登場人物・キャスト 耳をすませば

月島 雫(本名 陽子)

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月島雫は、読書好きの中学3年生の少女である、映画「耳をすませば」の登場人物。図書館員の父の靖也、社会人学生として大学院に通う母の朝子、大学生の姉の汐と、小さなアパートで暮らしている。読書が好きで、学校と市立図書館で多くの本を借りて読んでいる。親友は夕子で、男子の杉村とも仲がいい。

夏休み中に多くの本を読むことを目的としている。ある時、自分の借りた本の図書カードに「天沢聖司」の名前を見つけ、これまでに借りた多くの本を天沢聖司が借りていることに気づく。ある日、ベンチに忘れた本を取りに行くと、少年が読んでいる。その少年が天沢聖司なのだが、雫はそのことを知らない。

後日、電車に乗った時に、太ったネコが乗っていることに気づく。同じ駅で降りたネコを追いかけて、丘の上にある古道具屋「地球屋」を見つける。地球屋の主人のおじいさんである西と知り合いになり、ネコの人形(バロン)のことが気になる。父に届けるための弁当を店に忘れてしまい、先日会った少年が届けてくれるが、「大きな弁当箱だな」と揶揄されて怒る。

親友の夕子が、杉村のことを好きであることを聞く。杉村にそのことを話すが、逆に杉村から告白される。友人以上の関係は考えられない雫は断る。杉村の気持ちに気づいていなかった自分の鈍さに落ち込み、地球屋に向かう。店は閉まっているが、少年が再び現れて中に入れてもらう。少年が地球屋のアトリでバイオリン職人を夢見て修行をしていること、中学を卒業したらイタリアに修行に行こうとしていること、そして名前が天沢聖司であることを知る。

聖司が、急きょイタリアに2カ月の試験修行に行くことになる。聖司の姿に影響され、以前から書きたいと思っていた物語を書くことにする。物語を書くことに夢中になったために成績が大幅に落ちてしまうが、両親からは気の済むまでやるように言われる。

苦労の末に、地球屋のネコの人形(バロン)の物語「耳をすませば」を書き上げる。西に最初の読者になってもらう。西はほめてくれるものの、できが良くないことが分かっているため、号泣する。西からは、才能を磨くように励まされる。自分に足りないものが分かり、もっと勉強する必要を感じ、高校受験に身を入れる決意をする。

翌日の早朝、イタリアから一時帰国した聖司と再会。聖司の自転車に2人乗りをして、一緒に朝日を見る。聖司から愛を告白され、受け入れる。

・夕子に頼まれて、「カントリー・ロード」の訳詞を書く。聖司の演奏するバイオリンに合わせて歌い、西や友人も伴奏するシーンがある。また、パロディとして「コンクリート・ロード」という詩も書く。

・夕子とは仲が良く、杉村を好きな夕子から相談をされるほか、聖司がイタリアに行くことを聞いた日の夜には相談に行く。夕子と話すことで、自分が何をするべきかの考えがまとまる。

関連項目

セリフ・名言 2 耳をすませば

雫「あーあ、せっかく物語が始まりそうだったのに・・・」

0:19:00頃 ある日、市立図書館に向かうために電車に乗った雫は、太ったネコが・・・乗っていることに気づく。雫の横に座ったネコは、雫と同じ駅で降りていく。図書館の方に向かっていくネコを追いかける雫。だが、信号待ちしている間に、ネコを見失ってしまう。本や物語が好きな雫の一言。・・・
セリフ・名言 3 耳をすませば

西「そうか、お嬢さんはドワーフを知ってる人なんだね」

0:26:10頃 一度は見失ったネコを再び見つけた雫。ネコを追いかけた雫は、丘の・・・上にある古道具屋「地球屋」を見つける。興味をそそられた雫が中に入ると、主人のおじいさんが声をかけてくる。古時計の修理を終えたおじいさんが時計を動かすと、オルゴールの音色とともに宝石を発掘するドワーフの人形が動き出す。物語が好きな雫はドワーフ・・・
セリフ・名言 4 耳をすませば

雫「とてもいいことがあって、洞窟で宝物を見つけた感じだったの。それが、心ない一言で生き埋めになった気分」

0:29:10頃 丘の上にあるすてきな古道具屋を見つけた雫は、秘密の場所を見つけ・・・たようないい気分だった。だが、そのあとに、名前を知らない少年に、父に届ける弁当をネタに「大きな弁当箱だな」と揶揄されて、怒る。複雑な今の気持ちを、雫は父に説明する。・・・
セリフ・名言 5 耳をすませば

