登場人物・キャスト レナードの朝
ポーラ(ペネロープ・アン・ミラー)
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ポーラは、父親が慢性神経病患者専門の病院に入院している、映画「レナードの朝」の登場人物。病院に見舞いに訪れ、反応のない父親に野球の記事を読んであげる姿を見せる。病院の食堂でレナードと出会い、ウェートレスの仕事の話などをする。反応のない父親に自分の言葉が聞こえているかを悩んでいることを話し、レナードからは「聞こえている」と言われる。
病状が悪化してけいれんがひどくなったレナードから、「会うのは最後にしよう」と告げられた時には、立ち去ろうとするレナードを引き寄せ、涙を流しながらダンスを踊る。その後、元の状態に戻ったレナードに本を読んでやる様子が描かれる。
キャスト
ポーラを演じているのは、アメリカの俳優であるペネロープ・アン・ミラー。公開時26歳頃。同時期の出演作には、「ドン・サバティーニ」(1990)、「キンダガートン・コップ」(1990)などがある。
「レナードの朝」の関連項目
シーン 9
レナードの朝
一時は回復したレナードだったが、再び病状が悪化していく。けいれんが止まらないレナ・・・ードの様子を見た嗜眠性脳炎の患者たちは、自分もレナードのように戻ってしまうと不安がる。病状はどんどん悪化していくレナードだったが、研究のために自分の姿を映像で記録するようにセイヤーに話す。また、レナードの母は、レナードへの助けをセイヤーたち・・・
人物 2
レナードの朝
俳優:ロバート・デ・ニーロ
レナード・ロウは、慢性神経病患者専門の病院に入院する嗜眠性脳炎の患者である、映画・・・「レナードの朝」の登場人物。11歳の時に嗜眠性脳炎を患う。手が震える症状から学校に行けなくなり、9年に渡って自宅で過ごす。症状の悪化によって、1939年11月14日に現在の病院に入院。呼びかけにも反応しない状態で、30年の時が過ぎていた。
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レナードの朝
「嗜眠性脳炎」は、1910年代から1920年代にかけて流行した脳炎。ウイルスが原・・・因と言われているが、確実には判明していない。別名「眠り病」とも言われる。患者は四肢の硬直した状態となり、呼びかけにも応じない。だが、セイヤー医師によって、「投げたボールをキャッチする」「特定の音楽を聞くと動く」といった反応を示すことが明らか・・・
キーワード 7
レナードの朝
回復した患者たちが数十年にぶりに町へ向かう。ダンスホールではローズがセイヤーをダ・・・ンスに誘う。ダンスが苦手なセイヤーだったが、ローズに無理やりつきあわされる。また、症状が悪化して体のけいれんが止まらなくなったレナードが親しくなったポーラに別れを告げた時には、立ち去ろうとするレナードをポーラが引き寄せ、2人でダンスを踊る。・・・
キーワード 1
レナードの朝
「レナードの朝」は、アカデミー賞の3部門(作品賞、主演男優賞=ロバート・デ・ニー・・・ロ、脚色賞)にノミネートされる評価を受けた。日本アカデミー賞では、優秀外国作品賞に選ばれた。
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その他の「レナードの朝」の登場人物・キャスト
人物 6
レナードの朝
俳優:ジョン・ハード
カウフマンは、慢性神経病患者専門の病院の医師である、映画「レナードの朝」の登場人・・・物。セイヤーの上司にあたる。Lドーパを嗜眠性脳炎の患者に投与することを提案するセイヤーに当初は反対するが、セイヤーの熱意に負けて1人だけの試験投与を認める。レナードが回復したことから全患者への投薬を求めるセイヤーには、資金的な問題から却下す・・・
人物 7
レナードの朝
俳優:アリス・ドラモンド
ルーシーは、慢性神経病専門の病院に入院する患者である、映画「レナードの朝」の登場・・・人物。面倒を見ていた姉が亡くなったことから病院に入院してきた。呼びかけにも応答しないが、落ちたメガネをキャッチする反射能力を持つことにセイヤーが気づく。また、自力で歩行するものの途中で立ち止まってしまい、セイヤーがタイルの模様が変わったこと・・・
人物 8
レナードの朝
俳優:マックス・フォン・シドー
ピーター・インガムは、嗜眠性脳炎について研究してきた医師である、映画「レナードの・・・朝」の登場人物。セイヤーの訪問を受け、記録映像などを見せる。患者について、「何も考えていない。それ以外には考えられない」と私見を述べる。
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人物 9
レナードの朝
俳優:ジュディス・マリナ
ローズは、嗜眠性脳炎の患者である、映画「レナードの朝」の登場人物。呼びかけに反応・・・を示さない状態だったが、「Shanghai Shuffle」が流れると動くことが判明する。その後、Lドーパの投薬によって回復する。ダンスホールでは、禁酒法が廃止されたことを確認してカクテルの「ロブ・ロイ」を頼み、いやがるセイヤーをダンスに誘・・・
人物 10
レナードの朝
俳優:ジョージ・マーティン
フランクは、嗜眠性脳炎の患者である、映画「レナードの朝」の登場人物。呼びかけに反・・・応を示さない状態だったが、Lドーパの投薬によって回復する。両親は死に、妻は施設に入っており、息子は西海岸で行方がわからない状態に、「ペテンにかけられた気分」と語る。その後、息子から手紙が届いて喜ぶ姿を見せる。やがて、他の患者と同様に元の状態・・・