに、1935年のエチオピアでは、イタリア軍がエチオピアに侵攻する第二次エチオピア戦争が起こっ・・・
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セリフ・名言 8 カサブランカ

ルノー「カサブランカでは、私の運命を決めるのはこの私だ」

0:20:20頃 フランスの警察署長のルノーは微妙な立場にある。本国フランスがド・・・イツに占領されているため、間接的にドイツの命令を聞かなければならない立場にあった(ゲシュタポはドイツの秘密国家警察)。そんなルノーとリックとのやり取りでの言葉。ルノーの意地が垣間見える。だが、ドイツのシュトラッサー少佐がやって来るとすぐに向・・・
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セリフ・名言 12 カサブランカ

ルノー「あなたはカサブランカを訪れた女性の中で最も美しいと聞いてましたよ。その言葉はとても控え目だったようだ」

0:27:10頃 リックの店にやってきたラズロとイルザ。ラズロからイルザを紹介さ・・・れた時のルノーの言葉。ルノーは女性好きで口が達者。そのことが如実に現れた、まさに”歯の浮くような”褒め言葉。 ・・・
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セリフ・名言 13 カサブランカ

ルノー「もし私が女性だったら、リックにほれてしまうに違いないでしょう」

0:27:40頃 イルザにリックがどんな男かを聞かれたルノーの答え。ルノーがリッ・・・クに好意を抱いている事がわかる。また、後半部分はルノーが女性慣れした人物であることが伝わってくる。この言葉を聞いたイルザは複雑な表情を浮かべている。理由は言うまでもなく、自分がリックにほれてしまった女性だからだ。 ・・・
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セリフ・名言 22 カサブランカ

ルノー「直接的な質問をした報いだな。この話題は終わりにしよう」

1:02:10頃 リックが通行許可証を持っていると疑うルノーとリックのやり取り。・・・答えられない質問に、リックも答えられない質問で返す。ヴィシーとは、ドイツによる傀儡(かいらい)政権の呼び名(ヴィシーは地名で、そこをドイツは占領したフランスの首都とした)。ドイツに母国を占領されたフランス人ルノーの、複雑な胸の内をくすぐるリ・・・
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セリフ・名言 27 カサブランカ

ルノー「さみしくなるよ。どうやら君は私よりも良心の呵責を感じない、カサブランカで唯一の人間だからね」

1:31:05頃 リックは、イルザとともに出国することにしたため、ラズロをルノー・・・に逮捕させると話す。その計画を聞いたルノーの言葉。女性のためにラズロを売るリックと、出国ビザをエサに女性に体を求めているルノーを比べている。 ・・・
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セリフ・名言 30 カサブランカ

ルノー「札付きの奴らを一斉検挙しろ」

1:40:35頃 ラズロとイルザの乗った飛行機が飛び立つのを止めようとするドイツ・・・のシュトラッサー少佐をリックは撃つ。銃声を聞いた警官たちがやって来る。真相を知っているのはリックとルノーの2人。そこでルノーが警官たちに出す指示の言葉。食えない人物として描かれてきたルノーが、愛国者でもあったことが明らかになる。 ちなみに・・・

その他の登場人物・キャスト

カサブランカ IMDb
人物 5 カサブランカ

シュトラッサー

俳優:コンラート・ファイト シュトラッサーは、ドイツ軍の少佐。フランス領カサブランカに赴任してくる。フランス・・・がドイツの占領下にあるため、フランスを通してカサブランカを支配している。 レジスタンスの闘士であるヴィクター・ラズロの存在を知り、カサブランカに足止めにする。リックの店で、ドイツ兵とともに愛国歌「ラインの護り」を合唱するも、ラズロが先導し・・・
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人物 6 カサブランカ

フェラーリ

俳優:シドニー・グリーンストリート フェラーリは、カサブランカの酒場「ブルー・パロット」の経営者。カサブランカの闇市・・・の大物。リックとはともに酒場を営むライバルでもあり、友人。店の売却や、サムの移籍を冗談半分でリックに持ちかけるが、拒否される。だが、リックがカサブランカから去ることにしたため、リックに持ちかけられて「カフェ・アメリカン」を買い取る。 ・リッ・・・
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人物 7 カサブランカ

ウーガーテ

俳優:ピーター・ローレ ウーガーテは、出国ビザを売買するブローカー。何らかの方法で入手した出国ビザを、カ・・・サブランカに足止めにされている人々に高額で売却しているが、足を洗ってカサブランカから去ろうとしている。リックに通行許可証を預けてカジノで楽しんでいるところを、ドイツ軍に逮捕され、翌日に亡くなる。 ・・・
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人物 8 カサブランカ

サム

俳優:ドリー・ウィルソン サムは、リックが運営する酒場「カフェ・アメリカン」のミュージシャン。ピアノを弾き・・・ながら歌う姿を見せる。リックとはパリ時代からの付き合いで、互いに信頼を寄せ合っている。「カフェ・アメリカン」に現れたイルザを見た時には、トラブルを予感してか、いい顔をしていない。だが、イルザに呼ばれ、イルザとリックの思い出の曲である「時の過・・・
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人物 9 カサブランカ

カール

俳優:S・Z・サコール カールは、リックが運営する酒場「カフェ・アメリカン」のウェイター。仕事の後は、レ・・・ジスタンスの集会にも参加している。リックがブルガリア女性を助けるために、女性の夫をルーレットで勝たせてやった際には、喜び、リックに笑顔を向ける。また、アメリカに行けることになった同郷の老夫婦と、楽しそうに会話する姿も見せる。 ・・・
ストーリー カサブランカ

ストーリー・あらすじ紹介

カサブランカのストーリー・あらすじ紹介。
セリフ・名言 カサブランカ

セリフ紹介

カサブランカのセリフ紹介。
シーン カサブランカ

シーン紹介

カサブランカのシーン紹介。
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