雫「杉村のこと好きだけど、好きとかそういうんじゃ・・・。ごめん、うまく言えない」

0:42:50頃 雫の親友の夕子は杉村が好きだった。夕子は、杉村の友人からラブレ・・・ターをもらっていた。杉村が夕子にラブレターの返事を催促すると、夕子は泣きながら逃げ出してしまう。どうして夕子が泣き出したのか分からない杉村は、雫に相談する。夕子が杉村のことを好きなことを話す雫だったが、杉村は雫のことを前から好きだった。雫は・・・
セリフ・名言 6 耳をすませば

雫「バカ!にぶいのは自分じゃないか」

0:44:05頃 夕子の気持ちに気づかない杉村のことをにぶいと思っていた雫。だが・・・、杉村から告白された雫は、杉村の気持ちにまったく気づいていなかった雫は、杉村よりも自分の方がにぶいと落ち込むのだった。・・・
セリフ・名言 7 耳をすませば

雫「君もかわいくないね。私そっくり。どうして変わっちゃうんだろうね・・・」

0:46:25頃 杉村に告白され、自分の鈍さに落ち込む雫は、自宅の机の上で眠って・・・しまう。起きた雫は、丘の上の古道具屋「地球屋」に向かう。地球屋は閉まっていたが、自分を地球屋に導いてくれた太ったネコを見つけて、話しかけるのだった。・・・
セリフ・名言 9 耳をすませば

雫「空に浮いてるみたい・・・」

0:49:20頃 古道具屋「地球屋」にやって来た雫だったが、店は閉まっていた。そ・・・こにやって来た少年が、裏から中に入れてくれることになる。丘の上にある店の裏口への道からは、町を一望できる景色が広がっていた。そんな景色を見た雫の言葉。・・・
セリフ・名言 11 耳をすませば

雫「すごいね。もう進路を決めてるなんて。私なんか、全然見当もつかない。毎日なんとなく過ぎちゃうだけ」

0:59:50頃 何度か出会っていた少年が、探していた天沢聖司だと分かった雫。バ・・・イオリン職人を目指す聖司は、中学校を卒業したらイタリアに修業に行きたいと考えていた。明確な目標を持つ聖司に、雫は感心する。・・・
セリフ・名言 12 耳をすませば

雫「私なんか、バカみたい。聖司君と同じ高校に行けたらいいなあなんて・・・ハハハ。てんでレベル低くて、やんなっちゃうね」

1:06:30頃 バイオリン職人の修行を家族に反対されていた聖司だったが、2カ月・・・間にわたり、イタリアに試験修行に行くことになる。その話を聞いた雫は、聖司に感心しながらも、どんどん夢に向かって突き進んでいく聖司の姿に、置いていかれるさみしさも感じている。・・・
セリフ・名言 14 耳をすませば

雫「自分よりずっとがんばってる奴に、がんばれなんて言えないもん」

1:10:30 聖司がイタリアに2カ月間の修行に行くと聞いた雫は、考えが混乱して・・・しまい、親友の夕子に相談に行く。夕子はアドバイスをくれるが、明確な夢に向かってがんばる聖司に対してどうすればいいのか、雫には分からない。・・・
セリフ・名言 15 耳をすませば

雫「そうかぁ、簡単なことなんだ。私もやればいいんだ」

1:11:55頃 聖司がイタリアに2カ月間の修行に行くことになり、モヤモヤした気・・・持ちを抱えていた雫だったが、親友の夕子と話をしているうちに気持ちの整理がつく。聖司のがんばる姿に圧倒されていた雫だったが、自分も以前からやりたかったこと=物語を書くことに、挑戦してみることにする。・・・
セリフ・名言 18 耳をすませば

西「よくがんばりましたね。あなたはステキです。あわてることはない。時間をかけてしっかり磨いてください」

1:34:40頃 物語「耳をすませば」を書き上げた雫は、以前の約束通り、主人公の・・・モデルの人形バロンの持ち主の、地球屋のおじいさんの西に、最初の読者になってもらう。読み終えた西は、「とてもよかった」と雫に話すが、できが悪いことを知っている雫は信じない。そんな雫への西の言葉。このあと西は、ルビーの原石の入った雲母片岩を雫に・・・
セリフ・名言 21 耳をすませば

雫「お荷物だけなんて、ヤダ!私だって役に立ちたいんだから!」

1:43:20頃 雫を自転車の後ろに乗せて、秘密の場所に雫を連れていく聖司。急な・・・坂を上るために、必死に自転車をこぐ。聖司が大変そうなのを見た雫と聖司のやりとり。雫は、自転車を降りて聖司の後ろを押してやる。・・・
セリフ・名言 22 耳をすませば

雫「私、背伸びしてよかった。自分のこと、前より少し分かったから」

1:45:50頃 2カ月間の試験の修行から戻ってきた聖司は、自分だけの秘密の場所・・・に雫を連れていく。そこで、美しい朝日を見た聖司は、バイオリン職人になるという夢を追いかけて、雫をないがしろにしていたことを謝る。だが、雫は聖司のおかげで物語を書くことに挑戦できたのだった。・・・
キーワード 6 耳をすませば

小説「耳をすませば バロンのくれた物語」

夢を追いかける聖司の姿に触発された雫は、以前から書きたかった物語を書くことにする・・・。古道具店の地球屋に置かれていた猫の人形「バロン」を主人公にした物語である。映画内では、物語は断片的にしか分からないが、雫の姿をした少女がバロンと空を飛ぶシーンや、洞窟の中で本物の宝石を探すシーンが映像で描かれる。タイトルは「耳をすませ バ・・・

その他の「耳をすませば」の登場人物・キャスト

セリフ・名言 2 耳をすませば

雫「あーあ、せっかく物語が始まりそうだったのに・・・」

0:19:00頃 ある日、市立図書館に向かうために電車に乗った雫は、太ったネコが・・・乗っていることに気づく。雫の横に座ったネコは、雫と同じ駅で降りていく。図書館の方に向かっていくネコを追いかける雫。だが、信号待ちしている間に、ネコを見失ってしまう。本や物語が好きな雫の一言。・・・
セリフ・名言 3 耳をすませば

西「そうか、お嬢さんはドワーフを知ってる人なんだね」

0:26:10頃 一度は見失ったネコを再び見つけた雫。ネコを追いかけた雫は、丘の・・・上にある古道具屋「地球屋」を見つける。興味をそそられた雫が中に入ると、主人のおじいさんが声をかけてくる。古時計の修理を終えたおじいさんが時計を動かすと、オルゴールの音色とともに宝石を発掘するドワーフの人形が動き出す。物語が好きな雫はドワーフ・・・
セリフ・名言 4 耳をすませば

雫「とてもいいことがあって、洞窟で宝物を見つけた感じだったの。それが、心ない一言で生き埋めになった気分」

0:29:10頃 丘の上にあるすてきな古道具屋を見つけた雫は、秘密の場所を見つけ・・・たようないい気分だった。だが、そのあとに、名前を知らない少年に、父に届ける弁当をネタに「大きな弁当箱だな」と揶揄されて、怒る。複雑な今の気持ちを、雫は父に説明する。・・・
セリフ・名言 5 耳をすませば

雫「杉村のこと好きだけど、好きとかそういうんじゃ・・・。ごめん、うまく言えない」

0:42:50頃 雫の親友の夕子は杉村が好きだった。夕子は、杉村の友人からラブレ・・・ターをもらっていた。杉村が夕子にラブレターの返事を催促すると、夕子は泣きながら逃げ出してしまう。どうして夕子が泣き出したのか分からない杉村は、雫に相談する。夕子が杉村のことを好きなことを話す雫だったが、杉村は雫のことを前から好きだった。雫は・・・
セリフ・名言 6 耳をすませば

雫「バカ!にぶいのは自分じゃないか」

0:44:05頃 夕子の気持ちに気づかない杉村のことをにぶいと思っていた雫。だが・・・、杉村から告白された雫は、杉村の気持ちにまったく気づいていなかった雫は、杉村よりも自分の方がにぶいと落ち込むのだった。・・・
ストーリー 耳をすませば

ストーリー・あらすじ紹介

耳をすませばのストーリー・あらすじ紹介。
セリフ・名言 耳をすませば

セリフ紹介

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音楽 耳をすませば

音楽紹介

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キーワード 耳をすませば

キーワード紹介

耳をすませばのキーワード紹介。
  • 作品

英国王のスピーチ

公開年 2010年
製作国 イギリス、オーストラリア
監督  トム・フーパー
出演  コリン・ファース、ジェフリー・ラッシュ、ヘレナ・ボナム=カーター、ガイ・ピアース
  • 作品

ハリー・ポッターと炎のゴブレット

公開年 2005年
製作国 アメリカ、イギリス
監督  マイク・ニューウェル
出演  ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン、ロビー・コルトレーン
  • 作品

スタンド・バイ・ミー

公開年 1986年
製作国 アメリカ
監督  ロブ・ライナー
出演  ウィル・ウィートン、リヴァー・フェニックス、コリー・フェルドマン
  • 作品

ハリー・ポッターと秘密の部屋

公開年 2002年
製作国 アメリカ
監督  クリス・コロンバス
出演  ダニエル・ラドクリフ、ルパート・グリント、エマ・ワトソン
  • 作品
  • 8.31

グリーンマイル

公開年 1999年
製作国 アメリカ
監督  フランク・ダラボン
出演  トム・ハンクス、マイケル・クラーク・ダンカン、デヴィッド・モース、ジェームズ・クロムウェル
  • 作品
  • 8.42

インセプション

公開年 2010年
製作国 アメリカ、イギリス
監督  クリストファー・ノーラン
出演  レオナルド・ディカプリオ、渡辺謙、ジョゼフ・ゴードン=レヴィット、マリオン・コティヤール
作品一覧